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前代未聞!県事業落札後、慌てて社員募集広告

2005年10月09日 | 長  野  県  政

 前代未聞!県事業落札後、慌てて社員募集広告

田中知事の後援会「しなやか会」幹部で、トーヨークリエイトという下水道会社を経営している小林誠一氏の証人尋問がいよいよ10月14日の百条委員会で行われる。下水道問題で一番注目を集めている民間人だ。

同氏は県庁土木部に「業者立ち入り禁止」の貼り紙がされている2002年ごろ、田中知事の私設秘書の名刺を持ち、県庁に堂々と出入りしていた。私も何度もその姿を目撃している。違和感を感じはしたが、そのときはまさかこのように問題となることをしていたとは夢にも思わなかった。

ここに掲示したのは小林氏が経営するトーヨークリエイトが、2005年3月6日付の信濃毎日新聞・広告特集版に打った社員募集広告のコピーだ。

同社はその18日前の2月15日に行われた長野県下水道公社の「平成17年度下水道処理施設運転管理業務委託」入札で、予定価格203、170、000円のものを189、960、000円でテスコという会社とのJVで落札している。

つまり、トーヨークリエイトは落札後、慌てて社員募集を行っていたということだ。仕事を請ける体制が整っていないのに仕事を請ける会社がどこにあろうか。この業界に詳しい人に話を聞いたが、このようなことは前代未聞のことだという。
小林誠一氏は下水道業界のあり方について意見を持っているようだが、業界のことを言う前に自社の体制を整えることのほうが先ではないのか。こういう人が何を言っても説得力はない。

長野県下水道公社
http://www.npspc.or.jp/
トーヨークリエイトが落札したもの
平成17年度下水道処理施設運転管理業務委託
(千曲川流域下水道下流処理区)PDF形式
http://www.npspc.or.jp/nyuusatsu/050216/02.pdf


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