goo追撃コラム&取材メモ【予備サイト】

かったるい話ヌキの情報発信ブログ。改革派政治家とマスコミ検証。独自取材もとに元記者が追撃する。マスコミにない情報満載

「確認でなく、明らかにする気があるかどうか」-に、バックレる知事の片腕

2005年03月11日 | 長  野  県  政
     追撃流 ≪議会の見どころ≫

3月9日(水) 一般質問 清水保幸議員(志昂会)で面白い場面がある。
議会録画 1:17 ごろから清水議員登壇 
http://www.pref.nagano.jp/gikai/tyousa/movie/library.htm
何度聞かれても噛み合わない答弁を繰り返す経戦局長

この場面の清水議員の答弁原稿 活動日誌 5分は短い!!
メルマガを配信した後、清水議員のHPにアップされているのを発見したのでここにリンクした。これは原稿なので、その時の相手とのやり取りの流れのなかで、変わっている部分もある。

清水議員が松林経営戦略局長を、知事の後援会しなやか会の負担でホテルの部屋代を払ったことがあるか?禁止されているツケ回しではないか?と独自入手の資料を基に追求したが、松林局長は詳細は知らない、担当でない、事実を確認するーなどとして答えをはぐらかした。1:25 ごろから

清水議員の「調査して明らかにするか」という問いにも「確認する」とだけ答えて、議長から「確認でなく、明らかにする気があるかどうか、ちゅうことです」と再答弁をうながされても、「ですから事実確認をしてー」と言うのみで、明らかにするかについては回答を頑なに避けている。1:30 ごろから。

この人物が田中知事が長野県庁で最も頼りとする幹部職員だ。田中県政の実態を表す象徴的一場面だ。

田中知事、県ホームページに堂々のデマ宣伝 メルマガ配信

2005年03月10日 | 長  野  県  政
先ほど、下記見出し記事のメルマガを配信しました。購読登録は左下「ブックマーク」から。

● 田中知事、県ホームページに堂々のデマ宣伝
   鈍感マスコミはこれをスルー、非難もせず

● 百条委員会設置はほぼ決まり

● 議会録画の見どころ
   知事後援会からのつけ回し公表するか?ーに
   松林局長返答せず

▼ 田中知事、逆切れ!責任転嫁ー議長に言付け、
   県HPでデマ宣伝 小林部長一週間入院予定

▼ 任期付き職員、またまた異動 
   今橋参事が経営戦略局から遠ざけられてー

注=▼印は「取材メモ」で↓すでに掲載した記事。書き換えた部分もある。
      http://blog.goo.ne.jp/tuigeki/

小林部長の議会欠席ー田中知事のすり替え論法にスッポリはまるマスコミ

2005年03月09日 | 長  野  県  政
田中知事は県ホームページで小林総務部長の議会欠席は平野議員にうそつきだと言われたからだーと主張しているが、これはすり替えだ。

平野議員がうそつきと言っていたのは田中知事のことだ。それがいつの間にか、すり替えられている。マスコミも田中知事の言い分を鵜呑みにして、それをそのまま流している。

「懲戒免職にしてやる」と田中知事が小林総務部長を恫喝したことを平野議員が公表したことが欠席の大きな理由だと思うが、それがスッポリ抜け落ちている。おかしくないか?

この件についてメルマガかブログで後刻書く予定。

マスコミにない一次情報ブログ&メルマガ ・ 田中康夫知事取材して4年半

2005年03月09日 | 当ブログ趣旨 コメント・TBの際必読
マスコミが報じない田中康夫の実態を、元記者が実際に長野県庁を取材してメルマガ「田中県政追撃コラム」とブログで情報発信している。
ネット上に様々なブログ、メルマガがあるが、個人が運営して、一次情報を出しているものはほとんどない。大抵は、マスコミに出ていた情報を基にした感想であり、意見だ。私が運営するブログ&メルマガに出されている情報は、基本的に私が取材している一次情報だ。
田中知事は改革詐欺師だ。この正体を暴き、これを報じないマスコミの建前報道の問題点を指摘することが私の目的だ。
これについて、さらに詳しいことは私のメルマガ・ホームページで書いている。
田中県政追撃コラム

