明日から9月、久々の日差しに夏を惜しむようにミンミンゼミが鳴いている。
夕方4時前、久しぶりの青空に誘われ、里山に秋を撮りに出かけた。いつものことながら、突然に思い立っての我が行動力には驚く。いつものフィールドを一回りし、夏から秋への夕暮れ時を楽しんだ。
池のカンガレイに止まるアオイトトンボを接写していたら、まだ暑い夕日に、かなりの汗をかいた。でも、つるべ落としとまでは行かないが、急に自然のただ中で夕暮れのさびしさを感じた。
枯れた枝にリスアカネがじっと動かない。乱れ咲くハギの花にオオカマキリが獲物をねらっていた。さっきまでハギのまわりを飛び交っていたツバメシジミやキチョウが休む準備を始め、じきに訪れる闇の気配が忍び寄った。一吹き、色無き風が涼しく吹いた。(2008.8.31)
【アオイトトンボ】
【リスアカネ♀?】
【オオカマキリ】
夕暮れの空は高くさわやかだった。ススキの穂が夕日に輝き、真白な蕎麦の花の向こうに磐梯が聳えていた。さあ、秋の虫たちとの出会いが始まる。

夕方4時前、久しぶりの青空に誘われ、里山に秋を撮りに出かけた。いつものことながら、突然に思い立っての我が行動力には驚く。いつものフィールドを一回りし、夏から秋への夕暮れ時を楽しんだ。
池のカンガレイに止まるアオイトトンボを接写していたら、まだ暑い夕日に、かなりの汗をかいた。でも、つるべ落としとまでは行かないが、急に自然のただ中で夕暮れのさびしさを感じた。
枯れた枝にリスアカネがじっと動かない。乱れ咲くハギの花にオオカマキリが獲物をねらっていた。さっきまでハギのまわりを飛び交っていたツバメシジミやキチョウが休む準備を始め、じきに訪れる闇の気配が忍び寄った。一吹き、色無き風が涼しく吹いた。(2008.8.31)



夕暮れの空は高くさわやかだった。ススキの穂が夕日に輝き、真白な蕎麦の花の向こうに磐梯が聳えていた。さあ、秋の虫たちとの出会いが始まる。


