そよそよ風がふいてます

青い葉っぱが揺れてます

5☆子供がひとりでいること

2006年07月01日 | Weblog
 「なにしてるのー?」
 「なんにもしてなーい」
 「ふぅーん・・・、なんにもしてないことしてるのかぁ」

こんな会話がよくありました。たまには針を持って布の図柄にそって
縫い物をしたり、広告紙とセロテープで何やら作ったりしていました
が、そういえばそんなのもひとりでしたね。
ぼーっと空を眺めたり、ほおづえついて何をしようか
考えるのに多くの時間を使っていたように思います。

いざすることが決まると、がぜん夢中になってひとりの世界に入り込
み、ご飯の時間をそれに合わせるしかなくなって・・・。
ひとりでめいっぱいやりたいことをする、あたりまえのことのようで
すが、そんな時間を大人は奪っていたかもしれない。子供がものごと
に徹底的に向かうのは本能ではないだろうかと驚きっぱなしでした。

ひとしきり裁縫なり小説なり(?)手紙なり何日かで満足して、
「こんどのあーちゃんちの料理教室、行くからねー」とおっしゃる。
そしてどなたからかいただいた緑のミニスーツをきておでかけ。
それを着ていくと駅員に「あんた、こどもっ!」なんていわれたり、
小5で。

ひとりでいたいときと、ほかの人に会うときを自由に自分のさじ加減
で選べるのは子供だっていい、ひとりが幸せな子供もいて、たまに友
だちに会って人物観察。会うとホームスクーラーの女の子7.8人い
ました。一番年下で一番おとなしくて。
みんなのこと見ているだけでも幸せそうでした。

まだまだ駆け出しホームスクーラー。
最初は元気なみんながまぶしくて、でもみんな学校行ってなくて自分
と同じで、面白いお母さんたちの話しの輪のなかにもよくいました。

ひとり、ひとり、ひとり、それは子供から取ってはいけない素敵な世界
です。のーんびり子供といっしょにいなければわからないことでした。


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