酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

水琴窟で一服

2007-08-05 10:02:18 | Weblog
 水琴窟(すいきんくつ)ってご存知ですか?

 広辞苑的に紹介すると、次のようである。

  縁先の水鉢から溢れ出る水を利用した日本独自の音響装置。
  底に穴を開けたカメが伏せてあり、底に溜まった水面に
 滴が落ちた際カメの中に反響する音が琴に似ているため、
 この名前がある。

 で、友人で博識な某住職が、自分の寺の境内に、この水琴窟を自らが造成してしまったのだ。

 滴の反響する音たるや、これはどんな高額の楽器でも敵わぬであろう響きを聞かせてくれる。
 自然が創り出す音響に、正に脱帽。一服の清涼剤であり、卑近な例えだが、耳も心も洗われるという表現しかない。
 ぜひ、ご体験なされんことを。
 
  

VRレンズ

2007-08-05 09:49:27 | Weblog
 最近のカメラ用レンズは、「手振れ軽減機能」付きが主流。ニコンでは、「VR」レンズと呼称している。

 三年前に、VR80~400mmレンズを初めて使用したとき、400mmの手持ちなぞ信じられず、相変わらず三脚に据えて使用していた。
 やがて、手持ちのフランクさに魅せられ、今では十分に信頼できるようになっている。

 D200を入手して丁度一年たった昨日、D200の常用レンズとして使用してきた24~120mmレンズと、めっきり使用頻度の落ちたF4を下取りに出して、VR24~120mmを購入した。先代の24~120mmは、汎用性が高く、ポートレートから列車撮影まで重宝してきた。でも、中古で購入したせいもあって、距離リングが甘く、カメラを下に向けると、たちまちにして距離リングが狂ってしまう。フードもバカでかくて取り回しが良くなかった。

 今度の24~120mmはレンズ自体は少しばかり長いもののスマートで、花びら型のフードもカッコいい。

 列車撮影では、どうしても望遠系のレンズの出番が多いのだが、依頼されてのルポや取材等では、24~120mmで十分。

 さっそく試し撮りに行きたいのだが、台風5号の来襲で雨降りが続いている。
晴れるまで、待つことにしよう。