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ゆめと(ttm21)です。所感、エピソード等を気ままに綴ってみたいと思います

いいことをすると気持ちがいいのはなぜか?

2022年03月15日 | 書評

   表題は 再読した北野武さんのベストセラー 「新しい道徳」からの引用です。

 初読の時から 期待したほどの毒は感じませんでしたが 私自身は彼の(特に映画の)ファンなので、彼の新しい一面を知ることができて良かったです。

 その中で、印象に残った小タイトルを2つ挙げておきます。

*今の世の中じゃ、ウサギは途中で昼寝なんかしない。他のウサギと競争中で、カメにかまってる暇はない。

*デジタルには合間も隙間も余白も グレーゾーンもない。だからその隙間を乗り越えるための苦悩を知らない。

 もう一つ「おわりに」で表題に続けて「無理に一言で答えるとするなら、結局のところ、そういう事も含めて、人が群れる動物だからと俺は思う。」という一節をご紹介しておきます。

 

 

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知性と人格の向上こそが、近代市民社会の市民にとっての最大要件である

2022年03月01日 | 書評

 

   表題は「近代スポーツと教育の先駆者嘉納治五郎と阿部磯雄」(丸屋武士)の序章から引用しました。

 当著書で今や世界的スポーツとして確立した「柔道の創始者」嘉納治五郎と「日本野球の父」阿部磯雄の高い識見と意外な接点を知ることが出来ました。教育・スポーツ・武道に関心をもつ方には必見の好著だと思います。

章立てをご紹介します。

*序 章 (プロローグ)

*第1章 国民生活と国民の政治意識、あるいは国民思想

*第2章 剛毅闊達な精神

*第3章 日本発(初)グローバルスタンダードの構築

     -嘉納治五郎によるイノベーションの意義ー

*第4章 三育(徳育、体育、知育)絶妙のバランス、「嘉納塾」

*第5章 日露戦争と早大野球部米国遠征

*第6章 日本スポ―ツ界の夜明け

*第7章 嘉納治五郎の英断ー「体協」結成とオリンピック初参加

*第8章 「体協」総務理事 安倍磯雄の見識

*終 章 (エピローグ)

 

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