落ちこぼれ社会人学生の戯言

当初はMOT取得が目的でしたが、現在は諸事情により中断しています。
本文は趣味の口調です。 ご理解下されば幸いです。

探検隊と調査隊

2006-09-30 23:44:38 | 日常
「博士の愛した数式」のDVDを注文しようとして、なにげにWebを徘徊していたら・・・・

こんなのがあった!

「水曜スペシャル! 川口浩探検隊!!」かぁ。
いや~ 懐かしいってーか、なんつーか・・・・・

この番組(シリーズ)が始まったのは70年代で、子供だった自分はすっごく楽しみにしてた。
内容的には子供から見ても突っ込み所満載で、毒グモかなんかに襲われた時、何故かいつもカメラが絶好の位置にいるとか、蛇かワニと戦ってるらしいが、どう見ても死んでるか作り物にしか見えなかったりとか・・・・

この番組は「ドキュメンタリー」じゃなくて、番組スタッフは「娯楽番組」との認識で番組を作ってたと、どっかのHPで見た記憶がある。
まぁ、そうだろうねぇ。
例えば「これまで知られていなかった原人を発見!」・・なんてのがホントなら、それは学術的にも貴重な発見なのだから、新聞や何かで大きく取り上げられた筈だし。
(川口浩がピラニアに噛まれた! のは新聞の社会面に載ってたが)

だけど、「洞窟探検」は興味津々で見てたなぁ。
例え「娯楽番組」だったとしても、実際に洞窟内に入った事自体は「本当」なのだし、普段目にすることが出来ない映像を見ることが出来たのだから、「洞窟シリーズ」は掛け値無しに自分の好奇心を満足させてくれたと思っている。

それはそうと、ずっと後になって「行け行け川口浩!」とか言う歌を聴いたときは笑った!
「カメラマンと~ 照明さんの~ 後から入る~♪」
いや、川口浩が番組スタッフの後ろからノソノソ付いて行く光景が目に浮かぶようで・・
一番上のリンクで、DVDの特典として「地底探検用探検隊ユニフォーム(赤ツナギ)同梱!」とある。
レプリカなのかどうか知らないが、このツナギ着てたのかな? そこら辺はよく覚えてない。
思わず「購入」ボタンを押したくなったよ・・・・(押してないが)
 

「川口浩探検隊」から、「早稲田大学古代エジプト調査隊」の番組を思い出した・・なんて書いたら怒られるだろうなぁ。
勿論! 後者のはれっきとした学術調査で、世界的にも貴重な発見を数多く行った由緒ある調査隊だということはよーく承知している。
だけど、最初に調査ドキュメンタリーをTVで見た時、ものすごく失礼ながら吉村作治教授のことを「タレント」だと思い込んでしまった。
なにせ、あの濃ゆ~いお顔だし、喋り方もなんか独特なんで、大学の先生には全然見えなかった・・・・

自分って、何故かこの手の「ドキュメンタリー」って好きなんだよなぁ・・
スカパーで一番良く観てるチャンネルは「ディスカバリーチャンネル」と、その次は「ヒストリーチャンネル」だったりする。
根気よく調査を続け、ついに「何か」を発見! するって、なんかワクワクするものを感じるから・・・・

早稲田の調査隊ドキュメンタリー見てても、「発掘調査」ってのは気の遠くなるような地道な作業なんだってことがよく判る。
この調査隊は40年の歴史を持つそうだが、吉村先生はこれだけの期間をこれ一筋に打ち込んでおられたんだねぇ。
「情熱」の力って凄い・・

そう言えば、吉村先生は早稲田を退職なさってサイバー大学の学長に就任されたとか。
このニュースを聞いた時に真っ先に浮かんだのは、「調査隊はどうなるんじゃい!」ってことだった。
エジプト調査止めちゃうのか? と思ったが、どうやら早稲田には客員教授として籍を置かれるそうで、それに、早稲田のHPや吉村先生の公式ページを見ても、「調査を止めるよっ」・・なんて発表は見つからなかった。
取り敢えず大丈夫そうかな・・

