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【百条委員会情報】 意外とタイトなスケジュール

2005年07月15日 | 長  野  県  政

写真は自民党控え室内のスケジュール表

証人の日当はタダみたいなもの 改善の見込み

第一回の百条委はきょう、7月15日開催される。
議会側の予定はすでに書いたとおり既存のスケジュールが入っていて、かなりタイト。このあと空いているのは今月は27日、8月に入って、お盆前の8、9、10、11、12日となっている。県庁にお盆休みはなく、カレンダーどおり営業しているが、11、12日に開催するのは実際上ムリがある。となると8、9、10日のあたりで行われることになる。

きょうは百条委の運営方針などが話し合われる。4項目の内どれを誰が担当するのか、どの案件から調査するのか、などが話し合われる。

証人の日当に関して意外なことが分かった。
県の規定では、県が主催する各種委員会委員には一人一日最高13500円が謝金として支払われることになっているが、私はてっきりこれと同額程度のものが証人にも支払われるものと思っていたが、それはないというのだ。

これは、県が主催する委員会と、議会が主催する委員会では規定が違うため。
県主催の委員会委員の日当は、学識経験のあるもの、つまり大学教授クラスを念頭に置いてのもの。13500円という金額は最高の場合ということで、普通の人だともっと少ないこともある。意外と、セコイ。

百条委では「知っていることを来て話していただく」だけ、なのでほとんどタダということらしい。
しかし、今回大事なのはこの「知っていることを来て話していただく」こと。旅費は支払われることになっているが、日当がほとんどタダか、2~3千円というのは常識的にいかがかということになる。

これまで行われた知事疑惑がらみの総務・警察委員会集中審議でも、何人かの証人が出席しているが、謝金に匹敵する金額の金銭は支払われていない。2~3千円が支払われているだけ。

私は何人かの証人を議会側に提案している。その際、日当は支払われるのだろうか?と思って念のため議会事務局に問い合わせて分かった。
議員もこの実態をほとんど知らなかった。
「それでは証人もお願いしにくいだろう」と支払える方向で検討される。

 

百条委の実際の審議は、普通の委員会と違って、委員長、副委員長が各委員の意見を事前に取りまとめて、それに基づき証人に質問していくような形になる。15人(正副委員長を除き)いる議員が一人づつ質問していくと、それだけで大変な時間がかかる。質問の重複にもつながる。
小委員会方式は取らない方向。議会が他県も含めた、過去のいろいろな百条委について調べた結果、こういうことになるのではないかと思われる。 


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