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エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

猛暑再び

2020-08-13 | 自然観察

朝食後の日課、金魚のエサをやり庭を巡る。

またも、ウマノスズクサの太い茎が食いちぎられ、繁茂する大事な葉がしおれている。何度言ってもわからない。

ジャコウアゲハの幼虫、未だ小さいのが沢山いるのに食糧難に陥りそう、困ったことだ。

餓死させるには忍びなく、何度も、大きいの10頭ほど土手に移動させている。

  

最近、土手にジャコウアゲハが多い。昔、ウマノスズクサガ刈り取られていたころはほとんど見なかった。

 

今朝は、ヒメシロは数頭が産卵していた。これは、遅い発生の夏型なのか。また疑問が湧いた。

9月の一斉除草は10日ころ、その後産卵しているのは3化に間違いないが、しばらく間がある。

      

刈り残してから花が見られるようになった。 クモの巣にかかり、あわや。絶滅危惧種を救った。

 

いつもの面々。ジャノメチョウ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、モンキチョウ、ツバメシジミ、 ミヤマアカネ、シオカラトンボ、バッタ類多数。

ショウリョウバッタ

 

一端家に戻り小休止。 2日ばかり猛暑にダウン、熱中症の症状を心配しながらエアコンのお世話になった。

ちょっとコバネの碧い眼を見たくなり、お昼を摂らずにトンボ池へ。

数頭を発見。 だいぶ鮮やかになったが、目はまだまだ。

  ♂  ♀

 

  未だ橙色が残る    チョウトンボ♂

ヤブキリ ♀ コチャバネセセリ

 

      モノサシトンボ交尾

 ♂に似た♀   アオイトトンボ  

  アマゴイルリトンボニホンカナアヘビ

汗びっしょりで帰宅。 ほどなく突然の雷雨となる。

最近、足腰の弱くなったこと、実感している。(2020.8.12)


ヒメシロチョウの産卵を見つめる

2020-08-07 | 自然観察

ばーちゃんを医者へ送りがてら、土手へ。

我が家のジャコウ、未だ卵もいっぱいある。大きいのは終令近く、ウマノスズクサを食い尽くす勢いだ。

未だたくさん葉の付いたウマノスズクサが枯れている。

もったいない話しだ。途中の茎を食いちぎる馬鹿者がいるのだ。

今日は、約10頭を土手に避難させた。

以前に移動させた幼虫も大きくなった。日当たりの加減か、多少赤っぽい。

土手の草も茂って、歩くとジャノメチョウやバッタ類が飛び跳ねる。

ジャノメチョウ♀  ショウリョウバッタモドキ 咲き始めたツルフジバカマ

モンシロチョウ♀ 

ベニシジミ ミヤマアカネ

ジャコウアゲハも ♀ キタキチョウ

チョウのように吸蜜に

わずか2~300mほどの土手に生息するヒメシロチョウ、今日は10頭ほどを見かけた。

あちこちで産卵していたが、この卵がどう成長するかが問題だ。

秋の草刈りの時期は、影響が一番少ない時期にお願いしたい。

以下、絶滅寸前の愛おしいヒメシロチョウを観察した。

   

  

 

  

      

土手はカラフルだが、花は  ヒメジョオン、ムラサキツメクサ、 コウゾリナくらい。

 チョウは、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ヒメアカタテハ、ジャコウアゲハ、ヒメシロチョウ、ジャノメチョウ

 トンボは、シオカラトンボ、ミヤマアカネ

ときどき、土手の3化の個体数を観察に行きたい。


成長したコバネアオイトトンボ

2020-08-06 | 自然観察

                       【大分成熟したコバネアオイトトンボ♂ 

若松で最高気温 35.3を記録した。

少々ばて気味だが、涼しいうちにと里山へ。 

   咲き出したオニユリにキアゲハ

池の周り、林道の日陰には相変わらずモノサシトンボが元気だ。

アマゴイは数が減り、♂は見られなかった。 

  ♀

                                                                  ♂か♀か?

