盆休み明けにPC Watchを覗いてたら、AKIBAのコーナーで「
譜面台風スタンド」なる商品の紹介をやっていた。
記事によると、タブレットを手に持つことなくソファで寛ぐとかベッドで寝っ転がりながら操作が可能!・・と、(何となく)ズボラな人向け・・・・なモノに見えなくもない。
この記事を一読して頭に浮かんだのが「電子譜面台」。 それほどトップヘビーにもならなさそうだから、タブレットを電子譜面台として使うにはなかなか良さそうに見える。(自分的には、価格が一万円前後・・ってのがちょっと難点かも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
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実際にコイツと向かい合ってギターやベースの練習をするには、ピックやチューナを置く為の”ポケット”ぐらいあった方がいいかもなぁ・・・・ とか、色々と想像を巡らせた。
前に何回か書いたけど、iPadが発表になった頃に「フットスイッチで譜めくりが行える表示機:譜面台 として使えないかな?」と思い、その構成をチョロッと考えたことがある。
あれからiPad以外のタブレットが続々と登場していて、(アプリや周辺機器の関係で)電子譜面台のプラットフォームとして実現が一番容易と思われるWindows7のものが出た時には真剣に購入を考えた。
が・・・・
あの頃に自宅にあったU200の画面(12インチ)を前にして検討したり、実際にiPad(画面サイズ:約10インチ)を触ってみた感触では・・・・
・・・・「10~12インチの画面では譜面の表示が小さすぎて読みにくいのでは?」・・との懸念が消えなかった。
バンドスコアならともかく、パート譜で表示が小さいと目が疲れて練習にならなさそうでさ・・・・。(楽譜表示専用機としてなら、液晶ではなく目に優しいとされている電子ペーパなら少しは緩和されるだろうが)
譜めくりを行って表示をパッ!と切り替えたはいいが、表示が小さいと音を追うのが大変なように思える。
自分的にあれこれ検討した結果・・ 譜面を見やすいサイズで表示させたり、教則DVDの映像なども併用して練習を行うには、画面サイズは最低でも15インチは欲しい。(既に市販されている・・
と思われる電子譜面台としては「MusicPad Pro Plus」があるが、この画面サイズは12インチなのだそうだ。
Webでの商品紹介を見る限りでは、表示が少し小さそう・・に見える)
現行のタブレットで12インチ以上のものは見当たらないんで、自分が欲しいと思っている電子譜面台を実現させるには、デスクトップ用の15インチLCDで出来るだけ軽量なものを頑丈な台と組み合わせ、そしてMini-ITXかなんかの超小型PCを台の下に(重り代わりとして)設置するしかないか・・と思っている。
かなりなトップヘビーとなるから、実装にはあれこれ工夫が必要になるだろうが・・・・。
でもさ・・ もしコイツを造ったら、単に譜めくりを行うだけでなく、教則DVDを表示させながら・・とか、最近増えてきたオンデマンドの通信講座を見ながら練習っ! ってのも出来るだろうなぁ・・。(Windows機ならソフト的な問題は無いだろうから。 後はハードを用意するだけ!)
PCにそこそこの性能のものを使えば、DAWを走らせて音を録ったり・・なんてのも可能だろう。 用途はそこそこ広そうだ。
・・さて、少し話は変わるが・・
需要はそれなりにあると思われる「電子譜面台」なのに、実際に市販されているブツは何故かすご~く少なかったりする。
特許情報を検索してみると結構Hitするので、その絡みなのかもしれないが、それ以外にも「電子ブックリーダ」と同じ問題を抱えている・・なんつ~のもあるかもしんない。
どちらも、その急速な普及を阻んでいる「コンテンツ数」,「配信方法」,「課金」,「著作権」等々の問題があるからさ・・・・。
自分は手持ちの紙の譜面を「自炊」してPDF化し、それをPCに転送して使おうと思ってる。
大多数の曲は紙の譜面で十数ページぐらいで収まるから、自炊もそれほど面倒ではないけど、今では入手困難な譜面って結構あるからなぁ・・。
電子書籍と同じく、その流通等の諸問題が出来るだけ早くクリアになってくれることを望む。
・・何となくダラダラと書き殴ってるけど、まだ体調は万全ではないから、続きは後日にでも・・・・。