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☆彡スッパ抜き 田中知事、県広報使って、またまた議会批判展開 議員個人名も挙げて

2005年03月20日 | 長  野  県  政
26日発行予定の県広報「広報ながのけん」の予定原稿の内容の一部が分かった。

2月議会で否決される人事案や予算案について、いちいち事細かに反論し、議会側を非難するようだ。2月議会ではかつてないほど多くの県側提案が否決される見込み。

県の広報は県民のために、公平中立の立場で「広報」されるためのものだが、これまでにも田中知事が議会批判をする道具のように使っている。
いくら知事でも、県の予算を使って、一方的に”独特”な知事の意見を載せるのは公平さに欠けるのではないか。

26日のものでは、原稿段階では議員の個人名まで入れて批判している。以前にもこういうことはあったが、このメルマガでスッパ抜かれた後、訂正されたことがある。

議場でのヤジも事細かに列挙して批判しているらしい。田中知事強烈支持の北山早苗議員が議場でヤジのたびによくメモを取っているが、それが活用されているのか?

04/4/1号
http://blog.melma.com/00060168/20040403
04/4/3号
http://blog.melma.com/00060168/20040406

「広報ながのけん」は月に一回新聞紙面一面全部を県が買い取って、広告の形でおこなっている。ところが、田中知事の考えで発行ペースが変えられることもある。04年4月3日号がそう。

それまでは月末の最終土曜日に発行されるーと県ホームページに書いてあったが、その部分がなくなった。この辺の事情は上記メルマガ過去号04/4/3号でー。26日発行のものは通常ペース。

「広報ながのけん」掲載ページ
http://www.pref.nagano.jp/hisyo/kouhousi/hyou.htm


百条委員会は設置見送りーが決まったわけではない。
放って置けば、田中康夫は知事の立場を利用して、このようなことをやってくる。
知事としてやってはいけないことだが、批判など考慮の外だ。

対する議会は批判を恐れすぎる。勇気がない。ほんのちょっとの批判を恐れて、打つべき手を打たない。
知事をいじめているーと取られるからしたくない、などというのはナンセンスだ。
そんなことを言っていたら、いつまでたっても知事を批判できない。世間の反発を恐れて成すべきことを成さないーのは本末転倒だ。

百条委員会設置となれば、その審議の過程でマスコミ報道も増え、知事側だけでなく議会の言い分も大きく報道される。これまで知られていなかったことが日の目を見ることになる。こんな絶好の機会を見逃す手はない。こういった観点からも百条委員会設置には意味がある。

いまの議員は世論に敏感だ。議員控え室でもプリントアウトされた県民からのメールをよく見かける。
議会は松林経営戦略局長の答弁を巡って紛糾している。 今のうちに意見のある方は議員にメールを打てばいい。
どの会派も消極派と積極派が混在しているようだ。情報も錯綜している。どうなるか分からない。

議会議員紹介ページ
http://www.pref.nagano.jp/gikai/tyousa/giininfo.htm