おはようございます!
ただ、いろいろな筋で言われているように、来年はややリターンの少ない一年になりそうです。
今日は来年の米国株式市場の見通しについてお伝えします。
やや長くなりますが、よかったらご覧ください。
ここ数年、米国株式市場は恐るべきパフォーマンスを上げてきました。とくにGAFAMと呼ばれる大型ハイテク銘柄を中心に大きなリターンを出してきました。
コロナショックもどこ吹く風。コロナによって社会や経済はボロボロになりましたが、米国株を持っていた人は大きな利益を得てきたと思います。
私も途中からでしたが、その流れに乗ることができました。
ただ、いろいろな筋で言われているように、来年はややリターンの少ない一年になりそうです。
一昨日、アメリカの金融政策を決める会議(FOMC)において、来年3月までにテーパリングを終了すると発表されました。
テーパリングとは政府がお金を刷って市中に流すのをやめることです。これによって政府による株の下支えがなくなります。
さらにパウエルFRB議長はバランスシートの見直しも示唆したようですね。これはお金を刷らないどころか、むしろ減らすことを意味するようです。
そうなるとマーケットにはさらに逆風になるでしょう。
またインフレが上昇しすぎることも株式市場にとっては短期的にはマイナス要因になります。
インフレの上昇は歴史的に景気後退につながってきたようです。インフレが進むと景気が過熱化し、やがて暴落につながるわけです。
ただ暴落は長期投資家にとっては絶好の買い増しチャンスになるので一概には否定できません。
以上のことから、来年はコロナ後の金融相場から業績相場へ移る年になりそうです。
投資家にとって来年は、短期でのリターンを求めるのは難しく、再来年以降の株価上昇に向けた仕込みの年になりそうですね。