イバラノツルヒコの華麗なる生活

ボンソワール、今夜も僕と素敵な話をしよう

雨との関係

2005-10-11 21:00:17 | Weblog


このところぐずついた天気が続いて嫌になっちゃうね。まあ雨も必要なんだけどさ。

そういえば、子供のころは雨でもそんなに嫌じゃなかった気がする。もちろん遠足が中止になったりすると雨がうらめしかったものだけど、雨にぬれることを今ほど厭わなかったんじゃないかと思う。

僕はとにかく傘を持たない子供で、その日の天気予報が雨でも、朝降ってさえいなかれば絶対に傘を持っていかなかった。おかげで帰りに濡れちゃったり、友達の傘にいれてもらったり、それがもとで風邪をひいちゃったり、何かと周りには迷惑をかけていたわけだけど。

多分子供のころには雨に濡れるのもプールに入るのもお風呂に入るのも別段違いがなく思えたんだろうね。いつの間にか、まずは靴や服が濡れることが気になったり、髪の毛が濡れて大変なことに(・・・僕はクセ毛だからね)なるのが嫌になったり、そしてだんだん、自分の身体が濡れることそのものが不快に思えるようになってきたんだ。もっとも今でも決してまめに傘を用意していくほうじゃないけど。

そういえば、秀虎曰く、山で雨に降られて身体が濡れると激しく体力を消耗するから、ちゃんとした雨具を持っているかどうかはかなり重要な問題なんだそうだ。そう考えると、別に山登りをしなくても、年をとっていったら、濡れるのが今以上に不快で問題になっていっちゃうのかもしれないな。・・・ああ、それどころか、僕の祖母なんかは雨の日は膝が痛いとか、濡れていなくてもそんなことを言ってた気がする。

なんだか、雨との関係も時と共に随分かわっちゃうものだね。