一次情報を個人で集めるのは容易ではない。私は一般マスコミ記者の数倍の取材ノウハウと「長野県政」という限られた中でこれを可能にしている。オールマイティーにどの情報でもーというのは個人では不可能だが、フィールドを限定することで私はこれを可能にしている。こういうものはめったにない。

実際に長野県庁を取材し、議員、職員、市民の協力の下にこれを行っている。マスコミ関係者や弁護士もいる。もう4半年もこんなことをやっている。最初はメルマガだった。いまはブログがそれに加わった。デイリーの小ネタはブログ、それらをまとめたものや最新の特ダネはメルマガでーというスタイルになっている。
スボラな人はメルマガだけでも用が足りるはずだ。登録されることを勧める。(購読登録は左下の『ブックマーク』からできる)

田中知事は脱記者クラブ宣言というのをやっているが、あれはまったくの嘘っぱちだ。安全パイの、ほとんど子供のようなマスコミ記者の建前質問には答えるが、私などキツイ質問するものは指名すらしない。信じられないことだが、これはマスコミ報道されないので一般に知られてない。
私のようなホンネ報道をするものにとって、記者クラブが解放されたことはあまり意味を持たない。記者クラブで得られるのは県の公式見解だけだからだ。ホンネの情報は議会、県庁内を足で回らなければ得られない。


このブログ&メルマガはネット上に比類ないものだ。「田中県政」「マスコミ」「ネット」のキーワードに興味ある方ならこんな面白いものはないはずだ。

私が出している田中県政情報は既存マスコミから出されるものと大きく違う。最初は戸惑われる読者もいるだろう。しかし、しばらく見ていればどっちが実態を報じているかわかるはずだ。マスコミ情報はうわべの建前だ。客観報道ともいえる。

ネットに集う人々は多かれ少なかれマスコミ情報に飽き足らない人たちだ。私がやっていることはマスコミを真っ向から否定することでもある。田中県政報道を通じてマスコミ情報のまがまがしさを訴えることにある。
マスコミは客観報道を標榜している。主観を排して、客観的で公正な情報を伝えるーということで、それはそれでいいのだが、落とし穴がある。田中康夫のように最初っから世間を欺こうというものにはいいように利用されるばかりだ。

あるとき、田中康夫が会見で”ウソ泣き”をした。普通の常識あるものが見ていれば分かる。しかし、それを現在の客観報道を標榜するマスコミは”ウソ泣き”とは伝えられない。ただ、”泣いた”とだけ伝える。”ウソ泣き”かどうかは見るものの主観によるからだ。かくしてマスコミは”客観報道”の名の下にウソを流布することになる。

私の手法は客観的主観主義だ。一見言辞矛盾のようだが、事実は事実として客観的に伝え、その上で私の主観をまじえて伝えるーということだ。田中康夫が泣いたら、ウソか本当か見極めて書くということだ。マスコミは責任を回避するために客観報道を掲げている面もある。ある意味、無責任報道だ。

素朴な客観報道だけでは複雑な実態は伝えきれない。特に田中康夫のようなペテン師に対するにはそうだ。田中康夫をペテン師とするのは、彼の正体を知らないひとには過激に思えるかもしれない。しかし、彼を評するにこれ以上的確な言葉はない。長野県では多くの人が田中康夫のことをこう言っている。ただ、マスコミに載らないだけだ。