あちこちのHP等を見て回ったが、「吉村作治教授監修のエジプトグッズ」がかなり多く出ていることには驚いた。
(公式ページ内にもある)
御本人のblogにも、調査隊を送るのには莫大な費用がかかるって書いてあるけど、この費用稼ぎなんだろう。
Web検索中に「木製ヒエログリフスタンプセット」に出くわしたが、これって結構面白そう。
しかし・・自分の場合、これを使わなくても和製ヒエログリフ(超悪筆とも言う)を日常的に扱ってるんで、どうしようかねぇ・・

色々出てるんで、ゆっくり考えよう・・・・

二学期のテキストが到着!

2006-09-30 00:40:23 | 大学
放送大学二学期のテキストが届いた。

届いた・・と言っても、実は不在通知が数日前に入ってて、仕事の都合で配達/取りに行くことが出来なかったんで、今日漸く受け取れたのだが。

とにかく、開梱して受講科目分のテキストが揃ってることを確認し、中身を軽くチェックした。

「宇宙からの情報」「進化する宇宙」のテキストに目を通すや否や、一瞬眩暈を覚えた。
また数学とのお付き合いっスかぁ????

数式はそれほど多くはないものの、ここぞ!というポイントではしっかり登場している。
やはりなぁ・・ 文章だけで終わる訳無いか・・・・

似たような科目を同時に二つも取ったのは、少しミスったかもしれない。
(冒頭に登場する「はじめに」の最初のページって、一字一句違わず同じ文章!)
実際に講義ビデオを視聴してみないと判らないが、講義まで同じような感じだとしたら、ちょっと困るなぁ・・
(選択した自分が悪いんだけど)


次に、自分的に二学期最大の目玉である「初歩からの微積分」に軽く目を通す・・
・・・・
・・・
・・

み・見なかったことに・・(いきなし弱気モード突入

・・ンな訳あるかっ!!

数学に遭遇すると「弱気モード」になっちまうのは、もう条件反射のようなものだけど、今回ばかりは逃げねーよっ!
(その為に履修申請出したんだから)

テキストをよーく見ると、「初歩からの・・」ってお題に嘘は無く、高校レベルぐらいから始まってる。
解説そのものは教科書らしく簡潔なものだが、内容的には「これまで全く目にしたことが無い!」 なんて項目は少ない。

まぁ、こちらの希望通りの内容なんで、この科目の選択は正しかったようだ。
来週の月曜日から早速講義が始まるけど、これは今から楽しみ。
数学の参考書は他に数冊あるし、迎え撃つ準備は整ってるぜっ!
(今度は一転して強気モード! 尤もすぐに崩壊する可能性が大! ・・のような気がしなくも無い。 これまでの経験で・・) 


「社会学」や他の科目についてはよく判んない。
じっくりと腰を据えてテキストを読まなければ・・・・

いよいよ来週から二学期開始かぁ。
学習の進め方については一学期で一通り経験済みだから、今度はアタフタすることはあるまい。

とにかく頑張りま~す!!!

パソコン・・・・

2006-09-29 00:43:12 | 電子
昨日、Intelの展示会の規模が小さい・・なんて書いたバチでも当たったか、PCのトラブルで悩まされた。
(正確にはOSが・・)
出荷用のPCで、有り難くも出荷の前日にトラブってくれたもんだから、もう必死こいて修復に努めたのだが・・・・

デバイスを認識してくれない! ドライバが入らない! いきなり落ちる! ブルースクリーンで固まる! OSのInstall途中で何度もコケる! 等々・・・・
もう、一年分ぐらいの分量のトラブルが押し寄せてくれた。

