米国株で自由を手に入れる日記

40代の一般男性が米国株投資によって経済的自由を手に入れるまでの全記録

ペットは家族

2021-02-28 05:14:39 | 企業研究
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今日はこれから投資してみたい銘柄を一社選び、分析してみたいと思います。企業研究ですね。

今日ご紹介するのは、アメリカのペット用品の通販会社のチューイー(chwy)です。

今、多くの人にとって、猫ちゃんやワンちゃんは家族の一員になっています。みなさまのブログを拝見していて本当にそう思います。

昨日たまたまホームセンターに行ったら、ペット用の誕生日ケーキや納豆菌入りのドックフードといったものも売られていました。時代は変わったと感じます。

ペットが家族の一員だとしたら、これからペット通販市場はますます伸びそうですね。

2019年に上場したばかりのチューイーも年々利益を伸ばしています。

以下、『教養としての投資』の著者の奥野さんの3つの分析視点を借りて、同社を分析してみたいと思います。


①高い付加価値(=社会にとって本当に必要か

ペットが家族の一員だとすると、ペット用品や通販の必要性は高まる一方ですね。

アメリカのペット用品市場は年々拡大していて、2020年には10兆円に達するそうです。

またアメリカの2世帯に1つが犬を飼い、3世帯に1つが猫を飼っているそうです。全体の3分の2の世帯が何らかのペットを飼っているとのことです。

1988年にはペットを飼っている世帯は56%に過ぎませんでした。ペットは本当に家族の一員になりつつあるんですね。

こうなると餌やおもちゃだって何でもいいというわけにはいきませんよね。みなさまもそれぞれにこだわりをお持ちだと思います。

こうした点から本社の事業には高い付加価値(=必要性)があると言えそうです。

②高い参入障壁(=ライバルが現れないくらい圧倒的に強いか)

通販といえばライバルはアマゾンですね。

今日、アマゾンを使わない日はありません。うちの5歳の娘は最近いつもアマゾンプライムでポケットモンスター(アニメ)を見ています。

アマゾンはもはやただの通販会社ではないんですね。

そのためアマゾンとどれだけ差別化できるかがポイントになりそうです。どれだけ高い参入障壁を築けるか。

アマゾンを使わずチューイーを使う必然性がどこまであるのでしょうか。

ところでチューイーは24時間ペットの相談を受け付けているそうです。

それだけペットと飼い主に寄り添ったサービスを提供しているわけですね。

これはおそらくアマゾンにはできないことではないでしょうか。

いかにペットに特化した専門性の高いサービスを提供できるか。ここに勝機がありそうですね。

③長期潮流
世界人口が増えるとともに中産階級が増え、ペットを飼う人は今後も増えそうですね。

ペットが家族の一員になるという流れは今後も止まらないでしょう。

そのため長期潮流には適っていると言えそうです。

さて、ここまでチューイーを分析してきました。以上からチューイーに投資する価値はありそうな気はします。

ただやはりアマゾンとどこまで差異化できるかがポイントになりそうですね。

アマゾンのようにただ荷物を届けるだけでなく、ペットと飼い主にどこまで寄り添ったサービスを提供できるか。そこがポイントになりそうです。

またチューイーの他にもペット用品のネット通販をおこなうライバル企業は複数あると思います。やはり参入障壁というところがネックになりそうです。

今後もさらに調べて長期投資するか決めたいと思います。






NISAって何?