マスコミが報じ得ないペテン師知事・田中康夫の正体を暴くーこれが私がネットを通じて行うことの主目的だ。

 コメント・トラックバック について。
私は匿名の意見は認めない。匿名は無責任と勇気のなさを宣言しているようなもので、聞くに値しない。自信があり、責任を取る気があれば匿名にするはずもない。それが社会の常識だ。無責任にテキトーなことを言ってやれーと思うから匿名なのだ。
ネット上で匿名でもいいようなことが言われているのは、ネットに巣食うお宅の勝手な屁理屈でしかない。
そもそも、私はネット上で未知の人とやり取りする趣味はない。取材した情報を発信するのが目的だ。メルマガが主で、ブログはそれを補完するものだ。記名のメールには返信しているが、ブログだけの読者には基本的に返信しない。

匿名でいいのは、名もなき市民が権力者を告発するときだけだ。県職員の内部告発メールやコメントはこれまでどおり歓迎だ。
メール宛先 tuigekiml@infoseek.jp

 規約違反、常識はずれのものは見つけ次第削除する。ひどいものはブログ運営会社に通告し、厳しく対処するように要請している。これはメールなどではなく、電話や直に相手に面談してしている。私はネット界の住人ではなく、現実社会で活動する人間だ。不正に対してはネット上だけでなく、現実社会の中で解決するようにしている。

注=ネット上には異常に疑り深い人がいる。そういう人に説明の言葉を私は持たない。上に書いたことは普通の常識ある人なら十分理解できるものだと考える。これが理解できない人は読者にならなくて結構だ。

田中知事、逆切れ!責任転嫁ー議長に言付け、県HPでデマ宣伝 小林部長一週間入院予定

2005年03月08日 | 長  野  県  政
このブログ7日の記事で書いた下記見出し記事に関連したことについて、田中知事が県のホームページで本末転倒の無法な反撃をしている。
「小林総務部長本会議欠席 責任転嫁⇒やぶ蛇の知事コメント」

事実は田中知事が小林総務部長を脅迫し、休職に追い込んだのだが、それを田中知事は逆に平野議員のせいだと県のホームページを使って言っているのだ。盗人たけだけしいとはこのことで、黒を白と言い包め、自分のやったことを他人のせいにしようというのだから畏れ入る。
田中知事は議長にも申し入れをしているが、こんなことを議長に言うべきことか疑問。世論、マスコミにアピールするために議長を利用したものと思われる。

信じられない暴挙で、ウソも百回言えば本当になるーといったナチスばりのデマゴギー戦略という他はない。こんなことをする人物が知事でいいのだろうかと心底思う。

県ホームページ 小林公喜総務部長の本会議欠席に伴う申し入れ
http://www.pref.nagano.jp/hisyo/speech/050308.htm
田中知事はこれを県HPのトップに載せさせている。
この問題は、両者の言い分が食い違っているもの。それを知事側の言い分を一方的に載せるのは公平を欠く。長野県のHPは田中知事ひとりのものではないはずだ。声の大きなものの意見を押し通すようなことでいいのだろうか。
夕方のフジテレビ系のニュースではこの問題を全国版で扱っていたようだ。私は見なかったが、見た議員などの話では、ヤジが多かったーところにウエイトが置かれた放送になっていたようだ。

さすがの平野議員も怒り、自身のホームページでつぎのように反論している。
http://www4.ueda.ne.jp/~hirano-sigemoto/
「私は‘恐喝’常習知事に‘脅迫者’と呼ばれる筋合はありません。」

SBCニュース 動画
県小林総務部長欠席で知事が議長に申し入れ
http://sbc21.co.jp/news-i/

関連新聞記事
総務部長連日の県会欠席 県議発言で知事名申し入れ 信毎 3月8日(火)
http://www.shinmai.co.jp/news/20050308/mm050308sha38022.htm

知事「平野議員に『脅迫』を受けた」 総務部長、県議会欠席で  読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news008.htm