自分のPCなら、一日置いてじっくり考える・・何てことも可能だが、さすがに出荷用ではそうも行かない。
客先で又トラブろうもんなら信用問題だし、個人用とは比較にならないぐらい厳密にチェックしなきゃなんないので、これが疲れるの何のって・・

まぁ、考え様によっては客先納入直後にコケられるより、自分とこにあるうちにトラブルが出てくれた方が有り難いとも言えるが。

もうすぐVistaがリリースされるから、またOSの振る舞いについて勉強しとかなきゃなんない。
(頭痛い)

ハード屋が本業なのに、仕事でPCと付き合い、家でも同じく・・なんて具合なんで、どうもハードの設計屋って意識が薄れつつある。
なんか、あんまし宜しくない状況だ・・・・

ペンギンTシャツ

2006-09-27 23:20:47 | 電子
本日、INTEL主催の組み込み展示会がアキバのダイビルで開催された。

ビッグサイトやメッセの展示会は頻繁に行くものの、アキバで・・ってのは初めてだ。
ダイビルやUDXの中に入ったことが無いので、どんな所なのか知りたくて今日を楽しみにしていた のだが・・・・

昼前から土砂降り!!!!

職場←→アキバ間は非常に近いとは言え、会社から駅まで歩く間に、もう既にずぶ濡れ状態だった・・


この手の「展示会」って、いつものビッグサイト等では規模が非常に大きいのだが、今日のそれは何ともささやかなものだった。
(30分ぐらいで全ブースを回ってしまったほど)
ビルの一フロアのみの開催だから、まぁ、これも仕方ないとは思うのだが、世界一の半導体メーカが主催する展示会としては少々情けないような気もする・・

別メーカが主催する展示会の例として・・
ALTERA社(FPGAメーカ)が主催している「ALTERA PLD WORLD」が今年も開催されるけど、これなんか年々規模が大きくなってる。
(これまで開催されてた東京国際フォーラムでは収まりきれなくなったのか、今年は横浜に会場を移すようだ)

来年もINTELが展示会を開催するのか判らないが、もうちょっと踏ん張って欲しい所だ。


ところで、展示会に付き物の「抽選」で、Tシャツを貰った。

こんなヤツ・・・・



拡大するとこうなる。



・・何故かちっちゃいペンギンのぬいぐるみまで付属していた。

どこの社が出しているモノなのか判らなかったが、Webで検索してみるとPalmOSの開発元である「PalmSource」らしい。
(自分はPalmを所有どころか、使ったことすら無いので全然知らなかった・・)

しっかしまぁ、「あめりかのかいしゃ」ってこーゆーデザインが好きだねぇ・・
動物がよく登場するけど、石の設計に携わってる者なら大抵がお世話になってるツールのシンボルも動物だ。
このシンボルは「サイ」だそうだが、なんつーか、かなりリアルなんで「可愛いっ!」って感想は多分どっからも出て来ないだろう。
日本の会社がシンボルに動物を使うとしたら、もっと可愛らしくデザインすると思うけど、これって文化の差かねぇ・・

あ そうか! 日本には「萌え!」ってのがあったか・・
アメコミの主人公なんか、昔からムッキムキ!の筋肉男/筋肉女ばっかだし、「萌え」なんて発想そのものが向こうには無いんだろう。
(良いかどうかは知らんけどね)


自分的には、今日貰ったぺんぎん君、実はそこそこ気に入っている。
Tシャツのデザインも(死語に近いが)Cool!で宜しい。
自分って自宅ではTシャツ一枚だけで過ごすし(年中無休で)、ストックが増えたんで喜んでいる。


今気が付いたが、ぺんぎん君が乗ってるこの乗り物、確か全品回収になったんじゃなかったっけ?
小泉前首相も貰って喜んでたが、修理してユーザーに返すのかな?
案外、「幻の乗り物」になったりして・・・・

再チャレンジ

2006-09-26 23:11:06 | 日常
小泉さんの肩書きに”前”が付いたその日、外は午後から大雨になった。
(だからって、安倍新内閣の前途が多難だなんて言ってる訳じゃないが・・)

小泉政権は5年続いたのか・・・・
諸外国の政権と比較すると決して長期政権だったとは言えないが、日本の政権としては長い方だとか。
1~2年でコロコロと政権交代があるようだと、外国から見れば「政情不安定な国」に見えてしまうかもしれない。
イタリアも確かそんな風に見られてたように思うが、まぁ、あんまし宜しくないわな。
安部首相! どうかこの国を良い方向に導いて下さいまし!

