この時期、大好きなヒメシジミを撮っている。昨日はたきがしら湿原で、今日は近くの里山で・・・。
魅力的なのは、♂のきれいなブルーと翅の縁の長い白い縁毛、そして何より♀の斑紋だ。
6年前に東山でかなりの斑紋異常の個体♀を撮った。それ以来、斑紋を気にしながら撮影している。
昨日も載せたヒメシジミ。(2007.7撮影)
昨年は発生が少なかった。かつては草原一体にかなりの数が舞っていたが、今年も少ない。
今年は例年より寒い冬で、積もった雪がなかなか解けないでいた。気候の影響もあるのだろうか。
そういえば、庭に見るベニシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミもほとんど飛んでいない。
今日は梅雨らしい雨がしとしと降っている。昨日は快晴で30度を超えたようだ。
真夏には、多くのチョウが吸水に集まるいつもの林道に、新鮮なクジャクチョウやテングチョウが来ていた。
中には、羽の傷んだルリタテハも、疲れたね、ご苦労様と声をかけた。
表
裏は真っ黒
●ルリタテハ ●アキアカネ 暑い暑い!
●今日の目的ヒメシジミ
♀
後翅亜外縁の黒斑内にミヤマシジミに特徴の輝く青藍色鱗粉が見える。 交尾 上が♀
♀
心地よく吹く風の草原で、愛おしいヒメシジミがいつまでも棲息してくれることを願った。(2013.6.25)