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気が触れたか!田中知事、泰阜村住民票移転問題で逆切れコメント!

2005年03月11日 | 長  野  県  政
田中知事が「好きな村に住民税を払いたい」として泰阜村(やすおか)に一時住民票を移していた問題で、長野市は知事を相手に起こしていた訴えを取り下げた。
田中知事はこれを受け、
「長野県の主張を長野市がお認め下さったことを感謝申し上げます。」
と、逆切れコメントを出している。

この問題の裁判で田中知事は最高裁までいって負けており、長野市はこれ以上裁判をやっても利益がないため取り下げたのだが、田中知事は自分の負けを認めず、逆に長野市が「長野県の主張」を認めたかのような言い分だ。
知らない人が聞けば、県や田中知事が正しく、長野市が間違っていたーと勘違いされかねないもので県知事の立場でこのようなコメントを出すのは問題だ。公人としての責任感が著しくない発言だろう。

長野市は11日ホームページで市の見解を発表し、「取り下げたのは、本市の完全な勝訴」だからとしている。
http://www.city.nagano.nagano.jp/topics/torisage.htm
長野市HP ~訴訟を取り下げることとしました~

裁判を起こした長野市の市民グループのひとり、松田光平さんは以下のように感想を述べている。
「まったくもって、見解が180度違いますよね。
長野県が間違っていると司法の場で明らかにされたから長野市は取り下げたわけで、長野県及び田中知事が謝罪する事が通常の思考回路というものです。
司法の判断を侮辱しているとしかコメントのしようがございません。
世間一般の常識がないということでしょう。こんな知事を相手にしていることが情けないですね。
悪しきを改革せず、内容のない改革(絵に描いたあんこの無い餅)をひたすらマスコミを使ってひけらかしているのは、衆愚政治としか思えません。」

松田さんに、鷲澤正一長野市長からは、秘書を介して取り下げたことの説明と連絡があったが、県からは何もない。

田中知事の現在の住所は軽井沢の両親の自宅。ここから県庁に通うことが”比較的”多い。ホテルに泊まることも多いようだが、そのホテルは一泊5万円以上の超高級ホテルで、支払いは後援会持ち。ホテルに”助言”して払わないこともよくあるーと田中知事本人が、いま開かれている議会本会議で答弁している。
こういうのは普通、世間では”クレーマー”といっているのだが田中知事の言語感覚だと”助言”ということになるようだ。

うそのような話だが本当だ。
詳しくはこのブログ2月24日記事でー。
「田中知事、噂の”ホテル・クレーマー”振りを公的に”自白”」

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