Webニュースで閣僚名を眺めていて、??? となったのが「金融・再チャレンジ」。
あの~・・ 「再チャレンジ」って何じゃい?

首相官邸のHP内に再チャレンジ推進会議なんつーものがある。
PDFで「再チャレンジ可能な仕組みの構築(中間取りまとめ)」をDLすることが出来るが、最初の方に「新卒者以外にも門戸を広げる企業の採用」なんて書いてある。

昨日だったか、朝のNHKのニュースで「アンタの会社で30代のフリーターを雇うか?」ってアンケートの結果を公表してたっけ・・
結果 → 積極的に雇用すると答えた企業は、ほんの数パーセントしかなかった。
冷たいようだが、現実はそんなもんでしょうな。
正直言って、自分も部下にフリーターが欲しいかと問われれば、躊躇してしまうのが本音だし。
(勿論業種/職種にもよるだろうが)

企業が必要だと思うような人材に教育/訓練するのって時間も費用もかかる。
新卒を一人前に育て上げるのに、企業が(今でも)どれだけ投資してるか考えたら、「もっと企業が雇用すべき!」なんて安直に言うのはどんなものかね?
(企業は学校でもボランティア団体でもないよ)
 
企業に補助金を投入して雇用を促進する・・などと、これも安直な方法が考えられるが、こんなのだと一時的に失業率は低下しても、その職業に定着はしないように思う。

フリーターを選んだ理由は? 働くって事についてどう思う? これからどうしたい? 等々・・・・
本人の「考え方」の問題でもあるから。
まぁ、財政厳しい折だし、「大規模な補助金」なんてそもそも無理かもしれないが・・


上記のPDF内に、「ITを活用した産官学連携による生涯学習推進体制(「生涯学習プラットフォーム」)の構築」なんてのもある。
自分が放送大学に入学してるのは、これに近いかもしれない。
(確かに「スキルアップ」を目指してるんだし)
ネットを利用した通信講座/通信制大学はかなりあるが、問題は「費用」か。
現実問題、安定した収入が無ければ学費を払えないと思うのだが・・・・
「再チャレンジ」を考えている人がその金額を負担出来るのかなぁ?

職業訓練校は現実にかなりの数が存在してるし(学費は無料又は格安でテキスト代等のみを負担。受給資格を満たせば各種手当ても貰える)、就職の為の訓練として新たに何かを新設すると、この「職業訓練校」と見事にバッティングするような気がする。
「独立行政法人:雇用・能力開発機構」って結構規模が大きいよ。
従来からある機構に言及しないで大丈夫??
無料(本人の負担が少ないって意味で。 実際は税金が投入されている)で訓練を受けられる場所が既にあるのだから、これを活用しない手はないっしょ?

「再チャレンジ相」がどのように行動するか、興味を持って見つめて行きたいと思う。

「阪大論文捏造問題」について思うこと

2006-09-25 21:51:08 | 大学
「阪大論文捏造事件」で助手の方が亡くなられたが、新聞社は殆ど取り上げていないように見える。
大学の研究公正委員会が、上司である教授の捏造行為を断定した模様だが、「助手の自殺との関連性は認められなかった」・・って、何これ???
全く無関係に死を選んだ・・と判断したのだろうか? その理由は何?

