今日のネタは、やっぱり WWDC2006 だろう。
遂に、PowerMac が消え、全ての Mac が Intel になった。
昼休みに ITmedia のレポートを見て知ったのだが、訳も無く隣の席の後輩に話を
振ってしまった。Mac とは無縁の Win ユーザである後輩だ。ごめんよ。
それにしても、1モデルのみ、クロック違いなどは BTO だなんて、なんて思い切った
製品構成なんだ。
どういう観点で分けているのか、何の CPU を積んでいるのかすらも明記されておらず、
一緒にインターネット契約したら2万円引きだなんて良くわからない値引き構成でもって
同じメーカなのに大した差別化も無く多数のラインナップを揃える Windows ノートPC
とは雲泥の差だ。
とにかく、ハードウェアスペックを見るだけでワクワクしてくるようなマシンだ。
本体中身は、是非見て頂きたい。
配線ごちゃごちゃ、隙間だらけだったり熱がこもってたり、無理矢理大げさなファンを
取り付けていたり、そんな組み立てパソコンとは一線を画するパッケージングだ。
これが30万ちょっと?安すぎやしませんか?
いきなり今日から発売しているというのも、いつものことながらちょっと驚いた。
5年も前の PowerMac G4 が、こんなにも何の障害も不満も破損も無く快適に動作して
くれていなかったならば、購入に踏み切っていたかもしれない。
次期 OS である MacOS 10.5( Leopard )も、また新しいことをやってくれていて、
一体これがどんな動作をするのか、早く見たいという衝動に駆られる。
たかが OS である。なのに、こんなにも興味をそそられる。
かたや、ソフト単体では売ってくれず、今どきタダでも要らないフロッピーディスク
ドライブなどとの抱き合わせでなければ買えない OS とは大違いである。
ある友人が、「 OS って、高いよね。特に何をしてくれるワケでもないし、特に何か
面白いこともないし、強いて言えばセキュリティが弱いくらいか」なんて言っていた
ことがあった。Windows のことだ。
Mac に限っては、「色んなことをしてくれるので」この値段でも適正だと思う。
一応断っておくが、別に信者なワケではない。
以前、「おまえは Mac 信者だから、何を言おうと Mac サイコー!なんだろ?」って
言われたことがあるが、そんなことはない。
趣味と仕事の両方含めて、DOS 3.1c の時代からバッチファイルは作っていたし、勿論
当時流行った N88-Basic でプログラムも作ったことがある。
Windows は 3.1 時代から NT 系も含めて XP まで殆ど触っているし、対する Mac は
漢字Talk 7.5.1 がインストールされたマシンから使っている。
さらに、unix は Solaris メインではあるが、HP-UX ほか System V 系と FreeBSD 系
両方ともにそれなりに扱って来た。
また、Linux は RedHat と Miracle Linux のみだが、インストールから運用まで、
小規模ながら触って来た。
その上で言っているのだが…。なかなかわかってもらえないんだよな。これが。
話が大きく逸れたが、とにかくまたあの「ワクワク気分」を味わえるようなマシンを
出してくれた Apple にはアタマがあがりません。ジョブズ、ありがとう。