エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

一期一会のいのち

2021-08-25 | 自然観察

今朝の新聞の文芸欄川柳に拙句が紹介された。

  山歩き一期一会のいのちあり

7月末には俳句が

  林道の小さきいのち夏来る

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天気さえよければ小さいいのちとの対話を楽しんでいる。

このところ変わりやすい天気の合間を縫って、ちょっと歩いてくる。

小雨降る庭を眺めながら、昨日会ったいのちの写真を整理している。

小さな虫の美しさにあらためて感謝ながら・・・。

小さな池の端のヤブの中の美しいいのちの宝石を想った。

以下は、絶滅が心配されるコバネアオイトトンボとの感動の一文

コバネアオイトトンボ ♂

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  俗世間から離れた小さな池の畔に、君はひっそり息づく。
  目の前をすーっと細いイトトンボが横切り、薮の茎に止まった。
  大人になった君は緑の金属色に輝き、眼は深いルリ色に変身した。
  この豊かな空間に、神の創りしいのちの宝石を見つめた。
  美しい君はじっと、僕を見つめている。
  しばし佇み、今年も元気な姿を見せてくれたいのちの輝きが嬉しくてならない。
  生きとし生ける小さきいのちに心から声援を送りたい。生き抜け、いつまでも!と。
  今年も再会できた喜びを君と共にし、この感動を心の奥にしまった。
  深閑とした林のなか、枝越しに小さな秋の空を見上げた。   (新聞掲載の拙文 2020.9.16)

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腹部を翅ですり合わせお掃除

  

よく似たアオイトトンボ (胸部に白い粉を帯びる)

      

写真はいずれも(8.24撮影)

 

 


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