ふつう世間では一部という場合、対象物の1割か2割を指す。せいぜい妥協して3割だろう。文書の開示、非開示の話である。だが東京二十三区清掃一部事務組合(一組)が本年10月20日に開示した文書はほぼ9割が黒塗り、つまり事実上の非開示であった(写真)。 . . . 本文を読む
足立清掃工場2号炉の場合、水銀計が測定レンジを突破してしまったので入った水銀量はいまに至るも不明である。しかしバグフィルターの濾布や触媒を総取替えするほどの被害から逆算すればその量の大きさは想像以上のものがある。改めて誰の仕業なのか。 . . . 本文を読む
東京23区の清掃工場で続発した高濃度の水銀発生事故はとりあえず足立清掃工場2号炉の再稼働(9月27日)でケリがついた形である。最近はマスコミもあまりとりあげない。だがそれでいいのだろうか。本ブログで3回にわたり事故の経緯と何が問題だったかを書き連ねたが、それをいったん消去し、あらためてこの事故について検証してみたい(写真は6月11日以降の足立清掃工場のごみピット)。 . . . 本文を読む