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エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

「自然観察」

2020-09-20 | 自然観察

コロナ禍で延期になっていた小学校の「自然観察」が、二班編成になったため、1回の開催となった。

先週一班を実施したが、以下はその前日の下見で得た情報写真。

実施の記録は2班が終わってからまとめたい。

 

 

     

          

  

        (2020.9,13)

講師としてのねらいは、いつもと変わりないが、

○いろいろな生きものが精一杯にいきていること。

○そして、それらがばらばらでなく、みんな助け合って生きていること  を実感してほしい。

 この小さな体験が、自然への関心を深め、自然保護の思いにつながればと願っている。

 

 

 

 


頑張れ

2020-09-20 | 自然観察

チョウの幼虫が頑張って成長している。

久々に訪ねた土手で、疎開したジャコウアゲハの幼虫が元気で育っていた。

  

   

心配なヒメシロチョウは3頭、やはり草刈りが早かったと思う。今後は時期を絞らなければ駄目だ。

   

     

ヤマトシジミ交尾   

ウラナミシジミ ツルフジバカマに産卵(マメ科)

   

我が家の庭のサンショウに、久々にカラスアゲハが産卵していった。今日、何気なく見ると終令のクロアゲハのわきに、カラスアゲハがいた。

クロアゲハ  カラスアゲハ 

ユキヤナギにはホシミスジの幼虫を発見。 なかなか見つけ難い。これまでも近くの食草シモツケには産んだことがないようだ。

 

みんな元気に蛹化してほしい。来春を楽しみにしている。


マダラナニワトンボ

2020-09-17 | 自然観察

ようやくマダラナニワトンボらしい♂の姿に会えた。

何度か訪ねる林道、止まりやすい枝が少なくなって、フジのツルやススキのとんがりに止まっている。

いつも遠くからの写真だったが、ようやく近くで会えた。

希少だからではない。彼も彼女も美しく、愛おしい。

   

  

ギンヤンマ、オオルリボシヤンマが静寂の水面を飛んでいる。 

  

   

アオイトトンボの産卵が盛んだが、他はいない。

    

  オオアオイトトンボ

近くの水路にマユアテアカネが。

    

    斑紋がおかしい感じだが?。

    

マイコアカネも少ない  

 

 アオサギ

 

突然、我が愛車の調子が悪くなり修理を依頼した。先日1年点検を終えたばかりなのに。

すぐには戻らないかも知れないが、代車を借りるまでもない。

戻ってからまた深まる秋を楽しみたい。

 


里山の秋 

2020-09-15 | 自然観察

里山依存症のわたくし、半袖半ズボンを山行きのズボン、長袖シャツに着替え、水筒にお茶と氷を入れる。

最近はクマ鈴を付けて、別にホイッスルも持参する。付いていけないばーちゃんがうるさい。

カメラは、常時55~250mmのズームレンズ、もう一台はクローズアップレンズ、SDカードを確認し、いざ出発となる。

先日の熱中症に懲り、近間のみを2時間程度の里山散策、嬉しい生きとし生ける虫たちとの対話だ。

何も忘れての豊かな幸せな時間を過ごしている。何も要らない贅沢な時間だ。

前回はトンボ中心、今回は短時間に出会った小さな自然を載せる。

 

  

  

 

 

  

イボクサ   ナギ      

  

庭で コミスジ  ニホンカナヘビ 庭で  (2020.9.11)


秋はトンボ

2020-09-13 | 自然観察

林道に出始めたマダラナニワトンボ数頭、いずれも遠い枝の先端に止まり、なかなかよく撮れない。

マダラナニワらしい♂が未だいないし、よく見かけた連結し打空産卵する姿はほとんど見えなくなった。

  

   

 

 

 

 

秋はトンボの季節、今日マイコアカネにあった。数年ぶりだった。

マユタテアカネ♂

       マイコアカネ♂

 

マイコアカネは顔面の美しい水色からすぐ分かったが、トンボも同定が難しい。

ヒメアカネらしいのもいた。

 

アキアカネ  

ショウジョウトンボ♂ 

オオシオカラ

イトトンボは秋を迎えて、連結し水辺に集っていた。

          アジアイトトンボ

        ミヤマアカネ

 コバネアオイトトンボ♂

アオイトトンボ 

 

