Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

夢のある話

2006-02-24 08:13:29 | つぶやき
 昨日だいぶ良くなった風邪が、今日になったらすぐれない。直り始めた風邪がぶり返すというのは、わたしにはめずらしい。どうも夕べよく眠れなかったのが影響しているようにも思う。だいたい夢を見るということは眠りが浅いということだ。わたしはふだん眠りについて朝まで眼を覚ますということはほとんどない。風邪をひいていて睡眠時間が長くなっているから、当然途中で眼が覚めるわけだが、けっこうこんなときに夢を見ている。普段は眠りが深いから夢を見ることは少ない。いいえ見ていても覚えていない、というのが正しいのかもしれないが、覚えていないんだから見ていない、ということにしてほしい。それが昨晩はいくつか夢を見た。メカニズム的にいえばレム睡眠時に眼が覚めているのだろうが、とはいえ記憶に確実に残っているわけではない。よくテレビドラマに夢の中を彷徨うような場面が設定されるが、あんなに明確に夢をあとで再現できない。夢の中に有名人が登場したりするが、そうした有名人は、ほとんど知っている人だけで、知らない人は登場しない。なぜその中にわたしが存在しているか、夢を見ている時は不思議に思わないが、目が覚めてからそれに気がつく。そして、時がすぎると思い出せないほどに消えていく。

 会社に来てから同僚の女の子にこの夢の話をした。「夢ですかー、いいですね」と、また得意の会話が始まる。
 わたし「えー、何がいいの」
 彼女 「楽しいじゃないですか」という。
 わたし「いつもそんなに楽しい夢ばかり見るんだ」と聞くと、にっこり笑っている。
でも前にも書いたように、わたしは夢をそれほど明確には覚えていない。加えて、それほど楽しい夢を見た覚えもない。おそらく見ているのだろうが、記憶に残っているのは、だいたい金縛りの夢ばかりだ。
 わたし「美味しいものでも食べた夢でも見るの」と質問して思ったのだが、味のある夢なんて見るのだろうか。自らの記憶にも食事をしているところの夢があったが、味など存在していなかった。だいたい夢を見たとしても、味とか匂いなんて覚えていないのが普通ではないだろうか。いや、味や匂いは夢に登場するのだろうか。夢そのものを覚えていないから、味とかに匂いなんていう装飾品は記憶から真っ先に消えるのかもしれないが、定かではない。彼女にも味とか匂いなんて夢の中でしてなかったでしょと聞くと、確かに記憶にはないようだ。もしそんな匂いとか味が登場する夢を見た人がいたら教えてほしいものだ。どんな設定なのか。

 さて、夢の舞台ほど妙な世界はないが、意外にも仕事の夢もけっこう見る。でもそういう場面にも登場するはずもない有名人が出てきたりして、「何それ」とはやはり眼が覚めたあとに気がつく。
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