この件の続報などをこの後書く予定。
20:00

*続報
小林総務部長だが、一週間ほどの予定で検査入院している模様。
このところ、田中知事に命じられた特命の人事問題をやっていたので疲労がたまっていたーらしい。疲れたような顔をしていたーという複数の議員がいる。
委員会審議には出てくるのではーといった観測が議会筋にはある。

去年の長期休暇も最初はそんなに長くならない観測だったが、結果、3カ月の長期になった。小林総務部長の任期は定年までの3月いっぱい。
9日に小林総務部長が総務委員会で行う予定だった報告は、松林局長が代わりに行うものと思われるが、おざなりなものになる見込み。
23:25

任期付き職員、またまた異動 今橋参事が経営戦略局から遠ざけられてー

2005年03月08日 | 長  野  県  政
任期付き職員の今橋里枝経営戦略局参事が、商工部参事への異動の内示を今朝、松林憲治経営戦略局長から受けた。今橋参事は田中知事が打ち出した二年任期の職員への再応募をしていないことから田中知事に疎まれているーという見方がある。

4月1日付けで行われる組織改変で観光局が設立されるためーという理由付けがされている。それはそれでもっともらしいのだが・・・。14日付けの異動となる。今橋参事は昨年9月に経営戦略局参事から実質的に観光協会参事に異動していた。

*関連記事
● 任期付き職員、一旦解雇、二年の任期で再契約?
http://blog.melma.com/00060168/20050114  1/14掲載

なお、下記記事の小林総務部長はきょうも休んでいる。しばらく休むのではないかという見方がある。

11:25

小林総務部長本会議欠席 責任転嫁⇒やぶ蛇の知事コメント

2005年03月07日 | 長  野  県  政
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小林公喜総務部長が、きょうの県議会本会議を欠席した。理由は病気だが、小林部長は03年から04年の正月にかけて約3カ月間長期間療養休暇をとっている。これを額面どおりに受け取るひとはいない。本会議を欠席するということは、事実上副知事の目はなくなったということだろう。

県の要の総務部長が本会議をこのようなことで休むのは、ベテラン議員も記憶にないという。
いずれにしろ、これは小林部長のある種の意思表示だ。

これで小林部長の副知事案にゆれていた中間派の議員たちも否認の票を入れやすくなったことは間違いない。

=========
速報 22:07 これは、マスコミより10時間は早い、ぶっ千切り情報。
田中知事は午後10時前、経営戦略局秘書広報チームを通じて上記の件について以下のようにコメントを発表した。

「責任感の強い小林部長は、本会議場で平野議員に、”人格攻撃”とも言える”脅迫”を受けた点を先週から非常に気に掛けていた。風邪と疲労も手伝っての体調不良なので、早期に元気を取り戻す事を願っている。」
-----------------------------
総務部長が、たいした病気でもないのに本会議を欠席するのも異例なら、それについて知事がコメントを出すというのも異例。さらに、そのコメントで、悪いのは議員のせいと個人名挙げるのは異例を通り越して異常事態。異例のトリプルパンチだ。

小林部長が休んだのはまぎれもなく田中知事のせいなのだが、それを他人のせいにするというのだから呆れ返ってものも言えない。
脅迫というが、小林部長を脅迫していたのは田中知事のほうではないのか?

県下水道公社などへの働き掛けを記録した文書が二通ある問題で、小林部長は調査結果を9日の総務委員会で報告することになっているのだが、小林部長はこの調査結果を事前に田中知事に報告したところ、田中知事に激しく叱責されそれで休んでしまったのではないかーという見方がある。

さらにうがった見方で、知事の指示を受けて休んだのではないかーという複数の情報もある。9日の総務委員会への報告をさせないために小林部長を休ませてしまったのではないかーというのだ。

その小林部長の”病気”だが、意外に元気に話しているーという目撃情報がある。いったいどんな病気なんだか。

いまの時点では情報が錯綜し、相反する見方が飛び交っているが、今後の成り行きを見ていれば真実は浮かび上がってくるだろう。

実は、広報チームが発表したコメントは二種類あって、
<「人格攻撃」とも言える「脅迫」を受けた点を> 
この部分を約10分後に下記のように変えたものと二つある。
<嘘つき呼ばわりされた点を>