あちこちのBlogを徘徊しても、「死を選んだ」理由についてはどうもはっきりしない。

自分はアカデミックな方面とは全然縁が無いから部外者そのものだ。
だから、思いっきり的を外しているかもしれないが、この事件について以下のように感じている。

・この助手の方、死を選ぶ前にどこかに相談はしたのだろうか?


前に何回も書いてるけど、自分は3年ほど前に、当時勤めていた会社から手酷い扱いを受け、退職するよう迫られた。
(派遣業界にいて、高年齢で受け入れ先が無いって理由のために・・)
それにしても、人が人を貶めるのって、よくもこれだけの手段があるもんだ! 
それはもう徹底的に追い詰められて、本当に死を選ぶ寸前まで行ったよ。

そんな自分に手を差し伸べてくれたのは労働組合だった。
勤め先には労働組合は無く、自分が加入したのは「個人でも加入出来る組合」だったが、良くしてもらったなぁ。
相談の為に組合に出かけ、自分の話を聞いて貰った時は安堵のあまり力が抜けた・・・・

この時はまだ会社との戦いについて具体的な話が出た訳じゃない。
でも、事の経緯を話し終えた後、「自分に非は無い!」 って断言してくれて、それがどれだけ心強かったか、今でもはっきり覚えてる!


論文が捏造されているかどうか、それは同業者でなければ判らないかもしれない。
(自分のような一般人が読んでも、おそらく一言も理解出来まい)
でも、この助手の方に何よりも必要だったのは、「話を聞いてくれる場」ではなかったか? と思うのだ。
論文捏造についてどうのこうのって論じる前に、まずは「自分は孤立無援ではないんだ!」と実感させてくれる場所があれば、死を選ばなかったのではないかと感じている。

その場所とは・・・・

①問題を抱えている組織等から独立した存在であること。
②法的な保護が適切に行われていること。
③公に知名度があること。

自分が助けを求めた労働組合は、以上の条件が総て当てはまる。
③については意外と重要で、これによってマスコミの対応が全然違うと思う。
今回のように、人が一人死んでいるのにマスコミが全然取り上げない・・なんて事態を防ぐのに、これは大事だろう。
法的な保護については、労働組合には「労働組合法」等の後ろ盾があるからこそ企業側と「交渉」することが出来るので、これが無ければどうにもなるまい。
①だが、精神的に追い詰められている時って、もう疑心暗鬼の塊のような心境になりやすい。
カウンセリング等を受けられたとして、そこが同じ組織内だったら素直に相談出来る? 無理でしょ?

労働問題では、企業側の姿勢によっては「出る所へ出る!」しか無い場合もある。
が、いきなり訴訟へと持って行くのは労働者側に負担が多すぎて、実際にはその前に「労働委員会の調停」や団交等のステップを踏む。
自分の場合、まずは話を聞いて貰って心を落ち着け、それから上記のような「闘争手段」があるのだと詳しく教えて貰った。
訴訟は非常に時間と金がかかるので、労働組合の支援の下で調停等の段階が無かったら、最後まで持ち堪えられたかどうか甚だ心許ない・・・・


阪大助手の方、まずは話を聞いて貰い、それからどのような対抗手段があるか助言を得る等の手段が選べたなら・・・・
そう思うと何ともやりきれない。
身も心も追い詰められている時、「何を困ってるのか、まずは話してみなさいよ」って「駆け込み寺」のような場所があったおかげで、どれだけ救われた心地がしたか、自分は一生忘れないだろう。


素朴な疑問だが、研究職には「労働組合」のような場所は無いのだろうか?

オールナイトカラオケ後・・

2006-09-24 20:34:41 | 日常
昨日の夜から、ホントに夜を徹してのカラオケ三昧になってしまった・・
今朝方帰宅したけど、もうヘロヘロでその後は爆睡!

