ねじ花ってとても可愛いお花です。
すうっと伸びた茎の先に
小さなピンク色の花がねじれながら咲いてゆきます。
母の好きな花でした。
母のお葬式の日に、お寺の参道の脇のあぜ道にねじ花を見つけて泣きました。
結婚した後、母恋しさに里から持って帰ったねじ花が、
境内の苔庭に種を飛ばして、毎年咲くようになりました。
冬の間はその姿を土の中にひそめています。
春、おひさまのあたたかさに惹かれるように小さな葉を出します。
そうして、夏を待つようにして茎を伸ばし
空に向かうらせん階段を駆けあがるように花が咲きます。
毎年、変わらず・・・
今年もねじ花が咲きました。
らせんの花を指でなぞりながら母のことを思います。
もうすぐ、母の20年目の祥月命日がきます。
すうっと伸びた茎の先に
小さなピンク色の花がねじれながら咲いてゆきます。
母の好きな花でした。
母のお葬式の日に、お寺の参道の脇のあぜ道にねじ花を見つけて泣きました。
結婚した後、母恋しさに里から持って帰ったねじ花が、
境内の苔庭に種を飛ばして、毎年咲くようになりました。
冬の間はその姿を土の中にひそめています。
春、おひさまのあたたかさに惹かれるように小さな葉を出します。
そうして、夏を待つようにして茎を伸ばし
空に向かうらせん階段を駆けあがるように花が咲きます。
毎年、変わらず・・・
今年もねじ花が咲きました。
らせんの花を指でなぞりながら母のことを思います。
もうすぐ、母の20年目の祥月命日がきます。