月に一度の検診を終えた。

ついこの前、車の1年点検を終えたが、我が輩の部品交換はコロナで延期になっていたが、10月に決まった。

特別支障なければ現状維持で良いのに・・・。もっとも劣化を伴うらしい、壊れてからでは大変だ。

数十回繰り返した辛い入院はもう御免だ。

このところの天気、午前中は相変わらず暑いが秋を感じさせる青空、でも午後は雲行きが悪くなり雨降りが続いている。(2020.9.11)

 

 

 

 


食草の草刈り時期が問題 ヒメシロチョウ

2020-09-09 | 自然観察

秋の季語〈虫時雨を知った。(ブログ「千曲川歳時記」) 

早暗し雷雨のあとの虫時雨 とへたな句を詠んでみた。

最近、日が短くなった。部活の終わりが6:30分と言う萌えちゃん、雨に会いながらの帰宅は今日も7時を回った。

6時を過ぎると、もう真っ暗だ。心配するばーちゃんは、いつも携帯で無事の帰宅を確認している。

突然の雷雨だ。ちょっと前から来そうな予想が付く。

 

陽が差した午前中、土手にヒメシロチョウを確認に。

間違いない3化が数頭、刈り残しオアシスに舞っていた。

 

  

ヒメシロが求愛活動をしている茎に、羽化直後の蛹が見えた。    ↓

 

例年より2週間ほど早かった2回目の一斉草刈り、ちょっと早すぎたのではないだろうか。

終令近い幼虫や蛹が沢山犠牲になったのではないかと推察する。やはり、事前の検討が欲しかった。

個体数が少なすぎ、また来春の発生が心配だ。

ジャノメチョウもすっかり減った。元気なのはモンキチョウ、ヤマトシジミ、ツバメシジミくらい。

 

 

 

 

刈り取りから2週間、すっかり新芽が芽吹く。所々にウマノスズクサガ目立つ。

今年の収穫、ツルフジバカマ、ウマノスズクサの混成する部分を刈り残してもらおう。

ジャコウアゲハが盛んに産卵している。

 

 

 ミヤマアカネ♀  ナツアカネ♂

ツバメシジミ モンシロチョウ♀ 

 ダイサギ

コロナ禍で延期になっていたJ小の「自然観察」が来週出来るようになった。今年は2回の計画だ。

今年は、いつもの林の中を止めて、土手の散策しようかと考えている。

雨の時は、「葉っぱの観察」  そろそろ指導案作成だ。 

 

 

 

 


ヒメシロ3化 乱舞 不思議発見(ツマグロキチョウ)

2020-09-06 | 自然観察

ヒメシロの里では、ヒメシロチョウ3化が乱舞していた。例年とほぼ同じ発生だ。

    

 

      

          

          

不思議な発見があった。

食べないはずのカワラケツメイに産卵を繰り返すキチョウを発見した。

    

もしやツマグロキチョウでは?と胸が高鳴った。でも、見た目ではキタキチョウだが・・・。

キタキチョウの食草はネムノキやハギ、ヤハズソウなどのマメ科だが、マメ科でもカワラケツメイやクズは食べないはず。

キタキチョウが間違えることはないと思うが。

しかも、ツマグロキチョウは福島県では準絶滅危惧できわめて稀だ。

分からないことが一杯だ。                  (2020.9.5)

 

                           


秋を迎えて

2020-09-05 | 自然観察

 

  

クロアゲハミドリヒョウモン

黒い赤トンボ 遠くて逆光

 マダラナニワトンボ

  

ノシメ♂アキアカネ

マユタテアカネ 交尾  秋 チョウトンボ♂

アオイトトンボ

♀   アオイトトンボ♂とオツネントンボ♀ 異種間連結コバネアオイトトンボ

  ヤマアカガエル

   


成熟したコバネアオイトトンボ 

2020-09-02 | 自然観察

自覚症状もあり、しばらく体調管理のため、自粛生活を。

先日、ようやく♂の美しい複眼を見ることが出来た。

コバネを中心に、アップしていない写真を集めてみた。

  成熟した♂ ルリ色の複眼が美しい。      

                   ♀            

  アオイトトンボ 

   オオアオイトトンボ      

         クリーニング

  アジアイトトンボ未成熟♀   

  

 アゲハ サンショウに産卵 ノシメ♂

 オツネントンボ

体調を整えて、元気に秋の里山を巡る日を楽しみにしている。

 

小さな虫の美しさにあらためて感謝。

窓からの心地よい風をうけながら、

あの、隔離された小さな池の端のヤブの中を想った。

大自然に、ひとり美しいいのちの宝石を見つめた。

豊かなときにしばし、時が止まった。


黒い赤トンボ発生  熱中症に注意

2020-08-31 | 自然観察

例年通り、湿地から離れ林道へ姿を見せたマダラナニワトンボに再会できた。

遠く、高いフジのツルに止まる黒いトンボ。確認しにくかったが、橙色翅の基部や胸の模様から断定した。

眉状班

    

