エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

今年は春が遅い

2010-04-10 | 自然観察
 
 
 今日、会津若松の気温が21度を超えた。一気に初夏の陽気になり、それぞれにあわてて目を覚ましたようだ。忘れていた鮮やかな黄色いキバナアマナが咲いた。頭を下げていたチオノドグサが横を向き花びらを開いた。
 雪割草は数日前から咲きたくて仕方なかったが、今日の気温に満開、エゾエンゴグサも咲き誇り、春の風に吹かれた。いつもは咲いているスイセンやニオイウチワももうすぐになった。

【ミスミソウ】

【キバナアマナ】


【チオノドグサ】

 でも、今年の春は寒く心配していた。数日前に、冬の間家の中に取り込んでいた鉢物をすべて庭に出したが、朝晩はまだ冷えるので、夜は心配で取り込んでいた。
 ブログで過去の記録を見ると、2006年の春が極端に遅かった。その年、庭のウメが咲いたのが4月20日前後、今年もつぼみが堅かった。でもようやく小田原小梅がちらほら開いた。例年は、高田梅や、白加賀も開いていたから、今年は例年から4,5日遅れであることがわかる。

 【小田原小梅ほころぶ】

 だいぶ前に桜の枝に見つけた蛾の卵の様子を見に行ったら、黄色から茶色に変色、そろそろ孵化しそうな雰囲気だった。さくらのつぼみも一段と膨らんでいた。足元にカエルを見た。 体色変化したニホンアマガエルだろうか。また、今日、べニシジミやヤマトシジミを初見した。いよいよ、そこここに春が動き始めた。 






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