落ちこぼれ社会人学生の戯言

当初はMOT取得が目的でしたが、現在は諸事情により中断しています。
本文は趣味の口調です。 ご理解下されば幸いです。

多忙な日曜日

2006-05-21 22:36:12 | 日常
久しぶりにカラッ!と晴れた日曜日、ここ暫く乗れなかったバイクを引っ張り出してそこいら
を軽く流した。
受ける風がホントに気持ちよくて、「これがバイクだなぁ」と実感!
そんで、昼過ぎにはバイク屋へ行き、常連仲間とあれこれ雑談した。
いや~ 何とも生き返った心地がした。
いいもんだねぇ。 バイクも仲間も・・・・

夕方頃には、自宅のベランダにHAM用アンテナを設置する用事があったので、後ろ髪を
引かれつつも帰宅して、そのまま設置工事開始!

以前、アンテナを撤去して閉局状態にあったとは言え、同軸ケーブル等はそのまま残して
あった。
アンテナも、前に使ってたベランダ用のL型GPを、捨てずに保管していた。
いつか再開しようと思ってたけど、ついにその日が来たんだなぁ・・・・

一戸建てなら、屋根にルーフタワーを設置するか、庭に専用の大きなタワーを建てて、
立派なアンテナを上げることが出来る。
対して、自分のようなマンション住まいは、ベランダに何とかして小さなアンテナを設置
するしか無い。
(近所迷惑になるので、目立つような大きなものは設置出来ない。それに、最近は屋上に
 設置させてくれない所が多いし・・・・)

しかしながら、どんなものにも何かしらメリットはあるもので、ベランダ設置ならば、工事
は非常に簡単に行う事が出来る。
自作アンテナをあれこれ試すのも、手間は殆どかからない。
で、今日の工事ではケーブルの引き回し等はしなくて良かったし、実質30分ぐらいで作業
完了!
(さすがに、この点だけは、アパマンHAMの長所だ・・・・)

今日設置したアンテナは、50MHz帯のGPアンテナだ。
HF帯(短波)のものは、色々検討しなければならない点があるので、ボチボチ設置する
予定でいる。

お上にまだ申請出してないから、送信は出来ないものの、買ったばかりの無線機にケーブ
ルを接続し、どんな按配かチェック開始!
いきなり北海道の局が聞こえて来た・・・・

オッケィ! 取り敢えず準備完了!
後のチェックとかは、ノンビリやるとしようか。
免許的に運用可能になるまで、暫く時間があることだし。

それにしても、今日は忙しかったなぁ・・・・
頭が回んない・・・・寝よ・・・・

人工衛星

2006-05-21 01:08:56 | 電子
一週間ほど前に、JAXA(宇宙航空研究開発機構)がタダで打ち上げてくれる小型衛星の
公募を始めた。

JAXAの資料によれば、50kgまでの衛星で、非営利目的のものに限ると言う。
企業でも応募可能とあるが、「直接の」営利目的は駄目! としか書いてなくて、どの辺
までなら企業でも参加出来るのか、線引きは曖昧だ。
(間接的なものならOKなのか? と意地悪い考え方も出来るし)
そもそも営利団体である企業にとって、「純粋」な研究目的での利用が可能なのか、応募
資格と言う点から疑問に思うのだが・・・・
(例えば、ちょっと前に話題になった、東大阪の「まいど一号」なんてのは、参加資格あり?
 あれって中小企業の協同組合のようなものだし、非営利とは必ずしも言えないと思う)

何故教育機関に限らなかったのかな?
確か、東大や東北大で超小型の衛星開発プロジェクトがあったし、実際にいくつか軌道を
回ってる。
自分とこでもやってみたい大学は、他にもあると思うんだけど・・・・

JAXAのHPからダウンロード出来る資料(PDF)を読んだ。
印象としては・・・・「金かかるだろうなぁ・・・・」というものだった。
打ち上げそのものにお金はかからないのだろうが、衛星の製作及び試験,特に試験関係
に相当費用がかかりそうな感じだ。

開発を求められているものは衛星だけじゃない。
ロケット本体から衛星を分離するための機構やら、地上からの運用支援装置類,ダミー
衛星(開発が間に合わなかった時の代替用?)まで求められている。
搭載するための安全基準もあるし、これを確認するための試験費用等は、自分とこで負担
しなければならない。
「安全基準」って、具体的にどんなものなのか知らないが、相当厳しいものだろうと思う。
だって、ヤワなもの作ってロケットに搭載し、打ち上げ時の強烈な振動で壊れるかどうか
して、主衛星やロケットに被害を与えたら大損害(JAXAにとって)だろうし・・・・

小型とは言え、衛星そのものにも費用がかかりそう。
宇宙用の規格で作られた電子部品って、とてつもなく高価だから。
(抵抗一本が、ン万円もするって話を聞いたことがある)
最近は、一般民需用の部品を使った衛星の話も聞くが、どうなんだろ?
NASDAのHPで、「民生部品・コンポーネント実証衛星」なんてのを見つけたが、実証実験
やってる段階なんだね。
(同じテーマで公募に応募したとしたら、一発で蹴られるだろうなぁ)

まぁ、費用的に大学のどっかの研究室が単独でプロジェクトを遂行するのはキツいかも
しれない。
今回の公募を大学に限定しなかったのは、ひょっとしてこのせい?
(ある程度の規模の企業なら、設備面や費用の問題は無いだろうし)


ちょっと思ったのだが、テーマが決まっていない今回の公募とは別に、テーマをJAXAが
出す! ってのは駄目なんだろうか?
(今回の公募のように、非営利のもの)

例えば・・・・

今、衛星軌道周辺のゴミ(スペースデブリ)の問題が大きくなって来ているらしい。
小さなものまで含めると数百万個も存在するのだとか。
で、デブリをこれ以上増やさないために、衛星に搭載する大気圏再突入用の何らかの機構
を大学主体で研究するってのはどう?
この方面は、アメリカ/ロシアもそれほど力を入れていないように見えるから、日本が率先
して研究を行えば、日本だけじゃなく世界に貢献出来ると思うんだが。
今後打ち上げられる衛星には、その機構を搭載することを義務付けるよう、日本が世界に
呼びかけられるぐらいのものが出来れば、電子立国日本の面目躍如! ってことになるか
もしれないし・・・・

今回公募してる50kg以下の小型衛星にも搭載出来るぐらいの再突入機構が出来れば、他
の商用/軍用衛星には楽勝で搭載出来るんじゃないかな?

・・・・こんな感じで、テーマを決めて皆で研究する・・・・ってのは駄目?
(JAXAの産学連携サイトで、商用っぽいテーマの提示はあったけど、非営利みたいなのは
 無いみたい)
自分は、大学や研究機関のことをよく知らないから、この方面の人が見れば失笑される
かもしれないけど・・・・