毎日新聞社刊行の「台湾ノスタルジア」は、日本統治時代の建築物を数多く採り上げている。通常の旅行ガイドブックは、あたかもこれらの建築物について触れることを避けているかのような印象を受ける。だが、故宮博物院を訪れるだけでは、台湾の歴史は分からない。故宮博物院は、蒋介石が大陸から移転させた文物の保管所に過ぎないからだ。彼にとっては、南方の島に過ぎない台湾は、仮の住所に過ぎず、故宮博物院は、彼の権力の正統性を示す象徴だった。
われわれ日本人にとっては、旧・台湾総督府(総統府)、台北帝国大学医学部病院(台湾大学病院)をはじめとする日本時代の建築物を訪ねることで、身近に歴史を感じることができる。
(旧・台北博物館 現・国立台湾博物館)
(博物館の1階フロアー)
(博物館の天井ステンドグラス)
(旧・専売局庁舎)
(旧・専売局庁舎)
(旧・台北放送局 現・二二八記念館)
(現・国立中正中学校)
(旧・台湾総督府 現・総統府)

(北投温泉博物館)
(旧・台北帝国大学病院 現・国立台湾大学病院)
(病院の内部)
われわれ日本人にとっては、旧・台湾総督府(総統府)、台北帝国大学医学部病院(台湾大学病院)をはじめとする日本時代の建築物を訪ねることで、身近に歴史を感じることができる。














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