エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

「いまから   ここから 」

2018-02-01 | 日々の生活


昨日は皆既月食、150年ぶりの「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」と聞いた。

 ネットより

庭に出ると、夕方激しく降った雪は上がっていたが、残念ながら月は見えなかった。

テレビのニュースで鑑賞した。美しい大宇宙の神秘に触れた。

不思議なことだ。間違いなく地球は止まらずに回っている。

 

 朝一番で、町内の除雪について苦情の電話があった。

早速出向くと、駐車場前に道路の雪がこんもり。

でも、排雪業者へお願いするほどではなく、厳しい言い方だが、「各戸の間口はそれぞれで処理を!」とお願いした。

だって、町中が同じ状況だ。

最近、公に頼る風潮があり、どうかと思われることも。

一方、ボランティア精神発揮のお年寄りもいる。率先して、ゴミステーションの雪かきもやってくれる。感謝、感謝だ。

帰路、町内を回った。方々で雪かき風景を見た。

久々に春の陽が差し、遠く磐梯の頂が光っていた。

  2階から

  

爽やかな朝方、あらためて町へ出た。

清々しい雪道を、町内会の文具購入、郵便局で地域会計の通帳記載など雑用を済ませ、短大図書館へ寄る。

図書館へは、静寂を求めて、週に1~2度、主に新聞を見に行く。

いつも、小一時間かけて全国紙に目を通す。地方紙にない記事にいろいろ教えられる。

社説、政治欄は興味ある表題の記事だけ、コラム欄、文化・文芸欄や科学欄が好きだ。

いろいろな思いが巡り、いつも生きる元気をもらう。

何よりも静かな環境が好きだ。

学生が数名、机に向かっている。

ぼんやり眺める書架に、掛け時計が見える。秒針が音を刻むように回っている。

 短大入り口 八幡神社

 ナンテン  終の棲家へ

 毎日、起きると積雪 

 

2月に入った。 相田みつをの日めくりカレンダー、今日1日には 

   「いまから ここから み 」と。   

なんだか気が引き締まる。