テレビに出たがるのかテレビが出したがるのか、それはよくわからないが、つくづく橋下という男は[弁護士=三百代言]というこの国の伝統を忠実に守っている希有な人物だ。
この男の常とう手段はとりあえず三つある。①論理の巧みなスリ替え、②他人への責任転嫁、そして③異なる話題への巧みな誘導である。 . . . 本文を読む
「スリ硝子を通して外の霧を見ているような気分」だ。しかしスリ硝子を取り払っても霧は晴れない。下世話にも「うっかり1票、がっかり4年」という。だが今度ばかりは4年で済むとは到底思えないのだ。深い、どこまでも深い闇が待ち受けている。奇しくも今日は憲法記念日!
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先週、中国のPM2.5報道が連日テレビで流れた。北京や上海が濃いスモッグで覆われ、交通渋滞の光景すら隠れてしまう。しかも毎年3月には黄砂が発生し、大量の汚染物質が黄砂に押し出されるように日本に襲来する。あるメディアがいう「殺人黄砂」である。
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6月8日から16日まで読売新聞が特集した連載コラム「検証・原発危機」の中で「原子力の技術者は意外に電気システムに詳しくない」(原子炉メーカー幹部)との件りがあって、やっぱりと思った。「 . . . 本文を読む
イタリアで脱原発が決まった。メディア王ベルルスコーニの抵抗もあり、国民投票の成立そのものが危ぶまれたが、56.99%という結果にさすがの彼も敗北を認めざるを得なかった。だが日本では~ . . . 本文を読む
私は原発反対運動家ではありません。20年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、安全だとかいろんな論争がありますが、私は「原発とはこういうものですよ」と、ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。 . . . 本文を読む
かつて(といっても東日本大震災前の話だが)、「リサイクルは壮大な無駄、プラスチックでも紙でも盛大に燃やしたらいい」発言で市民運動グループを怒らせた武田邦彦センセイが、いま原発批判学者のトップランナーに衣替えし、テレビに重宝がられている。
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余計なところに余計なバカがしゃしゃり出て、菅の悪巧みにまんまと乗せられてしまった。それにしても「一定のめど」なんていいながらニタニタ笑いを浮かべる菅という男の底知れぬ不気味さに背筋が寒くなった。 . . . 本文を読む