月曜日はチャリティ公演で、
「マルグリット」見てきました。
藤原紀香さん主役のミュージカル。
戦時中の激しい恋愛話です。
題材がめちゃくちゃミュージカル的(笑)
「やっぱり音楽や舞台っていいなー」
と久しぶりに深く思いました。
深く思い知らされました。
曲はいわゆる有名なミュージカルに比べると、
印象やインパクトが弱かったし、
「その旋律、歌うにも聴くにも、
はんぱなく難しすぎるだろ!」
って突っ込みたかったけど。
メインの「チャイナドール」くらいかな。
帰り道に口ずさめるとしたら。
舞台セットが凄いです。
もっと抽象的でもいいかな?と思ったけど、
仕掛けが細密で良かったです。
あとはストーリーが解りやすくて、
演出が面白かったです。
王道的なんだけど、何もかも。
でも良い作品でした。
田代万里生さんっていう
若手の男主人公が上手かった!
完全に主役でした。
決して華が溢れんばかりに、
目立つ人ではない気がするんだけど。
スタイルも良いし、爽やかだし、
時には、情熱的だし。
僕が男だからだろうけど、
感情移入しやすかったな。
そして「ミュージカル俳優!」
って安定感がありました。
歌がうまくて、聴きやすい声だから、
彼が歌うことで、全体的に、
複雑だけど凄く計算された良い曲ばかりだって
分かって良かったです。
彼の姉役の女優さんも、
(飯野めぐみさん)
歌いこなし方に安定感があって、
更に僕の好きな歌い方で良かった。
藤原紀香さんは、やっぱり女優さん!
役柄が「かつてのスター」だから、
仕種や雰囲気が合ってたと思います。
ドレスも似合うし。
歌が多少危なっかしくて、
しかも旋律が難しいから、
「多分…音外れてる…?」
って思う箇所も多かった。
凄い努力家なんだろうなー
って思いました。歌い方とか。
「生真面目~」って思った(笑)
歌うことにひっぱられて、
もっと感情的にしたらいいのに…
と、これは完全に好みの問題かな。
でも想像していた以上に、
「ミュージカルに合っているなー」
って思いました。
西城秀樹さんは…渡辺の中ではナイ(笑)
シリアスなシーンで、
歌い方が完全にスター西城秀樹。
曲と声質が噛み合ってなくて、
笑うシーンじゃないけど笑いました。
失礼とは思うけど(完全に個人的意見だけど)、
芝居も、西城秀樹が演じてる感じ。
全体的に丁寧な作りで、
雰囲気の素敵なミュージカルでした。
「舞台に立ちたいなー」って思いました。
とりあえず、歌を練習しよう。