月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

激走之姿

2012年12月20日 19時31分15秒 | 仏々相念(住職日記)

親って~・・・

 

寒い一日でした。

これからも厳しくなりますね。

 

本堂でのお勤めでは吐く息が白くなりました。

嫌いじゃありません、寒い中でのお勤め。

お勤めさせていただいていると身体も温もってきますし・・・

いつも思うのが得度の時、

2月でしたので寒い時でありました。

懐かしいな~・・・

 

お参りをいただき一緒に本堂でお勤めをさせていただきました。

お勤の後、しばらく話しをする時間をいただきました。

お身体のこと、家のこと、環境のこと、家族のこと・・・

「子どもさんの調子はいかがですか?」

「はい、身体も大きくなってきて調子いいようです。」

小児喘息を患っていた息子さんも中学1年生になったとか。

サッカー部に所属し、山の中腹にある自宅からは走って登校しているとか・・・

「そりゃ凄いですね!身体も鍛えられますね!」

「そうなんです・・・

親って無力ですね・・・

何もしてやれないのです。

でも、自分で身体を鍛える姿を傍で見ては頼もしく思うことです。」

 

本当に何もできません。

代わってやることもできません。

己が人生、己が歩まなければならないのです。

「よっしゃ~!」って気合い入れながら・・・

 

でも、気合い入れてできるのも限界があって、

そこにくると崩れることもあるのでしょう。

 

だからこそ、あなたがいてくださる。

ず~っと支えて下さるあなたがいてくださるのでしょう。

 

そんな支えをいただきつつ走っている息子さんを思ったことです。

よかったね、案じて下さるおはたらきがあって・・・

 

感謝しよう!


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