日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

性格的に。

2006年12月21日 20時57分50秒 | 司書日記
2学期もほぼ終わり。
終業式を前にした図書室の惨状は…。
「惨状」と書いている時点で、他に答えは無いのですが、惨憺たるものです。


現在の図書館の状態を見ていると、私の小学生時代が思い出されてなりません。

私の小学生時代。
小学生の私は、典型的な「だらしのない子」でした。

机の中はひっちゃかめっちゃか、ロッカーもぐちゃぐちゃ。
数ヶ月前のプリントが入ったままの机とロッカー。

筆箱の中にはなにも入っていなくて、忘れ物はしょっちゅう。
そのくせ忘れ物を非常に気にして、一日中それを気に病んでいる。

そんな子でした。


今の私の中身はその時代と大して変わっていないのではないだろうか。
今の図書館を見てると、そんな気がしてなりません。

そして実際そうなのでしょう。
人間、本質的なものはそう変わりません。


あの頃のように、なんでもかんでも忘れるなんてことはなくなりました。
それは、自分がなんでも忘れもの大王であることを自覚しているから。
それでも、時折凄い忘れ物をやらかしています。

そして、整理整頓も、あの頃よりはマシでしょう。
しかし、現状として、整理整頓が上手く行ってないのは変わりません。
むしろ、自分自身だけが散らかっている原因だったあの頃より、自分自身に加え、様々な散らかし屋さんが存在している現在の方が、ひどい状況になりかねない。


よく考えると…。
私は、司書という職業には、全く向かない性格なんじゃないだろうか。

何度も言うように、司書は日ごろの資料整理が最重要。
そして、それを何よりも苦手とするような、私の性格。

相性は最悪です。


こんな性格の人が、なんで司書やってるんだろうなぁ。



まあ、しかし。
私が選んだ職業です。
私が選んだ道です。

好きでやってる仕事です。

既に私は司書なのです。

性格が合うとか、合わないとかは問題じゃない。

向いていないかもしれないけど、それで諦めるつもりは毛頭無い。
放り出してしまう訳には行かない。

ならば、私を変えよう。
資料整理を得意とする、司書らしい司書として。


できるかな…。
やるしかないな。


まずはこの惨状を何とかせねば。

明日は終業式。
冬休みに時間がほとんどない私には、余裕はありません。
やること、やらなければならないことが多すぎて、どこから手をつけていいのか分かりませんが…。
とにかく、やらなければ始まらない。

