そよそよ風がふいてます

青い葉っぱが揺れてます

素数はやっぱりおもしろい

2009年12月05日 | Weblog
きょうBSNHKで「魔性の難問、リーマン予想と天才たち」
という番組にぐいぐい引き込まれました。

素数という言葉は学校で聴いたことはあっても、素数に関心を持ったのは、
10年ぐらい前に数学者の加藤和也先生の数学講座を受けてからです。

「素数の音はとんからり」とかプリントにあって、ひとりごとのような
語り部のような話し方で素数の持ってるおもしろさを伝えてくれました。

きょうまた素数にふれて愕然、素数の謎が解明されてないからこそ役に
立ってる面があるんだ、というより素数でいろいろな現象はなりたって
いるんだ、と再確認。

素数ってね、調べてみてね、いろいろ載ってるよ。
加藤和也先生は今や、世界の数学のリーダーになってる、わぉ。

「100までの素数を皆さんで探してみましょうか」
「2,3,5,7,11,13,17,19,23・・・」
「おお、皆さんよくご存知ですねぇ」
「先生、プリントにのってます」
「おお、そうでしたか、私がのせてたのですね、それはそれは」

「私ね、時々道で立ち止まるんですよ、でも誰もね、あのー、
  素数でお悩みですかって、ええ、聞いてくれません・・」な授業。

150桁の素数なんて考えられないけど、企業の金庫に納まるほど貴重。
で、今年までに1297万8189桁の素数が活躍しているらしい。それは、2の
43112609乗のかずだそうだ。

TVでは、数学者のモンゴメリーと物理学者のダイソンのお茶を飲みながらの
ちょっとした会話から素数の数式と物理の元素に関わる数式が似ていること
がわかり、宇宙の謎も素数の解明なくしては始まらないと語っていた。

何にでも出会いってあるものだなぁとつくづく思う。
加藤先生の、あの素数のとんからりの授業を受けていなかったら、一生、素数
なんて関係なしで、きょうのTVも引き込まれてなかっただろうし。

素数はやっぱりおもしろい、ちょっとでもいいから調べてみて。

最新の画像もっと見る