ブログ3年目(日記代わりに)

未破裂脳動脈瘤の手術体験(2018年)の記録のためブログを始めました。

太平洋フェリー「きそ」乗船記(3)

2019年08月27日 10時00分20秒 | 太平洋フェリー乗船記
朝を迎え、船旅のゴールも”まもなく”です。
既に宮城県沖のようです。



陸地は牡鹿半島や金華山辺りでしょうか。

他社のフェリーともすれ違いました。


朝食はスタンド「ヨットクラブ」のモーニング(600円)にしましたが

これで600円では割に合わないです。

船内には給湯室もあり、皆様、カップラーメンなど朝食を工夫(節約)していました。

電子レンジもあります。
次回の乗船の参考になりました。

洗い場もあります。クーラーボックスや鍋を持ち込み、自炊をしている方もいました。


陸地を見ていると、雨雲がかかっています。

局地的な雨を目撃しました。

デッキには修学旅行の中学生が。

引率の先生に伺うと、栃木県の中学校で、仙台から被災地を見学して帰るそうです。

いよいよ前方に仙台が見えてきました。



防波堤内に入りました。



本当に仙台港の幅は狭いです。
右舷が停泊中の船の直ぐ脇を通過し

左舷の直ぐ向こうにガントリークレーンが


狭い港内で巧みに舵を切り


ターミナルに近づきます。


まさに”縦列駐車”と行った感じで


巧みに船を寄せていきます。




係留用のロープが繋がれ


接岸しました。


船尾の自動車の乗降口が開き始めたので

慌てて愛車がいる車両甲板へ。

車両甲板です。

皆さん静かに動き出すのを待っています。
ナビは、昨日の苫小牧港のままでした。


定刻(10:00)の20分程前に着きました。

この後、家で着替えて出勤します。

ちなみに、今回の走行距離は461.0km、燃費はちょうど20.0km/Lでした。
今朝起床してから下船まで4,000歩も歩いていました。

仙台で下船された方がほとんどですが、このまま名古屋を目指す方もいるようです。






太平洋フェリー「きそ」乗船記(2)

2019年08月26日 22時24分22秒 | 太平洋フェリー乗船記
12年前に初めて太平洋フェリーに乗船した時の船が「きそ」でした。
当時は3隻ある船の中で最新鋭(就航まもなかったと記憶・・・)でしたが、僚船の「いしかり」と「きたかみ」がリニューアルしたため、一番古い船になってしまいました。

私は通りませんでしたが、こちらが乗船口。


インフォメーションとエントランスです。


「いしかり」と同様、洒落た造りです。

内装や、とくに船尾に面した半円形のレストランなど、私は「いしかり」よりも「きそ」の方が好きです(「新きたかみ」には乗船したことがありません)。

今回は利用しなかったので、甲板からレストランを覗いてみました。



往路のレストランで学習したので、今夜の食事はスタンド「マーメイドクラブ」で

カレーライスにしました。

北海道でいろいろ美味しい物を食べてきたので、これで十分です。

復路の船室も一等和洋室にしました。
船室に向かう通路です。

ツインベッドと小上がり、「いしかり」と同じ間取りです。

ベッドに加え小上がりがあるのがいいです。


トイレ、シャワー付きで、ビジネスホテルに匹敵するサービスです。


大浴場に行くと修学旅行生が利用していたので、時間をずらして入浴。

浴室にはサウナがありました。
「いしかり」には無かったと思います。


陸地からかなり離れても、BSの放送は視聴可能です。「吉田類の酒場放浪記」をリアルタイムで楽しみました。



売店です。

名古屋や北海道の名産品が揃っています。
「いしかり」とは微妙に品揃えが違います。


アルコールが充実しています。

ランキングが貼り出されていました。


自動販売機も充実していて安心です。


往路は結構波があり、揺れましたが、今回は波が穏やかでした。
ただ、動力機関の振動は「いしかり」よりも感じました。
欠点はあるものの、「きそ」は良い船だと改めて思いました。


太平洋フェリー「きそ」乗船記(1)