カモ飛立つ  ヒルガオ

  チョウトンボ♂

アオイトトンボ♂ ♀も粉を吹く ♂     ♂  

  アマゴイルリトンボ♀  クロイトトンボ♂

 コバネアオイトトンボ♂ ♀?いずれも未だ赤みが  

 カノコガ  ウスバカゲロウ  かなり小さい クロヒカゲ シュレーゲル? ヤブキリ?  ヒグラシ? 命尽きていた

 


お堀のトンボ  ヒメシロ3化

2020-08-04 | 自然観察

あわただしい1日だった。

午前中、すっかり駄目になった「チョウを守る」啓蒙の看板を設置に土手へ行く。

 乱舞 ♀は少ない

ついでながら、今日も我が家のジャコウアゲハ幼虫を移動させた。

土手には、3~4頭のヒメシロチョウが、産卵中だった。

 

いろいろ考えたが、3化の発生と思われる。

9月には除草がある。それまでに何とか蛹化までこぎ着けるか、

理想とすれば、2回目の除草を待っての産卵が望ましい。

わずか1時間ほどだが、汗びっしょりで帰宅。

      

     

ジャコウ飛来  

一息入れて、4時には孫達のスイミングの送りだ。

ばーちゃんは付きっきりの参観、その間に我が輩は、久々にお城へ。

お堀には、コフキトンボ、コシアキトンボ、ショウジョウトンボが、珍しくウチワヤンマに出会う。

 

 

  

掘りの浅瀬にはアオサギだろうか。茶色いのはゴイサギの幼鳥か。

               

ごろごろ鳴って、涼しい風が吹いてきたが、雨に遭わずに良かった。

疲労困憊の歩きで、お城を廻った。 

 

 

ふと150年前の戊辰の役が巡った。


ジャノメチョウ乱舞

2020-08-02 | 自然観察

庭のジャコウアゲハ2~3齢約30頭を土手へ避難させた。庭は未だ卵も多数、先の食糧難を予想しての移動だ。

先日、許可を得て、チョウ保護のための土手の刈り残しの看板を設置したのが6/28だった。

7月は雨が多く、土手の訪問は久々だった。

雨対策をしたつもりだったが、看板はケースに雨が入って判読できない状態だった。すぐの取り替えたい。

  →     

前回疎開させたものだろうが、枝に蛹化準備の個体も見られた。

2令ほどの幼虫もいた。ひょっとしたら、行きずりのジャコウの産んだ個体かも知れない。

これまで花を付けることのなかったウマノスズクサガ咲いていた。

驚いたことにジャコウアゲハの雌も飛んでいるではないか。

ともかく、ここでジャコウアゲハが生息続けられる希望が見られ、とても嬉しかった。

花  前蛹体

 枝を食べられ枯れる

      

土手にはジャノメチョウがあちこちにせわしなく飛んでいる。

♂   ♀

  

ヒメシロチョウを頭見つけた。

早い夏型の発生は6月半ばに確認している。

羽化直後から産卵をはじめているから、これ第3化と考えても良いだろう。

 

 

コウリンタンポポ ミヤマアカネ

モンシロチョウ  ヤマトシジミ

  

 

 

 


梅雨明けか?

2020-08-01 | 自然観察

爽やかな1日だった。

二本のキュウリ苗を植えて一ヶ月ほどになるか、背丈を超えても雌花が一向に見えなかった。

久々に雨が上がった庭の片隅を覗いてびっくり。 根もとにお化けキュウリが横たわっていた。

長さ45cm、太さは直径7cm。見たこともない見事なキュウリだ。

よく見ると、4~5cmの雌花が4つ5つ、目の先のほどよいのを1本収穫。

 

シモツケ フランネルキアゲハ用

ムクゲ ヤブラン

梅雨開け間近だろう、良い陽が差し青空が広がった。

こうなるとジッとしていられない。しばらく行かなかったヒメシロの里へ出かけた。

水のたまった休耕田には背丈の低いセリが満開だ。

珍しくメスグロヒョウモン♀、忙しくキトンボがスイスイ。ハラビロトンボは濃いブルーの♂ばかりだ。

メスグロヒョウモン 

 ウラギンスジ  キイトトンボ

隣のヒメジョオンの休耕田には、ジャノメチョウ、ヒメアカタテハ、キタテハ、ウラギンスジヒョウモンなど。

 

 

  

マユタテアカネ翅班型 

♂ 未成熟♂ 

ハラビロ♀ オツネン

珍しくミヤマカラスアゲハが吸水に。夏型は、裏面後翅の白帯はほとんど見えない。 

半世紀も前、信州でのミヤマカラスアゲハの7~8頭の集団吸水を思い出した。

  

ツルフジバカマの咲く一角に、数頭のヒメシロチョウが。遅い夏型だろう。

吸蜜したり、休んだり、ときどき産卵したり。

いつもの土手はすっかり草刈りされていた。

      

  産卵

   

コジャノメ 

明日は、大きくなったジャコウ幼虫を放しがてら、土手の様子を見に行こう。

今日から8月、いよいよ学校も夏休みだ。

5時過ぎ、土砂降りの雨だ。

 