たいして違わないが、下の方が多少表現が柔らかいか?
このようなものを二種類出してしまうところに田中知事のあわてぶりがうかがえる。そうとう頭にきて出したのだろう。

田中知事がコメントの中で平野発言に触れたことによって、ほとんど報道されていない、3日の平野議員の発言が注目されることにもなるわけだが、これは田中知事にとって大きなマイナスだ。
田中知事はそこまで考えていなかったということだろうが、平野議員に責任を被せるつもりが、藪を突付いて蛇を出すーことになるのではないだろうか。
25:50

議会ルール”無知”職員が議場に”不法滞在” メルマガ配信

2005年03月06日 | 長  野  県  政
   ☆彡スクープ
● 議会ルール”無知”職員が議場に”不法滞在”
   松林経戦局長のサポートにしゃしゃり出て

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23:45

「うるせぇーな、おめぇーら」田中知事、議場で本性丸出しの暴言!

2005年03月06日 | 長  野  県  政
      追撃流 ≪議会の見どころ≫

5日の下記記事の中で掲示した議会録画映像の中にさらに驚くべき事実がある。
(下記記事を読んでから、こっちをお読みください。)

58分あたりで、小林議員が言っているのだが、この議場据付のカメラ映像からだけではちょっと分かりにくいので説明する。

松葉氏がヤジに応じて議場が騒然としていたとき、
田中知事が議場のヤジに向かって

「うるせぇーな、おめぇーら」
「おまえらが、うるせぇーんだ」

などと二度ほどハッキリ言っていたのだ。言った相手は、どうも田中知事の天敵、柳田清二議員らしい。

騒然としていた中なのでマイクでこの音声は拾われていないが、松葉氏の答弁の後、小林議員が登壇し 58:30 あたりでその様子を説明している。

小林議員が田中知事の方を指差し、
「”おまえらも”だなんて、いちいち不規則発言に答えている知事もおかしいんです」
と言っているのは田中知事の「うるせぇーな、おめぇーら」発言のこと。

「子供じゃないんですよ、俺ら48でいいおじさんですよ」
とは小林議員と田中知事は同い年のため、こう言って田中知事をたしなめているということだ。

感情あらわな暴言を吐くなど、議場ではいつもポーカーフェイスを決め込んでいる田中知事にしては珍しいことで、このところの”形勢不利”に、つい”本性”が出てしまったのか。厚顔で、”心臓に二重に毛が生えている”と言われる田中知事も精神的にかなり追い詰められているようだ。

壇上で、「なんだい!」と叫ぶ松葉オンブズマンの正体露呈

2005年03月05日 | 長  野  県  政
    追撃流 ≪議会の見どころ≫

3月3日(木)小林宗生議員(自民党)の一般質問で松葉謙三・副出納長が議場のヤジに激しく反応した。必見。54分ごろから。
新潟中越地震に対する長野県の義援金の扱い方についての同議員の質問の中でのこと。
長野県議会 録画 
http://www.pref.nagano.jp/gikai/tyousa/movie/library.htm

松葉副出納長はカッとして大声で、
「静かにしなさい!」と叫び
「なんだい!なんだい、その態度は」と口を尖らせ、声を震わせ議場に向かって応じ、
後ろを振り返り議長に向かって言い付けるように
「静かにさせてください」と議場を指差し文句を言っている。ほとんど子供のよう。

