力士

現在、両国国技館では大相撲5月場所が開催中。
会社が国技館からそんなに離れていないこともあって、頻繁に力士を見かける。

まぁ、何と言うか、とにかくデカい！！
”巨漢”って表現は、力士のためにあるんじゃないだろうか？　って思えるほどだ。
ＴＶの画面では、あの存在感と言うか、威圧感はちょっと判らないかもしれない。
もし機嫌を損ねて張り手を食らおうものなら、即座に病院送りになることは確実だろう。
自分も太目だけど、力士に比べれば断然小柄に見えるだろうなぁ・・・

駅のホームや電車内で力士と隣り合わせることもある。
で、いつも不思議に思ってたのが、香水か何か、みんな同じ香りがするってこと。
ちょっと甘いような香りがして、体臭隠しか何かの目的で使用を義務付けられてるのかと
思ってた。
（やっぱ太ってるし・・・・）

さっき思い出して、Webで検索してみると・・・・
「お相撲さんの匂いの元は、鬢付け油（びんつけあぶら）です」
なんだとさ・・・・
髷を結うために使ってる油の香りだったんだねぇ。
それで同じ香りがしたのか・・・・
一つ勉強になった。

それと、位と言うか格付けで髷の形が変わったんじゃなかったっけ？
（こっちの方はまだ調べてないが）
髪の長さも相当ありそうだし、いつも油を付けてるんじゃ、入浴時は大変じゃないのかな？
相撲部屋では、力士用の風呂は共同みたいだから、一番最後に入る人って可哀想・・・・
油まみれ（ひょっとして水溶性？）のお湯なんて、あんまし考えたくないなぁ。
最後に入るのは新入りらしいけど、これも修行の一つなんだろうか？


国技館で場所が開催されてない時でも、力士をよく目にする。
ひょっとしたら、会社近くに相撲部屋があるのかもしれない。
（行ってみたい！）
ＴＶじゃ、力士の日常の姿なんかは紹介されないから、路上で見る彼等の姿は結構新鮮
だったりする。
仲間同士で悪ふざけしながら歩いてる姿なんか、なかなか微笑ましいものだ。
（熊が戯れてるみたいで・・・・）

だが、買い物か何かの用事なのか、ママチャリに乗って突進！　してる姿なんてのもよく
見るけど、この時ばかりは「頼むからこっちに来ないでくれ～」・・・・と反射的に思ってしまう。
あんなのに突っ込まれたら、多分死ぬだろうし・・・・
（無論、こっちが）

あの巨体に耐えているママチャリの構造的な強度にも驚くけど、結構敏捷に動き回る姿は
感動的でさえある。
まぁ、考えれば当然か？　格闘家なんだから・・・・
大きいからって、動きがスローモーなんじゃ勝負にならないもんなぁ。

実は、今の会社に転職するまで相撲には興味無かった。
でも、日常的に力士の姿を見かける環境にいると、やっぱり少しずつでも関心が向きつつ
ある。
朝青龍が休場らしいが、今場所は誰が優勝するのか、毎日ニュースをチェックするとしよう。