打ち掛けの碁。

2006年12月20日 23時56分14秒 | 囲碁
今日も早く寝るつもりが、さまざまな事情で囲碁打ってこんな時間です。

mixi棋院杯、折角消化できそうなときは消化しておかないとね。
とりあえず…棋譜置いておきます。

白toutoyo[5k]-黒ohac[11k?]
6子局の碁でした。

実は、この対局は10月に始めたものです。
この対局中、例のマシントラブルがおき、ニューパソコン購入に至ったのですが…。

そのとき打ち掛けになっていた対局が、やっと、今日再開できました。

当時は、かなり不利だと思っていた対局ですが…。
期間が開いて、かえって頭が整理できたのか、結果は私の中押し勝ち。


しかし…2ヶ月も間が空いてしまって…本当にご迷惑をおかけしました。

ストーブの影響。

2006年12月19日 23時14分40秒 | 司書日記
いよいよ冬本番です。
図書室のストーブもフル稼働。

…は、いいのですが…。

ストーブの熱と、それに付随する乾燥は、アトピーもちの私にとってはかなり辛い…。

もともと乾燥しているところに、ストーブでさらに乾燥し、そして熱が痒みをあおる。
頭に血が上り…ボーっとして…。

痒いやらボーっとするやら、気分悪くなるやら…。
お肌の状態もあまり良くありません。

まだまだセキはとまらないし、ますます体調は悪くなる一方で。


まあ、しかし。
いつもこんな調子で、1学期を終え、2学期も終わろうとしています。
このぐらいが、私にとっての普通なのかもしれません。

キツイキツイ言ってても始まらないしね。


とりあえず、ストーブは、朝の時間、中休み、昼休み、その他授業で生徒が使うとき以外は即ギリで換気です。
なかなか部屋暖まらないけど、それは仕方ないとしよう。

換気はこまめにしたほうが、風邪の予防にも役立ちますしね。



職員室は職員室で、暖房バッチリで、こちらもまたキツイし…。
私には、今いるこの何も暖房のない、寒い部屋があってるんだな。

大場と急場。

2006年12月18日 23時16分28秒 | 司書日記
今日はなんだか忙しかった。

学校はいうまでもありません。
今日は冬休み貸出、5・6年生の部でした。

1・2年生から始まり、5・6年生は最後ということで、希望の本がほとんど借りられていて存在しない状態。
5・6年生は本選びに四苦八苦していました。

そこで私が的確にお勧めの本でも差し出せればいいのですが…。
世の中そんなに上手くいかないです。
難しいよ。

今日は、どの学年の貸出よりも疲れた気がします。



そして、帰宅後はいつものように宿題に取り掛かる…はずが。
なんやかんやと、余計なお世話を焼いておりました。

まあ、結果的には、どちらもお役に立てたようで何よりでしたが…。

うーん。
私の仕事が進まない、大きな原因のひとつはここにあるのかなぁ…。

どうしても、目の前に差し出された案件に、目が向いてしまうのです。
今何をやっているのか、今やるべきことは何なのか、それを考えずに、動いてしまっているような気がします。

もちろん、その目の前に差し出された仕事も、重要な仕事である場合が多いのですが、それも時と場合によりけりです。

なんでもかんでも飛びついちゃいけない。


今やります。すぐやります。
確かにそれは大切なのだけど。
そして、それが結果的に良い方向に向かうことも、ないわけじゃない。

だけど…。
やっぱりその分、その前にやっていた仕事は滞るわけで。

その辺のバランスが難しい。



何が大事なのか、どこが大事なのか。

そうか、これは囲碁で言う、大場と急場なのかもしれないな。
それが本当に急場なら、大場を捨てても向かわないと、致命傷になる。
しかし、それが本当の急場でなかったら、大勢に遅れる。


なるほど。
囲碁は人生ってのは、この辺りにあるんだな…。

焦りがボケを生む。

2006年12月18日 00時09分18秒 | 囲碁
ほぼ一日、宿題で費やしてしまいました。
まあ、休み休みやってたので、仕方ないのですが。

今日一日使って、フィルムを掛けた本の冊数は13冊。
それ以上は持って帰ってきていなかっただけですけど。


夕方にはすべてフィルムを掛け終えたので…

当初の予定通り、囲碁へ。



まずはハンゲームで2局…。

ぼろぼろでした。
2連敗です。

目外しに惑わされ、いつものように自滅して…。


がっかりしたところで、KGSへ。
まずは、いつものようにAll OKで卓を出す。

今日は珍しく、mixi棋院部屋のメンバーから対局の申し込みが。
きっとmixi棋院@KGSコミュの方なんでしょうけど…確信はない。

白 tossie[4k]-黒toutoyo[5k]

常先での対局です。

コモクにかかったあと、本当は先手もらって3連星に持って行きたいのですが…。
そんなに器用なことはできませんでした。

結局2連星で打つことに。

それでも、途中でなんだか3連星で打っているような雰囲気になってましたけど。

途中、打ちすぎて自滅しそうになるものの、なんとか持ちこたえて、勝利することができました。



そして、対局後、mixi棋院杯参加者のエケロネさんがいらっしゃったので、このままmixi棋院杯を打つことに。

白ekerone[4k]-黒toutoyo[4k]