「もう、若くないさと、君に言い訳したねぇ~♪」
・・こんな歌詞のフォークソングがあるが(昨日歌ったけど)、なんかそれを実感。


予想通り、夜更けぐらいには皆の持ち歌が無くなり、後は「英語の歌以外不可!」とか、適当に趣向を凝らして過ごした。
そうしないと、多分皆その場で寝てたかもしれんし・・・・
(尤も、自分は少しばかり寝たけど)

「英語」時間でいつも思うのが、これって英会話の訓練の一つにならんか? ということ。
「会話」ではないけど、英会話は度胸だぁ! とも言うし、大勢の前で自分の発音をモノともせずに熱唱するのって、度胸付けには丁度良いと思うのだが。


それにしても、昼間にこれだけ寝ると明日が辛いだろうなぁ・・
もう一日休みがあると生活のリズムを取り戻すのに良いかもしれないが、三連休ではないし、明日一日何とか耐えるしかないだろう。

なんか頭がボーッとしてるんで、風呂にでも入ってスッキリするか・・・・

急遽カラオケへ・・

2006-09-23 19:22:12 | 日常
バイク屋へ行ってダベリ、帰宅してすぐ電話が・・・・
「カラオケやろ~ぜ!」

今日は土曜日だってことは・・・・オールナイトってことね・・

年に何回か行われる「恒例行事」みたいなもんだが、それにしてもえらく急な話だ。
(昼間に店にいた時は、全然そんな話出なかったのに)
あの後、「最近やってないねぇ」って話が誰かから出たのかもしれない。

店の閉店時間は21:00で、集合時間は21:30だそうだ。
晩メシ食って、一風呂浴びて・・なんてやってると、もうそんなに時間が無いな。


カラオケを朝までぶっ通しでやると、02:00ぐらいには皆の「持ち歌」が無くなり、大抵は「ゲームタイム」になる。
例えば「アニソンタイム!」とか、「強制デュエットタイム!」,時には演奏無しの「アカペラタイム!」等々・・・・ 
まぁ、只歌ってるだけじゃ朝まで持たんからねぇ・・ あの環境下で寝る奴もいるし。

「日本語禁止!」と称して英語の歌を(強制的に)皆が歌わされることもあるけど、これって眠気覚ましには丁度いい。
だって・・自分もそうだが「発音」が出鱈目だってことを「これでもかっ!」ってぐらいに思い知らされることになるから・・
(皆が爆笑するし、眠気も覚める)

今日も「英語の歌タイム」はあるだろうなぁ。
え~と・・Beatlesとかなら割と何とかなるが、後はKissとかQueenぐらいかな?
Bay City Rollersなんてのもメロディが綺麗なんで好きだったけど、これってカラオケには殆ど曲が無い。 
(歌うって言っても、Queenの場合はキーを下げないと無理! フレディの声って絶対に出せないや・・)
風呂入りながら、予習?に手持ちのCDでもかけとくか・・・・

さて、そろそろ準備すっかぁ・・・・

またまた図書館へ

2006-09-23 00:42:52 | 大学
あるとき誰かが、彼の実験室はどこにあるのかと尋ねたことがあった。 するとアインシュタインはニコニコして胸ポケットから万年筆を取り出し、「ほらここだよ」と答えた。

エド・レジス著 「アインシュタインの部屋」上巻表紙から・・


今日の帰りがけ、先週借りた本を返しに市立図書館に寄った。
何となく自然科学の棚を眺めていてこの本が目に留まり、表紙のこの言葉が妙に気に入ったので、上下巻を借りることにしたのだった。

理論物理の分野では、紙と鉛筆があれば研究が出来る! と、昔何かで読んだ事があるが、そうなのかね?
確か第二次大戦中の日本で、空襲で研究設備が焼失してしまった時にそこの研究者が語った言葉だと覚えているが・・・・
一学期の講義で散々物理に苦しめられた劣等生としては、実際にそうなのか判断することすら難しいので、「なんかいい響きの言葉だなぁ・・」ぐらいしか言えないのが悲しい・・