コバネアオイトトンボ発生

2020-07-31 | 自然観察

ずっと降り続いていた雨も一休み。

久しぶりに庭にホシミスジやオオシオカラトンボ、ジャコウアゲハが舞っていた。

ジャコウアゲハの幼虫にありが群がっていた。こんな災難ははじめていた。

 アリの犠牲に     


梅雨明け未だ、午後から雨になるようで昼前にコバネ確認に里山へ急いだ。

オオアオイトトンボ、アオイトトンボに続いて、ようやく未成熟のコバネアオイトトンボ数頭の発生を確認した。

何年も、胸部の橙色は♀だけと思っていたが、今日確認したこの未成熟は腹部から♂のようだ。

昨年の写真を並べる。

                         

未成熟♂ (7/30)成熟♂ (2019.8.21撮影)                          

 未成熟♀(2019.7.30)   ♀2019.8.21撮影

以下に、今日、短時間に出会ったお友達を載せる。

イタドリに産卵  

クロコガネ   

ナワシロイチゴ 

 

マユタテアカネ♀ 

 イカリモンガ

クロイトトンボ 交尾

ジャノメチョウ♀ 

    オオウラギンスジヒョウモン

ゴイシシジミ オオアオイトトンボ♀

  モノサシトンボ

  ♂ ミヤマアカネ♀

  ヨツスジハナカミキリ

ハサミムシ     オオハナアブ  トラフシジミ   アオイトトンボ ♂    ヒロオビヒゲナガ

(2020.7.30) 

 

 

 

 


ジャコウアゲハ 孵化 羽化

2020-07-26 | 自然観察

日々の日常とは関係なしに、時は静かに流れていく。

7/12ころに庭で始まった産卵、

今朝もぽつりぽつり降る雨の中、ジャコウアゲハがひらひらウマノスズクサのまわりを舞っている。

昨年もそうだったが、付近でも探索しているのだろうが、食草はそうはない。我が家の庭から離れようとしない。

幼虫の様子を見ている。孵化後、黙々と柔らかな葉を食べている。

きちんと丁寧に葉っぱを食べ尽くさず、茎を切断するとは贅沢でもったいない。

約10日ほどで孵化が続々始まった。もう脱皮した(2令幼虫)のもいる。

 卵殻を食べる      そろそろ出て来な!

  初めての脱皮             

    

 茎もおいしい  

そう言えば、遅く蛹化した個体、羽化を楽しみにしていたが、先日抜け殻となっていた。

蛹化が7/10だったから、推定2週間足らずで羽化したことになる。

  7/10 蛹化したばかり  →  7/23既に羽化    

長くツルを伸ばしたウマノスズクサの花が咲いた。その周囲には続々背の低い新芽が見られる。昨年の種からだろう。

 

 

ムラサキシキブ クサギボタン

  ウドの花          サンジソウ(ハゼラン)

ジャコウアゲハは夏型の卵だから、これが成長すれば3化と言うことになる。 3化の卵が無事蛹になって来春の春型となる。

土手のウマノスズクサも頼りにして、静かに見守りたい。


梅雨の晴れ間に

2020-07-24 | 自然観察


 世の中は4連休で、GOTOトラベルもあってか、国道は他県ナンバーの観光客で賑やかだった。

小生、梅雨の晴れ間に、のんびり、いつもの山道を一人旅だった。

 しばらく水路の横の田に集団で過ごしていたミヤマアカネ、♂も♀もそれぞれ大人になり分散して少なくなった。

ここのオオイトトンボの発生は始まりだ。蓮の池は根を整理したのか様子が一変、トンボも少なくなった。

ため池の周囲林道には、相変わらずモノサシトンボが多い。

♀  

♀    羽化

オオシオカラトンボ♂ 

   オオアオイトトンボ羽化

 

♀   モノサシトンボキトンボも  オツネントンボ

  アジア

オオアオイトトンボ  アマゴイルリトンボ    エゾゼミ? クロコガネ クサレダマ

吸水ウラギンスジヒョウモン ミヤマカラスシジミ

サトキマダラ スジグロチャバネ

  

コシアキトンボ♂ ♂ばかり

   

 クズの香り ヤマユリ 

 