互い先の碁です。

序盤の展開は…。
あれ、なんかさっきの対局と同じ…。

13手目まで、先ほどの対局と全く同じルートを辿りました。

14手目でやっと変化が。
今回は、こちらも3連星を実現。

慣れ親しんだ3連星で頑張れるか…、と思った直後から、少しずつ焦りとボケが発動。

少しずつ少しずつ、ぽろぽろと損していきます。

結局、大模様一本に頼る展開。
…まあ、そんなものはすぐに荒らされるわけで。
さらにまだまだ焦り、ボケる私に、勝ち目はありませんでした。


うーん。もう少し落ち着こうね。毎回言ってる気がするけど。



なにはともあれ、対局していただいたお二方、ありがとうございました。


あ。日付変わっちゃった。

どんなに優れた内容でも…。

2006年12月16日 22時25分00秒 | 司書日記
夢を追い続けた学校司書の四十年
五十嵐絹子
国土社 2006
(リンクはオンライン書店bk1)


今日はいきなりリンクから。
これは、今私が読んでいる本です。

長年同業を続けて来られた方の本ということで、とても興味深く読んでいます。

内容も、具体的に学校司書の仕事の内容をひとつひとつ解説していくところから始まり、その仕事風景、問題点、コツなど、毎日その仕事と関わっている私としては、非常に分かりやすく、そして、参考になること、身につまされること、耳が痛いこと、それぞれの内容に、ひとつひとつ頷き、頭を抱えながら、思わずじっと座っていられないような衝動に駆られつつ読んでいます。

いつものように、図書館から借りてきた本なのですが、自分用に一冊購入しようかと思うほどです。


が…。
この本には大きな問題点がひとつ。

それは、誤植がとても多いということ。

開始数ページのうちに、すぐに分かるような誤植が2つも3つも見つかるのには呆れてしまいました。

「放って」が「ほおって」だったり、
「意外」が「以外」だったり…。

最初からそんな具合なので、もしかしたら狙いを持って書かれているのかもしれない箇所も、間違いなのではないかと疑いを持って読んでしまいます。

「持ってきての」って書いてあるのは、きっと「持ってきてね」の間違いだよなぁ。

とか。
そんな方言だったりするなら分からないのですが。


こんなに誤植が多いのでは、どんなに良いことが書かれていても、その価値が失われてしまいます。

そもそもこの文章は誰が書いたのか。
著者本人なのか、それともその文章を誰かがタイプで起こしたのか。
間違いはどの時点で起こっているのか。
一体校正はどうなっているのか。

変なことが気になりだして、内容に集中できません。

それに、これでは学校司書という職業さえ疑われかねません。


良い本だと思いますので…早いところ修正した2版を出された方がよろしいのでは…。



それにしても、内容は本当に参考になります。
誤植がどれだけあろうとも、買ってしまおうかな。

しかし、本当に忙しいなぁ、学校司書。
他人事のように改めてそう思う。

今の業務で手一杯なのに、この本の司書さんは、それ以上の仕事をやっていらっしゃる。
環境の違いがあるだろうから、一概に比較はできないだろうけど、ますます、自分の仕事のできなさ、効率の悪さにがっかりしてしまいます。