この本、結構分厚いのでまだ全然読んでいない。
明日から取り掛かるつもりだが、今日は4冊ほど借りてしまったので、返却期限までに読破出来るかどうか、ちょっと危ういかもしれない。

ちなみに、今日借りたのは以下の通り。

・アインシュタインの部屋(上下巻):ISBN4-87502-171-2,172-0
・チェルノブイリの真実:ISBN4-06-207832-5
・あの日、東海村で何が起こったか(ルポ JCO臨界事故):ISBN4-8228-0148-9

やっぱ偏ってるなぁ・・・・ それでも先週はバイク関係だったが・・

帰宅して晩メシをかっ食らって速攻で風呂に入り、それからJCO臨界事故の本に目を通していた。
この臨界事故については、亡くなった方の闘病についてのドキュメンタリーがNHKスペシャルで放送されてたんで、前からかなり興味を持っていた。

この本の冒頭で書かれているが・・・・

一般人の年間被爆許容量の二万倍近い放射線を浴びてしまい、それにより損傷した細胞の再生が効かず、最後には家族がそのあまりの痛々しい姿に「(心臓蘇生治療を施さず)安らかに眠らせて欲しい」と医師に頼み込んだほどであったと言う。
確かNHKの番組内でも、前例の無い症状でどうにも効果的な治療を施すことが出来なかった・・なんて医師の述懐もあったなぁ・・
「原子力」と言う巨大技術の暗部をまざまざと見せ付けられたような気がした。

この関連の本を読もうかと前から思ってはいたのだが、ちと(価格が)高けえなぁ・・なんて、自分で書いてて情けなくなるほどのヘタレな理由により購入を見合わせていた。
早く読むべきだった・・って後悔してる・・


この本の「終章」が結構グサリ!と来た。
「崩れた技術立国と安全神話」,「マニュアル人間の氾濫」,「欠落する物作り経験とコンピュータ至上主義」等々・・・・

書いてある内容をそのまま鵜呑みにはしないつもりだけど、この情報を噛み砕いて自分なりに解釈するのには、もう何回か読み返してみないと駄目かなぁ。
「コンピュータ至上主義」って、業務で立て続けにVer-UPされる各種ツール類の洪水に悩まされてる身として納得出来る部分もあるし、そうではなくて、使い方によっては能率を向上させてくれる便利な道具として擁護したい! って気持ちも同時に自分の中にある。
洪水に呑み込まれるか、はたまた全部捨て去るか・・ そんな二者択一のような選択肢しか無い訳じゃないだろう。
付き合う? 折り合いを付ける? その判断基準をどこに設定するかが難しいんだけど・・

それと「マニュアル人間の氾濫」ねぇ・・

仕事では「仕様書を必ず書けっ!」って五月蝿いほど周囲に言ってる方なので、これを聞かされる側から見れば、「何でも明文化しないと行動出来ない奴!」って思われてるかもしれないなぁ・・
尤も、仕様書をキッチリと書かせるのには自分なりの理由があるから、これについては今の所考えを改める気は無くて、意思を他人に伝える手段としての「物の言い方」とやらを考えるとしようか。
自分って結構物言いがキツいらしいから・・・・

この本の返却までには二週間あるから、時間を作ってきっちりと読み返すようにしよう。

さて、それではボチボチ寝るかな・・・・

内部告発

2006-09-21 23:39:48 | 日常
「運輸業界の闇カルテルを内部告発した会社員、定年退職」

凄すぎるよ、この人!

