KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

大震災から3年、何を学び対策されているのか?

2014年03月10日 | 世の中あれこれ
東日本大震災が2011年3月11日に発災し、1年、2年、1000日と節目を迎え、
もう3年目の節目を迎えます。

太平洋沿いを走る三陸鉄道が3年ぶりに開通する明るいニュースが嬉しいです。
「あまちゃん」で話題になった三陸鉄道が3年を経てついに復活 - NAVER まとめ
 ただし、宮古─釜石間のJR東日本部分の復旧は、方向性も決まっていません。
  ※被災路線を突然移管、JR東が変心した理由 東洋経済オンライン


大震災から2年経過した昨年の5月のGWに、5泊6日で2600Kmの東北ツーリング
復興状況を自分の目で確認してきましたが、いたるところで「温度差」を感じました。


震災から3年を前にして、各マスコミは復興の進捗が進んでいないことを報じています。
思い出したように批判をしているマスコミには、もっと日ごろから震災の状況を報道してもらいたいです。
我が国日本には、月命日という素晴らしい法要があり、故人を偲び、供養をして、
いつまでも忘れることの無いようにしてきました。

マスコミもせめて毎月11日を「東日本大震災の月命日」として、報道を続けてもらいたいものです。
しかも、マスコミのウェブサイトは、古い震災関連の記事についてリンクを外し、
サーバーの負担を掛けないように経済優先でサイト運営を行っています。
せめて、東日本大震災関係の記事はリンク切れすることなく、サーバー保存してもらいたいです。


また、復興庁のサイトもとても見にくく、分かりやすく情報発信しようという気持ちがあるのか、
とても疑わしいです。復興庁の幹部は、自分でサイトを確認したことが無いのでしょう。

ページをめくるごとにセキュリティの警告メッセージが表示されるし、
あるページに行くと元のページに戻りにくくなったりします。



さて、この3年間で学んだことが復興予算に反映されているのでしょうか?
特に、アベノミクスで経済の活性化が大きなテーマなので、公共投資で公的資金を投入すべしと、
コンクリート建造物の復興計画オンパレードです。

岩手県や宮城県で防潮堤をより高く、より長く設置すべしと、無人島の海岸全沿いにまでも建設計画が出ているようです。
また、理想の防潮堤と言われた宮古市田老町の城壁のような総延長2433mのX字型の巨大な防潮堤が、
今回の大津波で海側の防潮堤は約500メートルにわたって一瞬で倒壊し、地区の住民の5%近くの200名が被害に遭っています。
画像で見る岩手県田老町の悲劇と防潮堤の破損【東日本大震災】 - NAVER まとめ

本当に津波の防潮堤の拡充が必要なのでしょうか?
それだけの予算を投入するならば、近くの山を造成して、そこに住宅関係を整備し、
港や魚関係の加工所などの産業だけを現地で整備して、避難ルートの確保と
一時避難所の建設で補うような発想も必要かもしれません。

Yahoo!みんなの政治 - 【シリーズ復興】「巨大防潮堤」建設見直しは必要か
防潮堤を勉強する会―気仙沼市―公式サイト
津波被災から20年の奥尻町の苦境 - みずほ総合研究所[PDF]


津波対策の防潮堤を代表例として取り上げましたが、原子力発電所、復興住宅、産業再生、
学校施設、防災・減災対策、などなどチェックすべきことが多数あり、調査報道の役割は大きいと思います。

ハードの対応だけでなく、平常時にリスクを想定した対策・避難計画と訓練の実施など
できているのでしょうか?

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