ですが、がっかりしていても始まりません。
参考になるところは、しっかり参考にして、実際の業務に活かして行かなければなりません。

書架は常に整理。
壊れた本は書架に置かない、修理は合間に行い、修理本を溜めない…。

とにかく記録、なんでも記録…。

成果は見えるように…。


もちろん、それらはすべて既にわかってはいることなんですが…。
改めて心に刻もう。

でもね。壊れている本を書架からすべて外すと…


本棚空っぽになっちゃうよ。

不撓不屈。

2006年12月15日 22時21分16秒 | なし
レア限定大会のお陰で、おじいちゃんの奮闘ぶりを見ることができて、嬉しい限りです。

ってな感じで、家に帰って、三国志大戦の頂上対決動画を見ながら腑抜けています。

金曜なんだし、みんなの顔を見に顔を出しに行くことも考えたのですが、宿題を含めた荷物の多さに断念しました。

昔はどんなに荷物があっても頑張ってたんですが…。
弱くなったものです。

とにかく…まずは睡眠不足を解消するかな。
と言っても、もう結構遅い時間なんですけど。


明日の予定は読書三昧の後、地元図書館へ。
明後日の予定は、宿題三昧、残った時間をmixi棋院杯消化に費やす予定です。

消化できるかは…お相手次第ですけど。
まず、時間が残るのかって問題もあるな…。


そしてまた、おじいちゃんに負けず、不撓不屈の精神で来週も乗り切って行こう。

休み…。

2006年12月14日 23時21分54秒 | 司書日記
夏休みに続き、冬休みも、臨時職員である私は、ほとんど出勤日を頂けないようです。

溜まっている図書受け入れとか、乱れっぱなしの館内整備とか、冬休み中にやりたいことは沢山あるのですが…まあ、仕方がない。

とりあえず、持って帰れる分は持ってかえって、宿題としてやってしまいますかね。


休みもらっても、ちっとも嬉しくないってのは…なんとも複雑で。

発行、そしてその反省。

2006年12月13日 22時45分40秒 | 司書日記
図書館通信。
いろいろありましたが、とにかく配布にはこぎつけました。

教訓は大きく2つ。

A4の原稿から、A4の紙に印刷するからといって、A4の範囲ぎりぎりにまで文字があると、端の方が印刷されない。
タチキリ線を自分で用意するなどして、内容は用紙サイズよりすこし小さい範囲に収めなければならない。

原稿に比べ、印刷した完成品はどうしても、印刷の質が落ちるので、あまり込み入った文字を使うと、つぶれて読めなくなる。
太いフォントなどは要注意。


そんな感じで…。
紙の端ギリギリまで色々書いてあった原稿そのままでは、印刷時には端の方が切れてしまい、読めなくなってしまいました。
仕方ないので、スペース部分を切り張りして詰め、なんとか収めます。

さらに、太いフォントを使った部分…ひらがなの部分はまだ良かったのですが、漢字の部分が潰れてしまい、判読しにくくなってしまっていました。
「図書館」とか…黒い塊に近い状態に。
まあ、それでも、形は分かりますし、前後の関係からそのあたりは読んでもらえるだろうということで、あえて修正はしませんでした。
修正している時間がなかったと言った方が正確なんですが。


まあ、このあたりは、次回の図書館通信作成時に、気をつけることにします。

何はともあれ、一仕事終わりました。
さて、明日からはいよいよ冬休み用図書貸出。
子どもたちがガンガン借りに来るはずです。

混乱をなるべく起こさずに、貸出することができるかな…。
まだ返却がキチンと済んでない学年もあるしな…。

さて、どうなることか。

いよいよ発行。

2006年12月12日 22時31分16秒 | 司書日記
今年度初の図書館通信を、やっとのことで作り上げました。

まあ、実質の作業時間は今日一日だけなんですけど。
案をまとめるのに時間が…。

ってやっている間に時間がなくなって、結局、できたのはA4の紙1枚に、冬休み貸し出しについてまとめただけのものになりました。

これが、私の司書人生初の、図書館通信になります。

ここでお見せすることはできませんが…。
まあ、なんとかそれなりでしょうか。
本の紹介なんてしているスペースはなかったですけど…。

私の妹の全面協力により、イラストも数点入っています。
今図書館で、貸し出し記録用紙の更新の度に、記念として進呈しているしおりや、読書週間の記念品のイラストも、すべて妹に提供してもらっていて…。

このblogではない、私のもともとのサイトのイラストも妹提供でしたね。

ほんと、いつもお世話になっております。


さて、あとはこれを、司書教諭の先生に見せ、教頭先生に見せ…。
それでOKが出れば、いよいよ発行です。

明日中に配れるようにしないと、内容となってる冬休み貸し出しがもう始まっちゃいます。

OK…でるかなぁ。