今朝の新聞の文芸欄川柳に拙句が紹介された。
山歩き一期一会のいのちあり
7月末には俳句が。
林道の小さきいのち夏来る
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天気さえよければ小さいいのちとの対話を楽しんでいる。
このところ変わりやすい天気の合間を縫って、ちょっと歩いてくる。
小雨降る庭を眺めながら、昨日会ったいのちの写真を整理している。
小さな虫の美しさにあらためて感謝ながら・・・。
小さな池の端のヤブの中の美しいいのちの宝石を想った。
以下は、絶滅が心配されるコバネアオイトトンボとの感動の一文
コバネアオイトトンボ ♂
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俗世間から離れた小さな池の畔に、君はひっそり息づく。
目の前をすーっと細いイトトンボが横切り、薮の茎に止まった。
大人になった君は緑の金属色に輝き、眼は深いルリ色に変身した。
この豊かな空間に、神の創りしいのちの宝石を見つめた。
美しい君はじっと、僕を見つめている。
しばし佇み、今年も元気な姿を見せてくれたいのちの輝きが嬉しくてならない。
生きとし生ける小さきいのちに心から声援を送りたい。生き抜け、いつまでも!と。
今年も再会できた喜びを君と共にし、この感動を心の奥にしまった。
深閑とした林のなか、枝越しに小さな秋の空を見上げた。 (新聞掲載の拙文 2020.9.16)
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♂
♀
腹部を翅ですり合わせお掃除
よく似たアオイトトンボ (胸部に白い粉を帯びる)
写真はいずれも(8.24撮影)
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