米国株で自由を手に入れる日記

40代の一般男性が米国株投資によって経済的自由を手に入れるまでの全記録

NISAって何?

2021-02-27 05:43:13 | NISA
このブログではちょっと役立つお金の情報を発信しています。

昨日から老後の資産形成に役立つ国の制度をご紹介しています。

今日はNISAをご紹介します。

【NISAとは】
投資によって得た値上がり益や配当益が非課税になる制度です。

本来、投資で得た利益には約20%の税金がかかります。これがNISAで非課税になります。投資のリターンを丸々受け取れるわけですね。

年間120万円を上限に、最長5年間、総額600万円が投資できます。

NISAが対象とするのは国内や海外の株式と投資信託です。

【積み立てNISA】
運用期間が20年と長く、年間40万円が上限です。そのため長期の資産形成に向いています。iDeCoと違って途中で引き出せますが、所得税と住民税が控除されません

投資対象は国内と海外の投資信託です。個別の株式は対象になりません。2042年まで運用できます。

【ジュニアNISA】
未成年者を対象とした少額投資非課税制度です。子や孫の将来にむけた資産形成を目的としています。

年間80万円が最長5年間非課税になります。
ただ2023年をもって廃止されることが決まっています。

子が18歳になるまで払出し制限があります。引き出しに制限があるところはiDeCoと似ていますね。

ただ廃止されることに伴い、途中引き出しが可能になりました。つまり一般NISAと変わらなくなりました。

今、口座開設すれば、2023年までの3年間非課税で運用できます。19歳までのお子さんやお孫さんがいらっしゃる方はご利用ください。

【新NISAがスタートします】
また2024年度からNISAが新しくなります。運用上限が122万円と少し増え、2階建てになります。

1階は積み立てNISAが対象とする投資信託、2階がこれまでのNISAが対象としてきた株式や投資信託が対象です。

1階は20万円、2階は102万円です。1階を満たした上で2階に行くことができます。2024〜2028年までの5年間がこの新NISAの口座開設可能期間になります。

【一番お得な使い方】
一般NISAから新NISA、積み立てNISAにロールオーバー(乗り換え)ができます。そのためこれから始める人にとって一番お得なのは、2023年まで一般NISA、2028年まで新NISA、2029年から2042年まで積み立てNISAを使うことです。これによってトータル約1530万円を非課税で運用できます!

これとは別にiDeCoをたとえば月12000円で25年運用するとすると360万円です。さらにジュニアNISAを廃止までフルで使えばさらに240万円足せます。つまりNISAとiDeCo、ジュニアNISAをフルに使えば約2000万円以上が運用でき、その分の利益が非課税で得られます。

とはいえ個別株式を選ぶのが面倒という人は、最初から積み立てNISAだけを使ってS&P500インデックスファンドを積み立て購入するのが一番簡単です。

これだけでも老後はかなり安心です。

ちなみに私は現在、一般NISAを使っています。iDeCoは引き出し制限があるためどうしようか考え中です。