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エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

時の過ぎるのも忘れて

2013-06-06 | 自然観察

   

里山に遊んだ。全く何もかも忘れて、自然の中で過ごす。そんな日を過ごしながら、何年もが過ぎていった。

ヒメシジミの発生を期待しながら、里山を巡った。何カ所か、ヒメシジミの楽園はある。でも、あるポイントでは、昨年ほとんど発生を確認できなかった。

まだ早いようだった。いつも吸水にチョウが群がる山道には、この時期コチャバネセセリが数十頭来ていた。

昨年は、コムラサキの集団吸水を撮ったところだ。

   

  

ヨモギの葉の上にクジャクの幼虫を発見。クジャクの食草はイラクサ、近くには見あたらなかった。よく見ると、ツル性の柔らかそうな新芽が絡みついていた。

しばらく観察していると、ツルの先の新芽を食べ始めた。あとで調べてみよう。卵塊から大量に発生する幼虫だが、付近には見つけられなかった。

クジャクの食草や写真から判定すると、カラハナソウのようだ。

   

 

妻と買い物の約束があり、約1時間で帰宅、悠くんを連れて野菜類の買い出しへ。

明日からはしばらく曇りの天気予報、午後は一番でマゴイルリトンボのポイントへ向かった。

 

いつも林の中にいたエゾイトトンボが林道へ出始めていた。いつもの場所で、サラサヤンマの縄張り飛行を見る。

 

池の周りに行くとほとんどがオゼイトトンボだった。ペアになり産卵を繰り返していた。

オゼの雄のブルーを基調とした色合い、また、メスの黄緑色とのコントラストが何とも言えずすがすがしい。

   【オゼイトトンボ♂】                                                                       【エゾイトトンボ♂】

    

 

【オゼイトトンボの交尾】                            【オゼイトトンボの産卵】                      【エゾイトトンボの連結】

   

 

 【クロイトトンボ】                                       【オナガサナエ】 

  

 池の端の菖蒲、黄菖蒲がきれいに咲いていた。

    

帰りにレンコン畑を覗いた。清らかな水が田に注ぎ込んでいた。カモが仲良く佇んでいた。

今度楽しみにいているのはモートンイトトンボだ。          (2013.6.6)