2019年08月26日 18時47分10秒 | 太平洋フェリー乗船記
一昨日上陸した苫小牧のフェリーターミナルに到着。


旅行の往路か復路のどちらかで太平洋フェリーを利用したことは何度かありますが、往復ともフェリーを利用するのは初めてです。

夕食は、船のレストランではなくお弁当でもと、売店を物色しました。
お菓子やお土産品は充実していますが、肝心のお弁当はありませんでした。



苫小牧出港は19時です。
前後に他社のフェリーが出港するようです。


港にフェリーが3隻も揃って圧巻です。

ターミナルを出て、乗船待ちの車列に加わりました。




乗客も車も17:30から乗船開始でしたが、車が動き出したのは18時頃でした。
ようやく順番が来て、少し前進しました。


この後は、スムーズに船首部分から乗船しました。

乗船後、出港までの間、ロビーから港を見て過ごしました。


久々の北海道、楽しかったです。

出港時刻が近づき、ボーディングブリッジが船から離れました。

デッキに出てみます。

ブリッジが引っ込み、入口が閉じられ

係留ロープが外されました。


港を離れました。



苫小牧の港内は広く、船は自力で方向転換します。

バックしながら舵を切って方向転換し、

港を背にしたところで、前進しました。


我々の後に出港予定の他社のフェリーです。


加速し、北海道がどんどん遠くなりました。





太平洋フェリー「いしかり」乗船記(5)

2019年08月24日 11時11分11秒 | 太平洋フェリー乗船記
朝食を終えると、苫小牧がかなり近づいていました。

時速40kmで航行中です。


デッキに出ると、前方に北海道が見えてきました。


いよいよです。

週間天気予報はあまりよくなかったのですが、海上は晴れています。

他社のフェリーとすれ違いました。


甲板には”伊達武将隊”ツアー?の御一行さまがいました。



部屋に戻って下船の準備をしていると、窓から防波堤が見えました。
慌てて外に出ると港内に入っていました。

フェリーターミナルが見えてきました。



いよいよ接岸です。


係留用のロープが”発射”されました。






定刻10分前に到着しました。

操舵室のライブカメラを見ていると、船首の開口部が開きました。



展望通路です。今回は常時混んでいて、下船のタイミングで、ようやく撮影できました。



車を家族に任せ、徒歩で下船しました。



苫小牧のターミナルは複数の会社が利用しているため、設備が充実しています。



いろいろなキャラクターが出迎えてくれました。



船尾や船首から、次々と自動車やバイクが出てきました。




太平洋フェリー「いしかり」乗船記(4)

2019年08月24日 08時34分25秒 | 太平洋フェリー乗船記
朝4時半頃に起きると、窓の外は結構明るくなっていました。


デッキに出てみるとTシャツ一枚でも寒くありません。
船は順調に北海道を目指しているようです。

仙台出港直後からスマホが圏外で使用できなかったのですが、電波状況が良好でした。

空を見上げると月が見えました。


少し波が高いようで前後に揺れています。
船の手すりと水平線で揺れが分かります。



ちょうど八戸沖で、視線の先には先週訪れた芦毛崎展望台があるはずですが、残念ながら陸地は見えませんでした。


日の出を見ようと、多くの方が甲板に集まっていました。それらしき光景は見られましたが、はっきりとは見えませんでした。残念。



部屋に戻って仮眠し、7時過ぎにまた甲板に向かいました。
7:30オープンのレストラン前には100人位の列ができていました。

少し時間を置いて行った方が良さそうです。

尻屋崎辺りを航行しているようです。

あれが尻屋崎でしょうか。


いよいよ津軽海峡、そして北海道です。

8:15頃にレストランへ。
一時は入場制限でしたが、開店から45分経過し空いていました。


カレーライスに大盛りのなめ茸おろし、我ながらセンスのない選択です。

朝食も残念ながら品数が少なく、トレイにすき間がありました。

気を取り直し海を見ながら食事にしました。

食後にヨーグルトコーヒーを楽しみました。

揺れに備えて椅子は固定されています。

ほとんどのテーブルが海の見える位置にありますが、奥まった部屋もありました。


展望通路では、カップ麺や持ち込みのお弁当を食べている家族やグループがいました。
確かに1,000円は高すぎます。

軽食「ヨットクラブ」のメニューです。


往路はこちらで朝食となりそうです。