里山に遊んだ。全く何もかも忘れて、自然の中で過ごす。そんな日を過ごしながら、何年もが過ぎていった。
ヒメシジミの発生を期待しながら、里山を巡った。何カ所か、ヒメシジミの楽園はある。でも、あるポイントでは、昨年ほとんど発生を確認できなかった。
まだ早いようだった。いつも吸水にチョウが群がる山道には、この時期コチャバネセセリが数十頭来ていた。
昨年は、コムラサキの集団吸水を撮ったところだ。
ヨモギの葉の上にクジャクの幼虫を発見。クジャクの食草はイラクサ、近くには見あたらなかった。よく見ると、ツル性の柔らかそうな新芽が絡みついていた。
しばらく観察していると、ツルの先の新芽を食べ始めた。あとで調べてみよう。卵塊から大量に発生する幼虫だが、付近には見つけられなかった。
クジャクの食草や写真から判定すると、カラハナソウのようだ。
妻と買い物の約束があり、約1時間で帰宅、悠くんを連れて野菜類の買い出しへ。
明日からはしばらく曇りの天気予報、午後は一番でマゴイルリトンボのポイントへ向かった。
いつも林の中にいたエゾイトトンボが林道へ出始めていた。いつもの場所で、サラサヤンマの縄張り飛行を見る。
池の周りに行くとほとんどがオゼイトトンボだった。ペアになり産卵を繰り返していた。
オゼの雄のブルーを基調とした色合い、また、メスの黄緑色とのコントラストが何とも言えずすがすがしい。
【オゼイトトンボ♂】 【エゾイトトンボ♂】
【オゼイトトンボの交尾】 【オゼイトトンボの産卵】 【エゾイトトンボの連結】
【クロイトトンボ】 【オナガサナエ】
池の端の菖蒲、黄菖蒲がきれいに咲いていた。
帰りにレンコン畑を覗いた。清らかな水が田に注ぎ込んでいた。カモが仲良く佇んでいた。
今度楽しみにいているのはモートンイトトンボだ。 (2013.6.6)