循環型社会って何!

国の廃棄物政策やごみ処理新技術の危うさを考えるブログ-津川敬

座間味村のコークス問題その後

2008年03月24日 | 廃棄物政策
 離島の座間味村、宮里議員から以下のようなメールが入りました。ブログに載せてもいい、むしろ広く公表して欲しいという了解を得ているので、全文掲載します。すでに3月8日付で本ブログで紹介した「座間味島のいま」その後です。 . . . 本文を読む

長崎諫早で助燃コスト等が約束の3倍

2008年03月13日 | ガス化溶融炉
本年2月5日付の日経に「JFEの今期純利益13%減に下方修正・特損500億円計上」が報じられ、業界関係者と自治体を驚かせました。ダイオキシン特需を背景にガス化溶融炉が普及して6年、これまでプラントメーカーの損失が詳細に報道されることはあまりありませんでした。日経の記事もどこの施設でとは書いていませんでしたが、読売が2月末、具体的にその中身をズバリ報じました。 . . . 本文を読む

足並み乱れる広域組合

2008年03月11日 | ガス化溶融炉
このところ、プラントメーカーや自治体の動きがきわめて怪しくなっています。両者とも、どうやったら損を出さずに済むかの探り合いをやっているのです。  一方、いくつかの自治体ではメーカーへの長期包括運営委託をめぐって内部対立が起きており、事態の複雑さをうかがわせます。そんな新聞記事のひとつが目にとまりました。 . . . 本文を読む

座間味島のいま

2008年03月08日 | その他
既報、ミニ高炉について座間味村の宮里清之助議員から送られてきた資料を抜き出して編集します。ここには都市部で相手にされなかった㈱還元溶融研究所なる企業が世俗を遠く離れた沖縄の小離島(宮里氏の表現)に狙いを定めた様子が生々しく報じられています。 . . . 本文を読む

どっこい生きてた!ミニ高炉

2008年03月05日 | ガス化溶融炉
 いまから10年前、奇妙な実験があるというので、現場へ出かけてみました。還元溶融技術研究所なるベンチャー企業が堺市にある大阪府立大学構内にモデル溶融炉をつくり、不燃・可燃を問わず廃棄物という名がつけば何でもそこにぶち込むという実験です。コークスを使った一種の溶鉱炉で、1トンからプラント施工が可能というものでした。ちょうどそこに研究所の代表と称する久米正一という人物がいたのでインタビューを試みました(写真)。以下は彼が披瀝した壮大な抱負です。 . . . 本文を読む