山際つとむの自身・果実(かみ)成り・家事・おや?事(じ)

自分自身のこと、家庭菜園の生長記録、料理など家事にまつわる話、おやっと思うことなど、日々の雑感とともにお伝えします。

佐渡視察①

2011年11月04日 | 日記
 佐渡視察1日目。先月の韓国視察に引き続き、教育・拉致問題対策WTによる視察です。

 両津港に着くと、民主党の佐渡市議に加え、副市長もお出迎え。ありがたい限りです。

 視察の最初は曽我ひとみさん、ミヨシさんの拉致現場とされる場所を視察。
 
 今でこそ車の往来は多いのですが、当時はもっと少なく、夕暮れ時だったこともあり、目撃者がいなかったのだと考えられます。
 
 推測ではここを通って、国府川から船に乗せられ連れ去られたのであろうとのことですが、いまだその後の消息が明かされていないミヨシさんの早期帰国、そして一刻も早く拉致問題の全面解決がなされることを願っています。

 帰国された曽我ひとみさんのご家族にもお会いしました。
 
 次女のブリンダさんは酒造会社で元気に働いています。
 
 ジェンキンスさんは観光施設の物産店で気さくに対応していただきました。

 次にトキの森公園へ。
 
 日本で生息していた最後のトキ「キン」は、剥製で展示されています。
 
 中国から来たトキは現在、234羽まで増え、飼育ケージ越しにその姿を見ることができます。

 もう1か所、佐渡トキ保護センターの野生復帰ステーションへ。こちらの所長である県職員の方は、以前の職場でお世話になった方。久しぶりにお会いすることができました。
 
 順化ケージはテンの侵入があってから、電気柵など細やかな処置を施し対応されています。このような施設が必要でなくなるくらい、トキが普通に生息できる環境を作っていくことが、自然を破壊し続けてきた人間の使命であると思います。

 1日目の最後は新潟県立佐渡特別支援学校と知的障害児施設である新星学園の視察。現在、高等部の生徒が増えつつあり、入園理由において、虐待により児童相談所からの紹介が多くなっているとのこと。知的障害というハンディキャップを背負い、さらに虐待とは本当に胸が締め付けられる思いです。それでも、会う子どもたちは、皆笑顔で挨拶してくれるのが何よりの救いでした。


 それぞれ短い時間でしたが、百聞は一見にしかずで、考えさせられることがたくさんあった1日でした。
 

 
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