澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

映画『グレイテスト・ショーマン』を見る

2018年02月20日 19時41分03秒 | 音楽・映画

 きょう、映画「グレイテスト・ショーマン」を見てきた。

 この映画の音楽は「ラ・ラ・ランド」と同じ作曲家によって作られているらしい。これを音楽映画、ミュージカルとして見るのか、実在の人物を描いているのであれば、ある程度、歴史的背景を考えさせられる映画なのかなど、いろいろ考えてみたが、結局、よくわからない映画だったとしか言いようがない。

 人種差別、障害者差別がはっきりと描かれている映画だが、その問題意識を深く掘り下げるのでもなく、「みんな仲良く」みたいな歌の合唱で終わってしまう感じ。
 音楽に関して言えば、19世紀末の米国にモータウン・サウンドみたいな黒人音楽や、サラ・ブライトマンのようなポピュラー音楽風アリアなど、ありえたはずもない。この映画に出てくる音楽はすべて、マイクロフォンやPA(拡声装置=パブリック・アドレス)がなければ、成立しないものなのだから。

 まあ、細かなことはいい、楽しめればいいじゃあないか、と言われればそれまでだが、娯楽性という点でも、イマイチだったような気がしてならない。
 

映画『グレイテスト・ショーマン』予告A



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