ちょっと前にTVのニュースでも取り上げられていたが、30年もの間陰湿な報復に耐え、それどころか御本人や御家族まで命の危険に晒され、それでも筋を通すなんで、もう表現する言葉が無い・・

最近になって漸く「公益通報者保護法」が成立したが、それが出来る遥か以前から戦っておられたんだ。


何度か書いたが、自分は3年前に理不尽な解雇を通告され、こっちの人格まで徹底的に攻撃される憂き目に遭った。
労働組合と共に戦ったから泣き寝入りはせずに済んだものの、精神的に追い詰められる→生活が崩壊寸前まで行ったなぁ。
だから、会社から放り出される→生活が成り立たなくなる恐怖! は骨身に沁みている。

この会社員の方は「家族の支えがあった」と仰っていたが、30年もの長期間、それも実際に身の危険を感じることもあったとかで、その苦労はもう想像を絶する!
企業が繰り出す「報復」や「苛め」については自分の体験で理解しているつもりだが、自分の苦労なんて、この方の足元にも及ばない・・・・


「不正」が原因ではないが、実は現在、会社の上層部の一部と対立している。
(相手は代表取締役△務・・って肩書きが付く)
製品の開発に対して、現役の技術者としてどうしても見過ごせない「誤り」があるので、これについて戦闘を続行中だ。
現在進行形で、まだ世に出ていない製品だから具体的には書けないが、数年後には会社にとって大きな損失となる可能性が高い「仕様の不具合」について、強引に実施を指示されているので・・・・
自分の会社の損失だけならまだしも、この製品が顧客に納入されてしまうと、顧客の生産計画にも莫大な損害を与えるかもしれないので、こればかりはどうしても認める訳には行かない。
差し障り無い範囲で書くと、この役員の示した機器を使用すると、「品質」が到底保てないので・・・・
(それも、改修すれば使えるかも・・なんて甘いレベルじゃない! はっきり言って使い物にならない。 どうやっても使えないって客観的なデータも示したのに・・)

役員対一般社員の戦いなんで、社内で少し居心地が悪くなってると感じてはいる。
相手は人事権があるから、自分の周囲の人間は逃げ腰でいる。 判ってくれる人もいるけど、「クビ!」になる可能性も否定出来ない。
(そうなったら又戦うが)

この役員は、コストのことを頻繁に口にする。
それはそれで間違っていないし、関連部門の創意工夫で「コストを下げつつ必要とされる品質を保つ」方向ならば、自分も積極的に努力するのは社員として当然だろう。
だが、大事な顧客に損害を与えるのが明白なのに、それをやれって言われてもねぇ・・

この機器を使えば、一台につき数万円のコスト低減が見込まれる。
でも、数年後に当初の性能を維持出来なくなる確率が非常に高くて、そうなったらいくら損するよ?
修理/交換する間、顧客のラインは止まるし、交換に要するコストっていくらになる? ライン一日止めたら、いくら損害が出る?
(そうなったら損害賠償モンでしょ!)

「目先の小銭のことばかり気にして、その先の大金を失う」なんて羽目にだけはなって欲しくない。
それに、金銭だけじゃなくて自社に対する顧客の「信頼」も失うでしょ!
そうなったら、ウチ程度の規模の会社じゃ、速攻で潰れる可能性もあるんだけど・・
「信頼を築くには長~い時間を要するが、信頼を失うのは一瞬で済む」ってのを忘れてるんじゃないか? この役員は・・・・

この役員は結構なお歳なんで、先のことについてあまり考える必要が無いのかもしれないが、社員には若い人もいて(所帯を持ったばかりの人もいる)、家を購入しようとしている者だっているんだよ!
アンタはいいのかもしれないが(高額の収入もあるんだし)、社員には生活が懸かってるんだ! ってのが判らんのかねぇ・・
 

今、会社の経営が苦しいって話は聞かない。
だから、何故この役員がここまで強引に自分の考えを押し通そうとするのか、その理由が判らない。
(胡散臭いものを感じてるのは、実は自分だけじゃなかったりするけど)


「技術者倫理」かぁ・・・・ 早速これに直面してるなぁ。
せっかく学んだ知識だ。 有効に使わせて貰うつもりでいる。
今までもこんなことは何度もあったけど、これからもあるんだろうね・・

「クビ!」の恐怖からは、今後も逃れられそうにないや・・・・
(頭痛い)