エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ニホンカワトンボ

2016-05-10 | 自然観察

昨日の微熱も下がりさわやかな朝を迎えた。

週末の今年第1回「森で遊ぼう」の準備作業に出かけた。

ぱらぱら雨が落ちる中、林の中に入る。

子ども達に除伐させる木にマーキングし、危険箇所の点検、倒木の撤去をした。

当日、午前中は森の中で除伐、基地づくりだ。午後は、サツマイモとカボチャの苗の植え付け、ひまわりやコスモスの種を蒔く計画だ。

今年も40名の参加だが、第1回は、小学校の運動会に重なるので参加人数が少ないだろう。

        

       

 駐車場のオクウスギタンポポ、去年の今頃はきれいに咲いていたが、今年は2週間は早い。

 すっかり種を飛ばす状態で、草刈りの前に慌てて種を確保した。

 作業は小一時間で終了、ディレクターIsaさんの当日の流れ解説を聞き解散。

 帰路、数日前見かけたニホンカワトンボを撮影に、B地点の池ぞいの流れをのぞいた。

 羽化直後の個体が弱々しく舞い立った。数頭見かけたが、翅の色は無色タイプばかりだ。

      

ニホンカワトンボには無色翅の他、濃い橙色と淡い橙色型の3タイプがある。

翅の縁紋が赤色は♂、白色は♀だが、未成熟の内は♂でも白い。

羽化後なのでメタリックな青緑色が美しい。成熟すると青白い粉で覆われる。

カワトンボはDNA解析でようやく2つの型、ニホンカワトンボとアサヒナカワトンボに結論づけられた。

北日本では、分布的にアサヒナカワトンボは生息しないので、すべてニホンで良いだろう。

やがてハグロトンボも出るだろう。

曇り空にもウスバシロチョウが元気だ。 なぜかウスバシロチョウが愛おしい。

 

  

キリの倒木があり、いつも見上げている紫の花を足下で観察した。

 

イボタノキが満開、フジの花も。

 

   ケブカクロバエ?

 スミレの同定は一つの課題だ。

午後は町内会の仕事に追われた。


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