「その地位にある者が(歴史に)学んでいないことほど国を病気にするものはない」.
これは初代会津藩主保科正之の箴言である。
この言葉ですぐに思い浮かぶのは安倍晋三のしたり顔だ。名君、保科正之の思いをいまに置き換えるなら「自制心を失い有頂天になった指導者ほど恐ろしいものはない」ということだろう。
. . . 本文を読む
かつて平静な気分で見ていられた国会中継も、昨今はまるで気が重い。ダイジェストが得意のニュース番組で漫然と動きを知るだけである。
昨朝の「みのもんた・朝ズバッ」では一昨日(19日)の参議院予算委員会をとりあげており、その中で「昨年民主党がつくった本予算より自民党がつくった補正予算の方が数十倍から数百倍多い」という不思議な話を紹介していた。
. . . 本文を読む
「死にたいと思っても生かされると、かなわない。政府の金で(高額な医療を)やってもらうと思うとますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうなどしないと解決策はない」「私はそういうことをしてもらう必要はない。さっさと死ぬからと(遺書に)書いて渡している~」 . . . 本文を読む
アベノミックスとやらでインフレへの道が敷かれ、消費増税が既定事実といわんばかりに税制改正論議が始まっている。これらの動きに待ったをかけるべき民主党は三党合意とやらで自公の配下に組みこまれた。我々の味方は雲散霧消したのである。欧米では自民党の憲法改正素案が物議をかもし、アルジェリアでは日本のビジネスマンたちが政府軍とアルカイダによる内戦(事実上の戦争)のあおりで10人も殺された。 . . . 本文を読む
12月18日朝、医院の待合室で1週前の週刊朝日をめくっていたら、ややショックなページにぶつかった。室井 佑月という作家が書いた小文である。同誌がいま手元にないので記憶だけの引用だが大要は以下のとおり。
. . . 本文を読む
今日(12月8日)、吉田照美と伊東四朗出演のラジオ番組を聞いていたら吉田氏が「いまの大手メディアは本当にひどい。2日の三重県桑名市長選で嘉田氏の未来の党から出た人が当選したのに、これをニュースとして報じたメディアはひとつもない」と憤慨していた。 . . . 本文を読む
ほぼ1ヵ月前、猛烈な脱力感に襲われ、何日か寝込んでしまった。そして先々週の日曜日(10月7日)、胃に強烈な不快感があり、つづけて大量の嘔吐がきた。まるでサルトルだ。すぐ医者へ、と思ったが~ . . . 本文を読む
石原慎太郎が9月14日の記者会見で次のような発言をしたという。「経済利益を失ったっていい。中国の属国になる方がよっぽど嫌だね」。このもうろく爺(じじい)がひとりでそう考えるのは勝手だが~、 . . . 本文を読む