2時間ほど、いくつかのため池を巡ったが、いろいろなことがあった。

コレクターに出会う

 ウチワヤンマの見られるため池でコシアキトンボを撮っていた。

そこへ、郡山ナンバーの車から降りてきた御仁、むこうからにやにやして、しばらくとの挨拶、小生は覚えがなかった。

数年前、西会津でギフチョウ採集をしていたコレクターだった。今日も大きな捕虫網を持っている。

その時、ギフチョウが天然記念物に指定されたこと、採集はやめてと話した。言い争いになりそうだったことを思い出した。

今回も、いろいろ言いたいこともあったが、「もう採集は止めましょう」とだけ言って、その場を離れた。

ミヤマカラスアゲハ 災難

 県道を走行中、道路脇に黒いチョウが道路に、車にははねられたようだ。

通り過ぎたが戻ってみ見ると、ミヤマカラスアゲハだった。 いつかも同じことがあり、損傷がひどく、土に埋めてやった。

そう、昨日は夜の大雨に打たれたジャコウアゲハを弔ったばかりだった。

 

倒れていたミヤマカラスアゲハは、翅の損傷はほとんどなくきれいだった。

標本に遺してあげようと思い、取りあえず持ち帰った。

半世紀ぶりの標本づくりになるが、展翅板はあるだろうか。探してみよう。

 

コロナがらみで、打撃を受けた観光会津を叫んでいるが、ちょっと違和感がある。

感染者が増え続ける只中、立ち止まって心を整理したい。

コロナ問題について、しばらくは自然の中で、・人間について、・社会について、・生き方について、諸々を考えてみたい。

 


林道 ようやく夏

2020-07-19 | 自然観察

アメダスによると、今日は会津若松で31.8℃まで上昇した。

久々に里山へ。林道でオオムラサキ、水路でコバネアオイトトンボを期待。 ・・・・・・ いづれにも会えず。

かつての森の公園の樹液で観察出来たオオムラサキ、そのオアシスは伐採され、最近は見れなくなってしまった。

池のまわりの林道は、相変わらずモノサシトンボ、アマゴイルリトンボがいっぱい。

アオイトトンボ、オオアオイトトンボも出始めた。コバネは、もうじき現れるだろう。

♀ 

産卵中モノサシトンボ

 アオイトトンボ オオアオイトトンボ 

後脚腿節の下面が赤色、青色を帯びる。この美しい色は初めて見た。ミカドフキバッタのようだ。

 

クララのはなにクマバチがいっぱい。怖がることなく撮影。

少し小柄な小さいのは、腹部に薄く縞が見える。

 ハナバチの仲間

トンボもチョウもとても少ない。畑の土手に刈り残されたノアザミに、キアゲハが。 

 

♀  

ヘリグロチャバネ 営巣中

いつもの道に落とし物 見上げるとコウゾの木が  何か似ている 口に含むと甘くて美味しい

 

一時、10~20分か、チョウトンボの集団飛翔を観察  夏の空をしばらく眺めた。

 

 

コフキトンボ♂ 

複眼の色が違う 

 オオシオカラ♀

楽しい自然観察だったが、いつになく疲労を感じる。

久々に汗をかいた。水分補給を忘れないように!

それに、歳も!

 

(追加) 落とし物について

 トド伯父さんからのコメントの疑問について。

 いつも同じ所に落としていて、(ため糞まではいきませんが)小さめなので、多分タヌキと思っていました。

 下は、多分7~8年前、別の林道での落とし物です。太くて長いのでクマかタヌキか???

 今度は、落とし物もきちんと証拠写真残したいと思います。

 オオチャバネセセリが集団で栄養補給していました。

 ついでに、コムラサキの集団吸水も。

 

 


ウラギンスジヒョウモン ミドリヒョウモン

2020-07-17 | 自然観察

ヒメシロの里へ。

数個の新しい卵も見つけたが、土手の草刈りが済んだばかりで、かなりの卵や幼虫がやられたと思われる。

ヒメシロは夏型の終わりだろう、1頭だけが寂しそうに舞っていた。

ヒメジョオンにヒョウモンが群れていた。ミドリ、ウラギンがわずか、ほとんどウラギンスジだった。

ウラギンスジ

ミドリヒョウモン

ソバ畑のまわりを歩いた。

 コガネムシ科  キマワリ

 ヘリカメムシの仲間  ツマジロカメムシ

 コバネイナゴ    ヒメギス

 いつものところに キマダラセセリ

    ヒグラシか?

ヤマトシジミ   キアゲハ終令

 ショウジョウ コサナエ

   マユタテアカネ 翅班型 羽化直後  コフキトンボ♂

アオイトトンボ♂  オオアオイトトンボ♀

ハラビロトンボ未成熟♂  未成熟♂

   

 イノシシの堀った穴 5~6年前から目立っている               咲き始めたネムノキ

(2020.7.12)

 

 

 

 


梅雨の最中 ミヤマアカネ初見

2020-07-11 | 自然観察

しばらく晴れ間を見ないでいる。曇り空、午後からは降水確率70という。

そろそろミヤマアカネが発生かと予想し、横を小川が流れる近間の田んぼへ。

数分で到着だが、ポツリポツリと降ってきた。

ミヤマアカネがお迎えに。羽化数日経っているようだが、未だ未成熟がほとんど。

♂ ♀? 

