This Is The Way I Am

ただし。が、気まぐれに、日常にて考えていることを綴ってみます。

「就活アドバイス」したら、同窓会になって、友達の存在を再確認した、という一日。

2006年01月22日 23時57分54秒 | Weblog
就活生の相談に乗ってあげて欲しい、
ということで、品川に出かけた。
高校時代の友人Yの頼みだから、断れるはずがない。
同時に、「どんなことを話すんだろう、自分は」と、
自分に期待して引き受けた、というのも事実だ。

駅で二年ぶりに高校時代の友Sと再会する。
こないだ会ったのは、僕が早稲田の舞台に立っていた時。
もう二年前の冬だ。
彼の家に泊まって、彼の家から舞台の本番に向かった。
まだ眠る彼に、「ありがとね、泊めてくれて」って言い残して、
それきり二年間会っていなかった。

なのに。
まるで、昨日も遊んでいたかのような、波長。
これが嬉しい。
スッと、あの頃に戻れる。
お互いに、基本的にどこでも「素」なので、当たり前かもしれないけど、
久しぶりの再会を気取ることは一切ない。
「元気してた?」もなく、「変わってないじゃん」もなく、
ごく普通に「お前、遅ぇーよ」と叱られ、
次には「じゃ、どこ行こうか」って、就活生の彼女を挟んで歩く。
まるで、昨日も遊んでいたかのような、波長。
これがやっぱり嬉しい。

就活生の彼女(Kちゃん)に「就活とは。」みたいな話をしている最中に、
「あぁ、皆、成長したんだな」って思った。
SもYも、以前より、ずっとずっと物事をしっかり見極めている。
テンションと、会話のノリと、くだらないことで笑うところは、変わらない。
でも、確実に、色々な世界を見てきたんだな、
色々な経験を踏んできたんだな、ということが分かる。
久しぶりに会うからこそ、感じるのかもしれない。
Kちゃんに真面目に話す二人を見て、嬉しくなった。

ところで、Kちゃんは、僕をネット上で見たらしく、
(就活応援サイト『日●ナビ』に僕は大きく載っているのです。
 インタビュー記事と共に。写真付きで。ホテル業界特集で。きゃー。)
「わぁ、すごい、すごい、本物だ、見た通りだ」と騒いでました。
自分の知らない人が自分を知ってるって、改めて「凄いな」って思った。
しかも、真面目なバージョンの僕が掲載されているわけだから、
そのイメージって、自分が思っているよりも、凄いんだろうな、とも思った。

三時間ほどコーヒーを飲みながら、就活アドバイスみたいなことをして、
Kちゃんを見送りました。
そして、居酒屋でプチ同窓会を。三人で。
いや~、楽しかったっす。

僕の高校時代の話は、またいつか書くとして、
「お前、本当に、あの頃から、変わってたよな」って言われ続けた。
二人とも、僕が覚えていないことまで、記憶してたりして、
「へー、そうだったんだ」って思い出さされたこともあったし、
実は皆が知らなかった僕だけが知る裏の事情を暴露したり。
実は平和そうに見えてた僕の周りにも、
色々と黒いものが溢れていたんだよって暴露したら、
二人とも、「全く知らなかった」と、驚いていました。

また改めて、時間のある時に、集まろう!って約束して、
本当に、すぐ近くに会うかのように、品川駅で手を振って別れた。

こういう友達って、心強い。
そして、僕の財産だと思う。