循環型社会って何!

国の廃棄物政策やごみ処理新技術の危うさを考えるブログ-津川敬

コークスの急騰

2008年04月26日 | 廃棄物政策
新日鉄の危機、というより新日鉄やJFEのシャフト炉を導入した自治体の危機が間近かに迫っています。唯一の熱源であるコークスがいま大暴騰しているからです(写真はシャフト炉間歇出滓の瞬間)。  なお本稿はさる4月15日づけのブログを改訂したものです。 . . . 本文を読む

テレビの凋落

2008年04月25日 | 廃棄物政策
昨夜(4月24日)、「プラスチック焼却問題」(NEWS23)を観ました。番組は約10分。大まかにいって三つのパートで構成されています。①東京23区が35年ぶりにプラスチックを可燃ごみにした、②なぜ新ルールが導入されたか、③環境への影響はないのか、の三つです。 . . . 本文を読む

この先どうなる

2008年04月20日 | 廃棄物政策
 生鮮食料品をはじめ、じわじわと物価が上がっています。しかしそれ以上に上がっているのがここ10年で全国各地に新しくできた大型焼却炉・溶融炉の維持管理コストです。それをコークスに絞って前2回にわたり検討してきましたが、むろん灯油、都市ガスなどの燃料も軒並み高騰しています。 . . . 本文を読む

御殿場市で何が起きたか

2008年04月08日 | 廃棄物政策
 前掲「毎日の記事について」の本文中、御殿場市について触れた部分があった。御殿場のRDFプラント破綻事件は日本の清掃行政史上稀有な事件といえる。如何に日本の巨大企業が自治体を食い物にしてきたか、またつけ込まれる側の自治体にどんな内情があったのか。いまは亡き地元新聞記者が渾身の力を込めて上梓した「崩壊したごみリサイクル」(緑風出版・04年)にその全貌がスリリングに紹介されている。以下は筆者が2回現地に入ってまとめたメモ。  写真は「RDFプラント内部で腐食したバケットコンベア」である。 . . . 本文を読む