♂     昨年までの指定席だった枝が倒れ、止まれる場所が少なくなった。

 おっとりしたトンボ、近づいて、いつもらしい魅力的な姿を撮りたいものだ。

これから2ヶ月は観察できるが、例年少なくなっている。なんとか生息し続けて欲しいと願っている。

           

   ソバの花 (2020.8.30)

 

【 昨日の事件  熱中症 】

猛暑の中、約2時間の散策、途中何となく変調、熱中症を心配し急いで帰宅した。

これまでにない発汗は、シャツは絞るほど。

シャワーを浴び横になるも、貧血症状と異常な脚の吊りかたに苦しんだ。

娘と孫を応援に頼む。小一時間の応急処置でなんとか安らぐ。

救急車を呼ぶ騒ぎだったが、意識はあり脚も徐々に回復した。

夜になってもときどき足が吊った。

ずっと昔買ったパナソニックハンディマッサージャーを思い出し助かった。

今回は 症状1,症状2,症状4、症状7 などに該当したと思われる。

  症状7で、準備は十分だったが補給が少なかったと反省している。

  歳も歳だし、いつものばーちゃんの忠告に耳をかたむけるように猛省したい。

  なんとか戻りつつある体調、

  しばらくは、不要不急の外出に当たる里山散策は「厳禁」とのばーちゃんのお達しを受け入れることにしたい。


土手の草刈り

2020-08-30 | 自然観察

孫のサッカー練習、小学校までの送りを頼まれた帰りに土手に寄った。

びっくり、2度目の草刈りが既に終わっていた。ジャコウのためのウマノスズクサ群生部分もすっかり刈られてしまった。

例年9月10前後だったが、大分早い。3化のヒメシロ発生との関連はどうだろうか。また、我が家からの移住させていた幼虫は無事に羽化し出来ただろうか。

いずれにしろ、草刈りについて総合的な考察をまとめたい。

苦労して掲げた啓蒙看板は、外れて汚れて転がっていた。

  

  

春の草刈りで残されたオアシスは健在、ツルフジバカマ満開の紫の花園だった。

嬉しいことに、5~6頭のジャコウアゲハが舞っていた。

ヒメシロのために残したツルフジバカマの島に、所々ウマノスズクサが元気にツルを伸ばしていて、かなりの幼虫卵を確認出来た。

しばらくは、この島を継続残したいと思った。

 

  

  

 

坊主の土手には、ツバメシジミ、イチモンジセセリ、モンキチョウなどわずか。ジャノメチョウも炎天下に隠れ家がなくなってしまった。

 

河川事務所へtel  草刈りは8/24実施と分かる。昨年より3週間早かった。

今後のヒメシロ3化の発生を見守りたい。

 


今日も新しい発見 

2020-08-26 | 自然観察

里山を巡ると、いつも新しい発見がある。

異種間の連結を発見 
 コバネアオイトトンボの状況を見に池の周囲を散策した。

白い粉が吹いたアオイトトンボが多く、オオアオイトトンボやコバネアオイトトンボはほとんどいない。

コバネも池を離れだしたが、今日も♂は見られなかった。

アオイトトンボも連結し始めたが、今日は珍しい異種間連結を発見した。 アオイトトンボ♂が、♀のモノサシトンボと連結していた。

交尾もするのかしばらく見ていたが、飛び立つ瞬間に離れてしまった。

ネットで調べると異種間の連結の記録はたまにあり、交尾、産卵の例もあるようだ。

 

 

オオトリノフンダマシを初めて見た

よく図鑑で見ていた鳥の糞に似たクモの仲間だ。橙色の独特な紡錘形の繭のようなものが糸に張られていた。

これは卵のうだと思い近くを探すと、カヤの葉裏に鳥の糞を見つけた。 初めて見たオオトリノフンダマシだ。

ネットに 《卵のうは紡錘形、長径32mm,短径12mm位. 淡黄色~褐色, 500~600卵. 黄褐色の卵のうを2~4個作り,

       自分のひそんでいる葉の近くにつるしておく.》 とあった。

動きを見たかったが、、クモはネバネバして気持ち悪くて触れられなかった

オオトリノフンダマシと卵嚢

 

  モンシロドクガを見る

     幼虫の写真(ネットから)

