カウンセリング 健康法ときどき政治経済まれに経営

ゆめと(ttm21)です。所感、エピソード等を気ままに綴ってみたいと思います

自分はクライエントに対して、暖かい感情を持ち、情動的に深く関わった

2018年07月29日 | 書評

 表題はコスモ・ライブラリー社刊「ロジャーズのカウンセリング(個人セラピー)の実際」
の中でカウンセリング終了後に、ロジャーズが精神分析の「逆転移」に対する評価を批判した
言葉です。

 ロジャーズのカウンセリング面接ビデオのこの貴重な英和対訳版で、彼が提唱した成功する
心理療法の必要十分条件を、見事に実践しています。すなわちセラピスト側の自己一致、
純粋性、真実性といった態度、クライエントに対する肯定的関心、共感的理解の3つです。

 さらに感銘を受けたのが、クライエントの自発的発言をじっくりと待つ姿勢、クライエントに
対する共感的理解に対する的確さです。

 将来はビデオそのものを視聴してみたいという思いを強くしました。

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