 オゼイトトンボ

 羽化したてのハラビロトンボ オオアオイトトンボも羽化が始まった。

ヤマト    

ニホンカワトンボアキアカネ

総包片10枚 

   ウラギン

オオチャバネ キツリフネソウ   マツヨイグサ キリギリス 

   ミズイロオナガヤマト ツバメ巣作り ヤブカンゾウ 

クロイト 

ハルゼミ?

 

里山をめぐり抱くはいつも同じ。

生きとし生けるものすべてが愛おしい。

2020.7.10

 

 

 


林道 初夏

2020-07-07 | 自然観察

   マダラアシゾウムシ

  サラサヤンマ 紅い

ノリウツギ クララ咲く

  オニヤンマ羽化

モミジイチゴ キチョウ産卵 

シュレーゲルアオガエル♀ 

オトシブミ ベニボタル

    

                                                                                                                                                   後翅が折れ曲がっていたが、元気に飛翔 ベニシジミ夏

総包片 5枚のドクダミを見つけた。

いつかドクダミの総包片の枚数について書いた。

「あらためて庭のドクダミを見て回ったら、総包が7枚や6枚、3枚のもあった。」とある。

そう珍しいことではないが、4枚以外を見つけようとしても、ないところにはない。

 「ドクダミの花  総包片の数」 2018-06-25 
     https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/a241c95564d7479a2810df1f858c7420

 

ウラナミアカシジミ

学生のころ、夕方クヌギ林で、Seki先輩と高校生たちとウラナミアカシジミの飛翔活動の調査をした。

忘れ得ない、遠い思い出だ。

別の池で これはモリアオガエルの卵塊 ナツツバキ、ヒツジグサが梅雨に似合う

  いくつも

   タチアオイ(会津若松市の花)

 

降り始めた雨の中、コシアキトンボ、コフキトンボが飛んでいた。

(2020.7.3)

 


チョウトンボ初見

2020-07-06 | 自然観察

チョウトンボの羽化始まる。池の飛翔は見られず、周囲の林で羽を休めながらひらひら。

個体数多い。

 

♀   

シオカラトンボ未成熟 ノシメトンボ

ショウジョウ♀

アキアカネ未成熟 

ヒメアカネ?

ミヤマサナエ?  班を確認

トンボの同定は難しいものだ。

池畔の林を巡ると、モンサシトンボ、アマゴイルリトンボがいっぱい。

モノサシトンボ♀ 

  黒化型♂ 橙色が濃い  ♀

 

アマゴイルリトンボ♂   

♂ 

 オゼイトトンボ♂  ♀

♂ 

連結 クロイトトンボ♂

 オオアオイトトンボ♂     

 

(2020.7.3)

 

  

 

 

 

 


珍しい発見 モートンイトトンボの眼後紋

2020-07-03 | 自然観察

珍しいトンボに出合った。

美しいモートンイトトンボ(環境省レッドリスト:準絶滅危惧種) 未だ発生したばかりの個体から、すっかり成熟したものまでいた。

モートンイトトンボ未成熟の♂をファイダーで覗くと、ちょっと変だ。頭部背面の眼後紋の特長的なL字が切れているではないか。

L字が切れて4つあるように見えた。

帰宅して調べてみた。

手元にある「日本のトンボ」には、別種のヒヌマイトトンボの特長として、眼後紋が4つあり、2つに分離するのは国内では本種のみの記載があった。

モートンイトトンボの解説には、L字状斑紋がある種は国内で本種のみとある。

この2種は近縁にあるとも書かれていたが、こんな事はあるのだろうか。

チョウについては斑紋異常など、ときどき変わった個体を見つけていたが、トンボの、しかも同定の特徴的な違いは初めだ。

この事実をどう解釈できるのか知りたいと思う。

近いうちに専門家に尋ねてみたいと思う。

モートンイトトンボ 全長 ♂23~32mm  ♀22~31mm

 未成熟♂ 

未成熟♀ 成熟♀

 成熟♀  未成熟♂ L字眼後紋

   L字が切れている

成熟♀ 未成熟♀

キイトトンボがすっかり黄色くなっていた。  全長は♂31~44mm ♀33~48mm 

連結  産卵 ♀の複眼は緑色 ♂腹部先端背面が黒い

(2020.7.1)