2021-02-27 05:43:13 | NISA
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昨日から老後の資産形成に役立つ国の制度をご紹介しています。

今日はNISAをご紹介します。

【NISAとは】
投資によって得た値上がり益や配当益が非課税になる制度です。

本来、投資で得た利益には約20%の税金がかかります。これがNISAで非課税になります。投資のリターンを丸々受け取れるわけですね。

年間120万円を上限に、最長5年間、総額600万円が投資できます。

NISAが対象とするのは国内や海外の株式と投資信託です。

【積み立てNISA】
運用期間が20年と長く、年間40万円が上限です。そのため長期の資産形成に向いています。iDeCoと違って途中で引き出せますが、所得税と住民税が控除されません

投資対象は国内と海外の投資信託です。個別の株式は対象になりません。2042年まで運用できます。

【ジュニアNISA】
未成年者を対象とした少額投資非課税制度です。子や孫の将来にむけた資産形成を目的としています。

年間80万円が最長5年間非課税になります。
ただ2023年をもって廃止されることが決まっています。

子が18歳になるまで払出し制限があります。引き出しに制限があるところはiDeCoと似ていますね。

ただ廃止されることに伴い、途中引き出しが可能になりました。つまり一般NISAと変わらなくなりました。

今、口座開設すれば、2023年までの3年間非課税で運用できます。19歳までのお子さんやお孫さんがいらっしゃる方はご利用ください。

【新NISAがスタートします】
また2024年度からNISAが新しくなります。運用上限が122万円と少し増え、2階建てになります。

1階は積み立てNISAが対象とする投資信託、2階がこれまでのNISAが対象としてきた株式や投資信託が対象です。

1階は20万円、2階は102万円です。1階を満たした上で2階に行くことができます。2024〜2028年までの5年間がこの新NISAの口座開設可能期間になります。

【一番お得な使い方】
一般NISAから新NISA、積み立てNISAにロールオーバー(乗り換え)ができます。そのためこれから始める人にとって一番お得なのは、2023年まで一般NISA、2028年まで新NISA、2029年から2042年まで積み立てNISAを使うことです。これによってトータル約1530万円を非課税で運用できます!

これとは別にiDeCoをたとえば月12000円で25年運用するとすると360万円です。さらにジュニアNISAを廃止までフルで使えばさらに240万円足せます。つまりNISAとiDeCo、ジュニアNISAをフルに使えば約2000万円以上が運用でき、その分の利益が非課税で得られます。

とはいえ個別株式を選ぶのが面倒という人は、最初から積み立てNISAだけを使ってS&P500インデックスファンドを積み立て購入するのが一番簡単です。

これだけでも老後はかなり安心です。

ちなみに私は現在、一般NISAを使っています。iDeCoは引き出し制限があるためどうしようか考え中です。


iDeCoって何?

2021-02-26 03:54:24 | iDeCo
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今日はiDeCoについてお伝えします。

ちょっと長くなるのでお時間のあるときにご覧ください。

iDeCoとは、自分でつくる年金制度のことです。自分で積み立てて老後に受け取ります。

老後の年金としては国民年金や厚生年金があります。ただ国民年金は月平均で5万円強、厚生年金は14万円ほどしかもらえません。

これだけではちょっと不安ですよね。人生100年時代と言われています。また老後には医療費や老人ホームの入居費などもかかってきます。

これを補うのがiDeCoです。以下、iDeCoの簡単な紹介です。

【正式名称】
個人型確定拠出年金

【申請方法】
証券会社や銀行といったiDeCoを扱っている金融機関で申し込み、毎月一定額を積み立て、投資信託などで運用します。

【積み立て額】
ご自分の仕事や状況によって異なります。自営業者や無職の方は月に6万8000円まで、公務員は1万2000円まで、企業年金のない会社員と専業主婦は2万3000円まで積み立てられます。