真っ白な蛾を見つけた。普通は前翅後縁部に薄い茶色の紋があるがほとんど見えない。 幼虫は、黒色地に、黄色~オレンジ色の帯と白色の紋があり、

見たことがありそうだ。

 

以下は、今日のお友達

  

オナガサナエ♂ コノシメトンボ交尾

ミドリヒョウモン ウラギンスジヒョウモン

シオカラトンボ♂  

ノシメトンボ♀ 

チョウトンボ♀  シオカラ♀

ノシメトンボ♂ 

オオチャバネ イチモンジセセリ

アオイトトンボ コバネを思わせる眼

     皆白い粉を吹いている

 オオアオイトトンボ♀

         少ないコバネアオイトトンボ♀ ハラビロトンボ♀ 痩せ蛙オリアオガエル ソバつぼみ  サワギキョウ 

 マユタテアカネ未成熟♂ 

ダイサギか  メジロ

 

マダラナニワトンボ未だ見られず。

炎天下の林道は応える。汗ひどし。水分補給しながら早めに退散。            

                      今日の会津若松市の最高気温 36.0 (13:52)  久々の猛暑日なり (2020.8.26)

 


虫たちも夏ばてか

2020-08-24 | 自然観察

 

暑さのせいか、皆元気がないようだ。見る側の体調もあろうか。

今日は、エゾトンボの同定をするつもりでいたが、やはり、ピントが合わなかった。次回は時間をかけて挑戦。

       エゾトンボ?

ノシメ マユタテ オナガサナエ♂ 

  アキアカネ       

        マユタテアカネ

 アキアカネ      ヌマトラノオ

 モノサシいずれも♂か

  コバネアオイト

 スジグロシロチョウ     

ヒメシロチョウ 草刈り後の新芽に産卵 数頭のみだが 3化の発生だろうか?

  アオイトトンボ

♀ 

ミドリヒョウモオン

 オオチャバネセセリ  

  

 ヤマキナダラマ ハラビロトンボ

ツルフジバカマ満開  ヒメシロ姿なし  これから3化発生と思われる

 

     ♀印象が違う


夏の終わりの里山 

2020-08-24 | 自然観察

いよいよ9月、これからしばらくはマダラナニワトンボとの再会を期待して里山を巡りたい。

おそらく発生はもっと早いだろうが、林道で見られるのは8月末だ。

林道を行ったり来たりするのはエゾトンボの仲間だろう。我が輩にはホバリングしてくれないとうまく撮せない。

  エゾトンボ?

オナガサナエ♀ 

 マユタテアカネ

リスアカネ? コノシメトンボ?

 ツリガネンインジン 

ゴマナ ユウガギク

勢力拡げるオオハンゴンソウ キアゲハ無心に吸蜜 キアゲハ♀ クロヒカゲ 

ヒメウラナミジャノメ ヤマキマダラ

オオチャバネセセリ 

コチャバネセセリ イチモンジチョウ  

  

 

オオアオイトトンボアオイトトンボ

  コバネアオイトトンボ♀

  

(2020.8.22)

 

 


盆明けの里山

2020-08-19 | 自然観察

週末、森の仲間と裏磐梯へ行く予定がある。

足腰が少し心配、途中で置いて行かれそうな気がするので、ちょっと準備歩行を。

登山靴が重く感じるほど、スマートになり過ぎた。(当日は長靴にする。)

 

以下、盆明けの静寂の中で出会った友達を紹介する。

近くの蓮の池、春に大がかりな作業をしたようで、例年より葉も花も少ない。

 まだまだ元気。♀は見かけない。

クモの糸に揺れる モンシロチョウ♂

ギンヤンマ産卵  

シオカラトンボ交尾♀ 

ネキトンボか? 

 オオイトトンボ

クロイトトンボ アマゴイ

 アオイトトンボ 

 サトキマダラヒカゲ

  オニヤンマ産卵

オミナエシ カラマツソウ

 ツリガネニンジン 

キンミズヒキ ツユクサ

チョウトンボ ♂単独産卵

チョウトンボ産卵 キトンボ

オオハンゴンソウ  シータテハ

秋 ノシメトンボ♀

オナガサナエ 

ルツボノコンギク

ガガイモ ユウガギク

コバギボウシ 

 可憐 きれいだ。 ツマグロヒョウモン♂

マユタテ お疲れ様

  コバネアオイト♀ ♂の青い眼を見たい 

 コナギ ワレモコウ

 暑さにめげず、暑さにめげない精一杯のいのちを見つめた。(2020.8.18)