このブログでは株でゆっくり小金持ちになる方法をお伝えしています。
他にもいろいろ書きたいことはあるのですが、このブログではあえてお金の話に統一しています。
そのうちお金の話に飽きたら他のことも書きます(笑)
ところで日本人は株や投資をやらない人が多いみたいですね。
私自身、コロナの外出自粛がなかったらやっていなかったと思います。本当に偶然の出合いでした。
なんで日本人は株や投資をやらないのかなと思って調べてみました。どうやら先の戦争が影響しているようですね。
第二次世界大戦のとき、国は戦費を調達するため国民に貯蓄を呼びかけました。
具体的には、昭和13年に大蔵省が「国民貯蓄奨励局」をつくります。また昭和16年には「国民貯蓄組合法」をつくり、国民に貯蓄を強制したそうです。
新聞社などのマスコミも国と一体となり、預金こそ国民の務めと呼びかけたそうです。
つまり70年以上前の政府のプロパガンダの名残が今日まで残っていると考えることができますね。
でも歴史をさかのぼれば、日本では18世紀から米の先物取引をしていたそうです。先物取引とは今あるお米の取引ではなく、これから穫れるであろうお米の取引をすることです。
江戸時代からすでにとても高度な取引をしていたわけです。これはアメリカのシカゴの証券取引所より1世紀も早いことだったそうです。
もともと日本人は投資が苦手な国民ではないんですね。
そう考えると、たしかに「投資は危険、貯蓄こそ正義」というのは先の戦争の名残なんだと感じます。
私自身、実際にやってみてそう思いました。
【参考文献】
三田紀房,2014,『インベスターZ 3巻』,講談社