循環型社会って何!

国の廃棄物政策やごみ処理新技術の危うさを考えるブログ-津川敬

あの出雲エネルギーセンターが保証期間切れに

2008年09月23日 | 廃棄物政策
稼動後、これ以上ないといわれるトラブル・事故を重ね、その都度地元マスコミをにぎわせてきた島根県・出雲エネセンの保証期間が切れる。これまでメーカーの日立製作所が事故の後始末で巨額の全額負担をしてきた。そのため出雲広域は一切責任を感ずることなく今日まで来たわけだが、これからがたいへんだ。その最後っ屁でメーカーに徹底点検を迫り、メーカー側もそれを受けざるを得なかったようだが、ここ1ヶ所しか受注実績のない日立製作所の傷はあまりにも深い。 . . . 本文を読む

豊島の産廃処理計画見直しに

2008年09月19日 | 廃棄物政策
4年前の直島溶融炉爆発事故で危ぶまれた豊島産廃の年次処理計画だが、その直後、産廃残量を下方修正したことがある。しかしここへきてまた処理量が増える見通しになったとのこと。もともと土砂やシュレッダーダストを大量に含む豊島産廃にクボタの表面溶融炉では無理といわれていたのだがーーー。 . . . 本文を読む

偽装生コン事件で見えてきた関連官庁の身勝手(上)

2008年09月15日 | 廃棄物政策
 いま底知れぬ広がりを見せている汚染米(事故米)事件とかなり似通う構造が本年7月に起きた六会偽装生コン(溶融スラグ不正使用)事件である。しかし生コンの方は新聞でいう「地域ニュース」のレベルにとどまり、汚染米事件は赤福、船場吉兆、中国ギョーザなどの衝撃度から取材側の勢いもテレビ報道を含め、桁違いである。だが六会事件をいつまでもローカルの事件にとどめるべきではない。 . . . 本文を読む