裁判員裁判が始まって、
弁護士もプレゼンテーションが必要といわれています。
でも、プレゼンテーションっていったいなんでしょう?
多くの弁護士は、原稿を見ないで、アナウンサーのように流ちょうに、
身振り手振りを付けて話すことだと思っているようです。
パワーポイントを使うことがプレゼンテーションだと思っている人もいます。
しかし、そうしたことは、プレゼンテーションの一つの方法にしか過ぎません。
話を聞いてくれている人への ”プレゼント” なのです。
恋人へのプレゼントを選ぶとき、
何をあげたら いちばん喜んでくれるかを考えるでしょう。
裁判員に語りかけるときも同じです。
裁判員がいちばん聞きたいことをプレゼントしなければなりません。
弁護人があげたいもの(言いたいこと)ではなく、
裁判員が欲しいもの(聞きたいこと)を語ること・・・
それが一致すれば、
弁護人は、依頼者に最高のプレゼントを贈ることができます。
KBS京都テレビ司法制度改革特番のドラマに検察官役で出演しました。
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YouTube: 2012年3月10日(土)午後7時~KBS京都「裁判員制度検証特別番組」のご案内
【資格等】
NPO法人国際プレゼンテーション協会 理事
IPS認定 2級プレゼンテーター
IPS認定 インストラクター
【著書等】
共著:「入門・法廷戦略~戦略的法廷プレゼンテーションの理論と技術~」