表題は、12月1日に雑誌「日経ウーマン」が毎年選ぶ「ウーマン・オブザ・イヤー」の一人に選ばれ表彰された
中満 泉さんののお言葉です。なかみつさんは国連事務次長・軍縮担当上級代表で、日本人としては初の国連女性
トップの立場に就かれた方です。その後に「そのためには、日々の仕事で『主張する、媚びない、忖度しない』
ことが大事だ」と続きます。
男性の私としても心にとめておきたい言葉だと思いました。
表題は、12月1日に雑誌「日経ウーマン」が毎年選ぶ「ウーマン・オブザ・イヤー」の一人に選ばれ表彰された
中満 泉さんののお言葉です。なかみつさんは国連事務次長・軍縮担当上級代表で、日本人としては初の国連女性
トップの立場に就かれた方です。その後に「そのためには、日々の仕事で『主張する、媚びない、忖度しない』
ことが大事だ」と続きます。
男性の私としても心にとめておきたい言葉だと思いました。
客観的事実とは異なる無責任な情報を「流言(デマ)」と言います。インターネットの発達によって
正しい情報だけでなく、デマの伝達範囲も広がり、スピードも飛躍的にアップしていることを実感します。
デマに振り回されないためにも、デマの特徴・性質を研究した、アメリカの心理学者G・W・オルポート
の古典的名著「デマの心理学(1947年)」を紐解いてみたいと思います。
オルポートはその著作の中でデマ(流言)を以下の3つの要素で定義しています。
1.話の内容が客観的事実であるかどうかの確認・検証が行われていない。
2.もっともらしい“非公式・個人的な情報伝達手段”を介して流布していく。
3.権威者や有名人からの情報であるとの触れ込みで、大勢の人々に事実であると信じられていく命題である。
情報が多くの人々を経由して伝達されていく過程においても、伝えられる内容が大きく変化していくことは
「伝言ゲーム」を経験したことのある方なら、うなずけると思います。オルポートは情報変容のプロセスで、
以下の3つの法則が作用していると考えました。
1.平均化(leveling):初期に含まれていた多数の要素が、伝達途中で次第に簡略化・要約され平易になっていく。
2.強調化(sharpninng):平均化・簡略化された内容のなかでインパクトのある内容だけが協調されたり、
他の情報が付加(話を盛る)されて内容が歪む。
3.同化あるいは合理化、統合化(assimilation):伝達者の関心や期待、価値観に沿った内容になるように(無意識に)
解釈し、再構成する。
以上参考になりましたでしょうか?
神奈川大学 桐村晋二特別招聘教授のセミナー「キャリアカウンセリングの理論」を受講しました。
その内容はスーパー、シャイン、レビンソン、クランボルツ、パーソンズ、
シュロスバーグ、ハンセン、バンデュラ、ブルーム、ホランド、ブロンフェンブレナー、
等のキャリアカウンセリング理論が幅広く網羅されており 良い復習になりました。
理論以外で印象に残ったのは
桐村教授が80歳間近の年齢を感じさせない(知的な)若さを保っておられるという
ことでその語録として
・いるだけで安心できるカウンセラーを目指そう!
・日本人には基本的に能力差がない。したがってグループディスカッションを通して
各人が共に成長してきた。メールによる効率的すぎるコミニュケーションのみを
偏重すると この日本の強みが失われるのが心配。
・人生のテーマを持つと →同じことに関心をもつ友人が出来る →グループディスカッション
を通して情報が集まる
・国家にとって重要なのは その国で食べていけるのか? 自分で進路を選択できるか? である。
・アイデンティティーとは 1.自己の一貫性 2.自己の独自性 3.他人との関係性 である。
(広島大学 岡本先生)