松葉氏は三重県でオンブスマン的活動をして、行政の問題点を指摘する正義の弁護士のようにマスコミ的には扱われていたが、これが?!と思うような有様だ。
三重県での活躍ぶりを
複数の三重県議会関係者に聞くと、松葉氏と面識がある人はいないーという意外な返事。
裁判などいろんな訴えを起こしていただけの人らしい。
田中知事はこの人物を自分と同じく改革の担い手のごとく褒めちぎり、長野県の副出納長という要職に就けている。現出納長の青山氏はスペシャルオリンピックスの残務処理が終われば退職の見込みなので、さらに重用されるものと思われる。
松葉氏と田中知事を結びつけたのは、いま話題の疑惑の下水道業者で田中知事後援会元幹部の小林誠一氏だと言われている。

田中知事もマスコミ的には「改革派のいい知事」という扱われ方だが、松葉氏もそれと似たようなもの。
ちなみに、三重県では田中知事の問題点は議会関係者でも知られていない。
マスコミの報道がいかに真実とかけ離れているかということを再認識させられる。

長野県は田中知事の発案で、義援金を現金で被災地に送るのではなく、りんご、そば、キノコなどの県産品のほか、女性用生理用品、除湿機などを送っている。
長野県ホームページ 義援金の使途状況
http://www.pref.nagano.jp/keiei/kouhout/chuetsuj/gienkin/shito.htm
現金で送った方がいいのではないかと批判されている。会計処理上も問題が指摘されている。このような形で義援金を使っているのは異例で、新潟県でも扱いに戸惑っている。一億円ほど集まったが、まだ一千万円ほど残っている。
現金で送ると、よそからのものと一括され目立たなくなるので、「長野県の田中知事から送られたもの」であることをアピールするためにこのような方法をとっているーとの批判がある。

14:15

下にコメントあり

おはなしパケット号”疑惑”職員メモを元に小池議員が追及

2005年03月04日 | 長  野  県  政
  追撃流 ≪きょうの議会の見どころ≫ うそ八百の田中知事

小池清議員がおはなしパケット号”疑惑”について、県庁職員が書いたメモを元にデザイン選定への知事関与を追及。田中知事はじめ県幹部は「記憶にない、忘れた、知らない」などと答弁。事実解明についてきわめて消極的な姿勢だった。

この答弁の模様を見れば、田中知事、県幹部がいかに不誠実で、嘘をついているかが分かろうというもの。

このメモは一時行方不明になっていた。書いた本人は「異動の際パソコンから消したはず。どうして出回っているのか分からない」と言っている。
この他不思議なことだらけ。

田中知事は聞かれた事と微妙にズレた、関係ないような、あるようなことを長広舌。

「もう一回聞きます、北原秘書に指示をしたのは誰ですか?」ときかれても
「先ほどから話している」と開き直り、肝心なことについては記憶にないと逃げる。
「議員のご懸念はないわけでございます」と言葉遣いは丁重だが、その声音を聞けば真実は分かる。
平野議員が3日の質疑の中で「うそ八百」という言葉を使っているが、まさにその「うそ八百」が 1:57 ごろから繰り広げられている。

声を荒げて「定かでないと申し上げている!」といった場面も。
ふてくされ気味に、「手元に資料がないのでお答えできません」とも。

あー言えばこう言う、のらりくらり答弁にしびれを切らして小池議員は
「これが長野県の知事なんです。ぜんぜん話が噛み合わない。これだけの事件になっていることがあっても記憶にないというだけなんです。こういうことで県民の付託に応えられるのか」と呆れ顔。

「知事部局は正常な判断ができない機能不全に陥っている」と締めくくった。


この件については後にメルマガで詳報。購読登録はこのページ左下のブックマーク欄から。

3月4日(金) 一般質問・質疑
小池議員質問の模様 議会録画 1:04 ごろから登壇 見所は1:55ごろから
http://www.pref.nagano.jp/gikai/tyousa/movie/library.htm