月々の積み立て額は最低5000円、そこから1000円単位で増やせます。

【積み立てタイプ】
預金型(元本確保型)と投資型(元本変動型)から選んで組み合わせることができます。投資型が不安な方は100%預金型にすることもできます。

【受け取り方法】
「年金」と「一時金」、またその組み合わせの3種類から選べます。

【iDeCoのメリット】
毎年の掛け金が全額所得控除になります。所得税と住民税が控除されます。お金を増やせて節税もできる。これはお得です。

しかも運用益(約20%)が非課税です。

【iDeCoのデメリット】
60歳まで掛け金が原則引き出せません。途中でまとまったお金が必要になったとき困ります。さらに60歳で引き出すときには課税されます。

途中で引き出せる要件はこちら。
https://money-viva.jp/ideco/0008/

引き出すときの課税はこちら。
https://www.resona-tb.co.jp/401k/begin/how-to-receive.html

また投資型を選ぶ場合、一時的に元本割れリスクがあります。

【どの金融機関で、どの商品を選ぶべきか】
私のおすすめはネット証券です。とくに楽天証券かSBI証券です。手数料が銀行や他の証券会社に比べて安いです。

また定年までに15年以上ある方は投資型をおすすめします。S&P500インデックスファンド(正式名称「eMAXIS slim 米国株式」)がいいと思います。

S&P500インデックスファンドはアメリカの主要企業500社に分散投資できるファンド(投資信託)です。この500社でアメリカの株式市場の時価総額の80%を占めます。アメリカ全体に投資できるイメージです。

iDeCoは始めるのが早ければ早いほど老後の強い味方になってくれます。

明日お伝えするNISAとダブルで使うとさらに効果的です。

今日から未来の生活に備えよ

2021-02-25 05:44:51 | NISA
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今日は若いうちから老後のために資産形成することの大切さについてお伝えします。

ある調査によると、30〜40代の約6割が貯金額が100万円以下だそうです。貯蓄0の人も23.1%いるそうです(SMBCコンシューマーファイナンス2019年調査)。

ここからは若い人がなかなか貯蓄できていない現実が見えてきます。『バビロン大富豪の教え』でも言われていたように、お金持ちになるためには貯蓄したお金を投資に回すしかありません。

今では国もそれを後押ししています。そのためにiDeCoやNISAといった制度をつくっています。

このiDeCoとNISAは本当にいい制度で、使わないのはもったいないです。この制度は使うのが早ければ早いほど、効果が大きくなります。

明日からiDeCoとNISAについてご紹介しますので、ぜひご覧ください🎵


働かないで生きていく

2021-02-24 05:12:04 | FIRE
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今日は資産運用の世界では有名な4%ルールについてお伝えします。

毎年4%ずつ使ってもお金が減らないという本当にある夢のような話です。

さて、私がこのブログでお勧めしているのがアメリカのS&P500インデックスファンドです。これまでの年平均リターンは6〜7%です。

つまりこのファンドを1億円分持っていれば毎年600〜700万円が勝手に増えます。少なくともこれまでの実績はそうでした。アメリカの経済恐るべしです。

裏を返せば、毎年4%分、つまり400万円ずつ使ったとしても元本は減りません。むしろ増えます(笑)

これは4%ルールと呼ばれます。近年の研究でこのルールの有効性があらためて実証されました。なお同研究では株と債権の割合を半々にして検証しています。

このルールに従えば、もし年間400万円以下で暮らすことができるなら、もう無理して働かなくてもよくなります。

「働かない」というと聞こえが悪いですね。正しくは、自分が本当にやりたいことをやって生きていくことができます。

みなさまはもし生活のために働く必要がなくなったとしても今の仕事を続けたいですか?

私は正直一度休みたいです。今の仕事を始めて12年、少々疲れてきました💦

ところで、この4%ルールは毎年4%切り崩せるところがポイントです。必ずしも1億円が必要なわけではありません。

もしご自分が年間100万円で生活できるなら2500万円あればいいわけです(2500万円✕4%=100万円)。

私の場合、年間200万円あれば生活できることがわかりました。よって5000万円あればリタイアできます。

これが以前にもお伝えしたFIREです。経済的自立による早期退職ですね。

日本ではまだ珍しいですが、アメリカでは30歳でFIREする人もいるそうです。芸人の厚切りジェイソンさんもすでにFIREしているそうですね。

こうした生き方はこれから日本でも広がるのでしょうか。今のところ、日本人の価値観とは真っ向から対立するように思えます。

生きるための労働に縛られない生き方、みなさんはどう思われますか?

4%ルールについてはこの本をご覧ください。


FIREについてはこちら。