そよそよ風がふいてます

青い葉っぱが揺れてます

山形の

2009年06月21日 | Weblog
現在93歳の植木先生に初めて会ったのが、
先生が59歳の時、つまり今の私のとし。

きのう初めて気が付いて、胸があったかーくなった。
ひとりで牧会されてて、24歳の私を預けられた気持ち、
どんなだっただろう?
私は2年間、あまりしゃべらなかったらしい。

駅でもスーパーでも、聞こえてくる話の内容がわからない。
お隣さん、子どもたち、教会の人まで、私にとっては
外国人。

「んだべした」
「んだなよー」
「あいべはー」
「だってーずー」

3年目、私はいっきに長井弁でしゃべりだした。
みんなに違和感はなかったようだ。
それまで方言の強いところに住んできた、吸収力は抜群
福岡、大分、山口、千葉、東京(中野・八王子・東村山)、
その後は、茨城、愛知だけど。

教えてもらいもせず、2年で長井の人になれた。
植木先生のおかげである。
いっしょに歩いていると母娘のようにみられた。

料理は当番制、植木先生の田舎料理は美味しかった。
私のは・・・

「なんだべ?この上に浮いてんの?」と先生。
覗き込む私、「ゴミでしょ」とひとこと。
「ゴミ、ってないべしたー」と苦笑いの先生。
ゴミ入り味噌汁を出した私でした・・・

なつかしいやら笑えるやら。
そっか、あの時の「おしんばんちゃ」のとしね私。
まだまだいけるいける