小池議員質問の模様 議会録画

懲戒免職にしてやるッ!と小林部長を脅迫!田中知事の恐怖政治 

2005年03月03日 | 長  野  県  政
きょう3月3日行われた平野成基議員(自民党)の一般質問で驚くべきことがあった。
この最後の5分あたりを、よーーっく、ご覧いただきたい。
http://www.pref.nagano.jp/gikai/tyousa/movie/library.htm
下に、直接リンクあり。

この中で、12月議会で小林総務部長に嘘つきーと野次が飛んだーというくだりがある。

それについて自民党の控え室に来て小林部長は言い訳をした。その言い訳をここで言えますか?と訊いた。

本当のことを議員の皆さんに、この人事案件を判断するのに必要なことだと思うので後でお話しますー、といって平野議員は答弁を終えた。

小林部長がした言い訳とは田中知事に 懲 戒 免 職 にしてやると脅された、だった。

詳しくは後ほど配信されるメルマガでー。

平野議員の質問の動画 「その言い訳をここで言えますか?」
平野議員の登場は1:53あたりから。全編面白いが、最後の5分ぐらいが見どころ。

21:40

新聞販売店を調査せよー県がメディアコントロール画策か?

2005年03月03日 | 長  野  県  政
小林公喜総務部長が奇妙な指示を出している。

県内の新聞販売店がどの新聞を扱っているか調べるように県市町村課→地方事務所総務課のラインで指示を出している。
こんなことは調べるまでもなく、電話帖を見れば誰でもわかること。秘密でもなんでもない。わざわざ県のラインを使ってやることなのか?

新聞販売店は専売店と併売店がある。専売店は文字通り、一紙だけを専門に販売する。併売店は複数の新聞を併売する。
人口の多いところでは朝日、毎日なども専売店があるが、人口の少ないところでは併売店がいろんな新聞を一緒に扱っているケースが多い。読売は人口の少ないところでも専売店を置くケースが多い。
地元紙の信毎は県内のどこに行っても専売店がある。人口の少ないところでは全国紙やローカル紙も扱っている。新聞の力量は内容よりも、この販売力、配達力によるところが多い。

専売店はその紙名を大きく掲げているし、併売店にしても自分のところで扱っている新聞名を隠す必要はなく、なぜこのような調査を行うのか分からない。

また、この調査結果をどのように使うのかも不明。県の広報の参考にするーためらしいのだが、それにしても分からない。田中県政下では時々こういう訳の分からないことが起こる。

過去に、
田中知事の指示で、県庁各課でとっている新聞名を調査したり、田中知事に好意的な記事を多く載せると田中知事が思っている「市民タイムス」や「南信州新聞」をとるようにお達しが出たりしたことがある。

広報関係の問題なら、経営戦略局の広報チームがすればいいことだが、なぜに、市町村課なのかも不思議。これはお役所のオキテで、地方事務所への指令なので、市町村課がーということのようだ。また、指令の出所が小林総務部長らしいので、総務部→市町村課→地方事務所 ということになったようだ。


このやり取りの中では、個人メールアドレスでメールがやり取りされているらしい。公的アドレスを使うと公文書ということになり、後で問題になるのを避けるため私的メールアドレスを使った?のかどうかは分からないが、これもおかしなことだ。

議会では、何らかのメディアコントロールを狙ったもの?といった見方が出ている。

「市民タイムス」は松本市を中心に読まれている地域紙。
http://www.shimintimes.co.jp/
04年1月1日の紙面で田中知事が信州県への改称を提唱したことをスクープしている。同紙の社主が人口膀胱手術で長野市内の病院に入院中の田中知事を訪ねたときにとったもの。
そのスクープ記事
http://www.shimintimes.co.jp/news/tiji.html

「南信州新聞」
http://www.minamishinshu.co.jp/
長野県南部の飯田下伊那地方をエリアとする日刊県域紙。
長野支局に女性記者がいて、知事会見でもしばしば質問している。同姓で県政担当の民放記者がいるが、これは夫君で、互いに張り合っているのではーと議会周辺で話題になることも。