政府が推進している働き方改革に対して世論の傾向は、どうも時短(労働時間の短縮)に議論が集中し過ぎているように感じます。
しかし充実した人生を送るためには、労働の量(時間)のみではなく、
その質についても議論を深めるべきだと思います。
「労働の人間化のために 個人と組織、さらには社会を動かす人、
そのために学び続け、人生を生きる人」それがキャリア・コンサルタントだ。
これはキャリア・コンサルタントである私が日頃から胸に刻んでいる
これはキャリア・コンサルタントである私が日頃から胸に刻んでいる
日本産業カウンセリング学会特別顧問、元筑波大学教授木村周先生のお言葉です。
先生は労働の人間化の要点として次の6点をあげています
(1)仕事の内容に適当な変化があること
(2)仕事から学ぶことがあること
(3)仕事に自律性があること
(4)仕事に人間的なつながりがあること
(5)仕事に社会的な意義があること
(6)働くこと、学ぶことが何らかの意味で良き未来につながること
(1)仕事の内容に適当な変化があること
(2)仕事から学ぶことがあること
(3)仕事に自律性があること
(4)仕事に人間的なつながりがあること
(5)仕事に社会的な意義があること
(6)働くこと、学ぶことが何らかの意味で良き未来につながること
注:「労働の人間化(humanization of work)」とは労働をより人間的なものにするための方策の総称。